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パリ(北駅)で出発を待つブローニュ行401列車。
パリからドーヴァー海峡を越えてロンドンへ向かいます。401列車はパリを8時02分に出発しブローニュ(港)に10時26分に到着します。ここで船に乗り換え、ブローニュ(港)を11時30分に出航しフォークストン(港)へは12時20分(イギリス時間)に到着します。今度はイギリス国鉄(BR)に乗り換え、フォークストンを12時55分(イギリス時間)に出発して終着駅ロンドン・ヴィクトリアに14時24分(イギリス時間)に到着する予定です。途中、船旅を含めたおよそ7時間30分の国境越えです(約420km)。 |
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出発してまもなく、ドーヴァー海峡越えのルートが変更になってしまいました。船がブローニュの先のカレイより出航することになったため、この列車もカレイ行になります。401列車はパリ・ロンドン間のfull servicesの一部なので、指示通りにしていれば問題なくロンドンに着くことが出来るので安心です。列車内で船の乗船券とロンドンまでの列車の切符を購入することが出来ます(BR部分1等車で391FF)。後で気がついたのですが、BRの1等車に乗っている人はいませんでした。2等車で十分と言うことです。 |
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カレイ駅。
右の建物の中でパスポートチェックが行われ、乗船して行きます。建物前にはフランスとイギリスの国旗が掲げられていました。この駅で降りる人は、みんなドーヴァー海峡を渡る人達ですので、足早にパスポート・コントロールへ向かいます。これで雪でも降っていたら、さながら青森駅や函館駅の青函連絡船への乗り継ぎと同じ情景になる感じです。 |
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イメージ:冬の函館駅(1984年頃)。
青森から青函連絡船の深夜便を利用して函館に着きました。渡島当別に行くため、朝の一番列車の出発を待ちます。駅構内は静まり返っており、乗客は会話することもなく、足早に列車の中に入って行きます。「津軽海峡冬景色」の世界です。 |
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パスポート・コントロール前。
荷物を持ったまま、フランスの出国手続きをします。この後、大きな荷物は乗船場の直前で預けることが出来ます。船内はどこに座っても自由なので、荷物を預け身軽な船旅を楽しめます。船の行き先もフォークストンからドーヴァーに変更になりました。 |
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