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インド洋に面する西オーストラリア州の州都パースと、太平洋に面したシドニーを結ぶインディアン・パシフィック号は、世界でも代表的な大陸横断列車です。全長3,961kmの鉄路を約64時間(3泊4日)かけて走ります。 |
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途中、大陸南西部のナラボー平原では、478km(東京〜京都間に相当)にもわたって一直線に走り続けます。これは、世界最長の直線鉄路です。車窓に見えるのは、どこまで走ってもアウトバックの世界。夕陽が地平線のかなたに沈む風景は、時間が止まってしまったかのように感じさせます。 |
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1等寝台には、1人用のRoometteと2人用のTwinetteがあります。Twinetteには、洗面台・トイレ・シャワーが付いています。Roometteにはシャワーが付いていませんが共同シャワーが、その車両の最後部についています。また、食事も付いています。 |
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Roometteの室内。
ベッドは壁に収納されており、引き出して倒すと寝台になります。少し狭く圧迫感を感じる人もいるかも知れませんが、部屋を出てラウンジカーへ行って交流を深めるのも楽しいものです。 |
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Roometteの室内。
上段を引き出すと洗面台・下段を引き出すとトイレになっています。一番上部には飲料水も出ます。その他、鏡・衣装棚等もあり、実にコンパクトにまとめられています。 |
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