「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」を薦める回。
オフライン・シングル・ファンタジーRPGの中では、個人的に現行HDコンソール向け日本語タイトルの中で三指に入る出来。さらに、洋ゲーのなかではかなり日本人向けだと思います。
TESほどの自由さや広大さ、物量はありませんし、革新性などは感じませんが、逆に安定感があり、ストレスや不安や難解さやグロさもなく(Z指定なのは一般人を殺害することも可能だからのようです)、とっつきやすいゲームになっています。
たしかに不満や要望もないわけではありませんが、それはどんなゲームにもつきものでして、全体としては丁寧に、こだわりを持って作られていると感じます。さすが金銭愛よりゲーム愛を選んだ?人物のつくったゲーム(会社)だけあります。
クエストのストーリーもなかなか作り込まれており、マップも親切、武器やスキルもそれぞれが楽しく、キャラも洋ゲーにしてはかなり軟らかい感じの美人がつくれます。
そしてとにかく、世界を探索するのが楽しすぎます。
ほんと、続編がないことが惜しまれます。
内容に比してあまりに無名すぎるのと、カート・シリング氏及び38Studiosの顛末にちょっとだけ心を動かされていることもあって、今回はあえてしつこくオススメしてみました。
酔いやすい人はカメラの感度を下げることで、原色がきつすぎる人はテレビの彩度を落とすことでだいぶ改善されますので、ぜひ!
これが終わったら、ボダラン2とHALO4があるので、もう来年まで娯楽に不自由しなそう。