ヴェンゲン駅（WAB）。
今回は、メンリヒェン（ハイキング）を目指します。インターラーケンを出発しラウターブルンネンでWABに乗り換え、ヴェンゲン（標高1,274m）に到着します。ヴェンゲンからはユングフラウを見ることが出来る一方、ラウターブルンネンのU字谷も下方に見え、山の中に包まれた感じの所です。ミューレンと同じくガソリン自動車が入ってこれないので静かな所でもあります。落ちついた雰囲気の所なので、山々を見ながらカフェのテラスで絵ハガキを書くのも良いかも知れません。

メンリヒェンからヴェンゲンを見下ろす。
ヴェンゲンでロープウェイに乗り換えれば、8分程でメンリヒェン（標高2,230m）に到着します。こちらのロープウェイはシルトホルンのものより恐くありません。

グリンデルヴァルト方向を望む。
メンリヒェンは、ユングフラウ地区の真ん中にある小高い山（標高2,343m）で、ここからのアイガー・メンヒ・ユングフラウ3山の眺めは素晴らしいものがあります。山の上は広々とした草地が広がり、各方向へのハイキングの出発地点になっています。3山に向かって歩くクライネ・シャイデックへのコースは起伏もほとんど無く、どなたでも楽しむことが出来ます（約1時間30分：お薦め）。冬はスキーのスタート地点になっているとのことで、こちらも絶好のスキーコースがたくさんありそうです。

ゴンドラでグルントへ降りて行きます。ヨーロッパで1番長いゴンドラ（？）とのことで、所要時間も約30分かかります。ちなみにこのコースを歩いて下って行くと4時間以上かかるとのことです。グルントからはWABに乗り、グリンデルヴァルトでBOBに乗り換えてインターラーケンに戻ります。インターラーケン・ヴェンゲン・メンリヒェン・グルント・インターラーケンの周遊コースの切符は、インターラーケンの駅で購入することができ、22.8SF（1/2）です。