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ソ連第2の都市レニングラードは、モスクワにはない独特の雰囲気があります。美観を考慮して建てられた建築物が、帝政時代の歴史と風格を感じさせるからでしょうか。レニングラードは運河の街でもあり、大通りから一歩脇道に入ると落ちついた雰囲気の所が多くあります。 |
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エルミタージュ国立美術館。
宮殿広場の北側に建つエルミタージュ国立美術館は、ブルーの壁と白い柱のコントラストがとても美しく、眩しく感じます。この建物を見る人に帝政時代の栄光と気品をも伝えるでしょう。館内のコレクションを見ずにこの建物だけ見てもレニングラードへ足を運んだ価値があると思います。パリのルーブル美術館・ロンドンの大英博物館と並ぶ、質量ともに世界屈指の美術館と言われる意味が分かります。 |
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街の露天商。
シベリア鉄道で下車した街でも露店は見かけましたが、大都市になるとその数ははるかに多く、街のいたる所に露店を見つけることができます。アイスクリームのお店は人の列が出来るほど人気があります。寒くても、とにかく何をするのにも並んで待ち耐えることが、この国では常識です。 |
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フィンランド湾沿いの団地。
レニングラードの中心部から6km位の所(地下鉄のプリモルスカヤ駅)に巨大な団地群があります。北緯60度のレニングラードの冬の寒さは半端ではありません。肌が切れるような寒さに、危険な感じを受けることもあります。 |
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路面電車とトロリーバス。
シベリアの街を含めソ連の都市の交通機関として、路面電車とトロリーバスが頑張っています。しかし、路面電車の線路は整備されておらず線路が波を打っています。それでもスピードを出して走っているのですから、脱線しないものかと心配して見ていました。 |