足回りを引き締めよう
＜サブテーマ＞以下に車を速そうに見せるか！

　チューニングへの第一歩としてまずは足回りです。足回りを交換することで、
見た目もかなりかっこよくなり、車が速そうに見えますし・・・。(笑)　　　　
まずノーマルの状態から一番最初に手を加える場所は、ホイール(タイヤ)及びサ
スペンションが理想でしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
サスペンションとホイールの交換順序ですが、最初にサスペンションを交換して
１００ｋｍぐらい走行して、馴染ませてからホイールの交換をします。この時に
アライメントも同時に調整します。（アライメントは絶対調整してください。）

サスペンションの交換は、基本的にライトチューンでは車高を下げる目的で行い
ます。私のような走り屋でもないのに車をいじりたいという人は、結構見た目を
重視する人が多いと思います。スカイラインの純正の足回りは非常にバランスが
よいので、なるべく純正にフィーリングが近い物がお勧めです。　　　　　　　
走り屋でなく街乗りがほとんど（無理な運転をしない）という人ならばバネのみ
の交換で十分だと思います。バネレートはせいぜい３〜４ｋｇで十分です。　　
それ以上は乗りごごちは悪くなってしまい普段の生活に支障がでてきてしまいま
す。（あの走るために生まれたインテグラタイプＲでさえ４ｋｇぐらいです）　


車高ダウンは、だいたい３ｃｍぐらいがベストです。　だいたいタイヤとフェン
ダーの間に指が１本から２本入る間が、とても上品な車高ダウンと言えるでしょ
う。それ以上下げると下品な見た目になってしまいますし、ダンパーの底尽きな
どがでてきてしまいます。それ以上の車高ダウンをする場合は、ダンパーとのセ
ットを買ったほうが安全上よいでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　

こんな感じでばっちりでしょう！

次にホイールです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ホイールを選ぶポイントとして　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
前輪　２３５／４５／１７　オフセット　＋３２〜＋３５　　　　　　　　　　
後輪　２５５／４０／１７　オフセット　＋３５〜＋３８　　　　　　　　　　
です。見た目ではこれがきっと最強でしょう。（悪魔でも見た目）　　　　　　
タイヤの太さは、ノーマルのパワーでは少し太すぎますがこれが一番かっこいい
太さで、速そうに見えます。（駆動系はノーマルパーツでも全然平気です）　　

さらに大きい１８インチでもいいのですが、車の個体差でもしかしたらリヤタイ
ヤがボディに干渉する可能性があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　
（１８インチは１７インチより外周が少し大きくなってしまいます）　　　　　
また１８インチにすることによって、タイヤの重量が増えるため、車の加速や、
ブレーキという性能は１７インチより確実に落ちます。安全と乗りごごちをある
程度求めるなら、１７インチがベストセッティングだといえると思います。　　

ホイールのオフセットは、私の場合は前輪が＋３２、後輪が＋３８です。　　　
Ｒ３３の足回りは、車高を落とすとタイヤが内側に入り込んで行くため（他の車
もみんなそうですが）車高を落とすと太いタイヤが入るようになります。私は上
記のオフセットでほぼ「つらいちセッティング」です。問題なければ私と同じを
お勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ホイールの種類ですが、これは求める見た目によってことなります。高級感を求
めるならば、ＢＢＳなどのメッシュ系ですが、速そうにみえるというのがこのコ
ーナーの目的なので私はスポーク系をお勧めします(笑)　　　　　　　　　　　
スポーク系の中でも速そうに見える（足が軽そうに見える）ホイールは、スポー
ク１本１本が長く、ホイールいっぱいに広がっている物が速そうに見えるといっ
た傾向があります。（下記写真参照）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　

     

同じ１７インチのホイールでも右と左では、左の方のホイールが大きく見えませ
んか？これが車に実際に装着されると、もっと顕著に差が現れます。　　　　　
ホイールの構造（製造方法）にも違いがあるのですが、左のホイールは１ピース
といわれる構造で、すべての部品がひとつになっている物です。　　　　　　　
右のホイールは、ＤＩＳＫ部分とリム部分が別の部品で構成されており、ネジな
どで繋ぎ合わされています。（２ピース、３ピースと呼ばれます）　　　　　　

レースカーなどは、基本的に１ピースが使用されることが多いようです。（軽く
て丈夫なため）またＶＩＰカーなどは、ホイールの堀が深く見える２ピースなど
のものがよく似合います。（２ピースなどは、リム部を縁せきにぶつけて傷をつ
けてしまった場合などにリムのみ別個で部品交換ができるといったメリットがあ
りますが、ちょっと１ピースに比べて値段が高い）　　　　　　　　　　　　　
スカイラインのような車は、１ピースのスポーク物をが似合うと思うのでこちら
をお勧めします。