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1等車コンパートメント(ソフトクラス)内。
ロシア号の1等車は2人用のコンパートメントになっています。昼間は座席として利用し、夜はそのままベッドとして使います。同じスペースで4人使用している2等車と比べると(2段ベッド)広々として贅沢です。車内は掃除が行き届いておりとても綺麗です。また、ソ連を代表する優等列車のためでしょうか、内装も綺麗に出来ています。鏡やハンガーも付いていました。「シベリア」という言葉のイメージから考えると、そこを走る列車のイメージとは少し離れている感じがします。 |
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コンパートメント入り口天井部。
列車に乗ったら楽な服装に着替えることをお薦めします。ベッド(座席)を上げると大きな物入れになっていますので、車内で必要な物だけを取り出して不要な大きな荷物はしまっておくのが良いと思います。さらに。必要な物は天井にある物置場に置いておけばきれいに片づけることが出来ます。ソ連の列車の旅にかかわらず全ての旅に言えることですが、パスポートと貴重品は常に身に付けておくことをお薦めします。私は夜行列車に乗る時は、ベストの形をしたメッシュの貴重品入れをシャツの下に身に付けていました。 |
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車内の通路。
こちらも本当に綺麗になっています。車掌さんは毎日1回はコンパートメント内・通路・トイレ等を本当に綺麗に掃除します。通路の敷物は毎日替えてました。外の雪や泥の付いた靴で入ると申し訳ない感じで、デッキで泥を落としてから入りたいものです。汚れているのは窓ぐらいです。窓は乗客が写真を撮ったりするために、乗客自身が拭いています。 |
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トイレ。
日本の列車も同じように、ここだけはすごく綺麗とは言えませんが、女性の方でも抵抗感を感じるほどでは無いと思います。問題はトイレットペーパーです。あまり質の良くない物ですが、置いてあればまだ良いのですが、いざと言う時に無いと大変ですので持参することをお薦めします。 |
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車両デッキ部分。
通路の扉を隔てここは結構寒いです。左が外へ出る扉で右が隣の車両に行く時の扉です。どちらも重厚に造られていて、すごく重いので開閉時には気を付けて下さい。車両と車両の間にはホロがありますが所々穴があいており、冬は外の寒さと同じ状態です。まして列車は走っているので、下を見るとちょっと恐くなります。注意に注意を重ねて、気を引き締めて渡って下さい。 |