大阪・南九州紀行―7―


ところで司書は、単独で長距離ツーリングに出るたびに雨に降られてまして、またその雨は全て豪雨だったりします。お陰様で大勢の皆様から『最強の雨女』という称号をいただいたりしてます。

北海道に行った時には、台風崩れの熱帯低気圧を連れての上陸だったしね。で、今回も九州に雨を降らしに行くのだろうと散々、色んな人に言われてましたし、本人も結構不安でした。しかしまぁ、お陰様で7日間で降られたのは最終日のみ。豪雨と雷雨のダブル攻撃には参りましたが、それでも6日間天気に恵まれたのはラッキーだったと言えましょう。雨女の称号を返上できなかったのは残念ですが、豪雨と共に移動するという汚名だけは……返上できたということにしておきます(笑)。

バイクに載せられる荷物には限界があります。特に一人だと、担げる荷物の重量にも限りがあるので、着替えなどは最低限に抑えなくてはなりませんし、でも気温や天気の変化に対応できるだけの準備は必要です。で、司書の場合は半袖のTシャツと長袖のTシャツをそれぞれ7枚用意して、下着と靴下は必要分プラス1日分。寝る時に履くズボン、防寒用のフリース素材のベスト、春用と夏用のジャンパー、雨合羽を用意しました。基本は重ね着で、冷え込んできたらベストを加え、更に雨合羽を重ね着して空気が入るの遮断する。これでかなり暖かくなります。そして着た衣類は汚れ物――下着や靴下など、洗濯しないと身に着ける気にならないもの――と、準汚れ物――重ね着したTシャツの汗になってないものとか、あと1回くらいは着られるもの――に分けておきます。こうしておくとまず、着るものが足りなくて困るようなことはありません。まぁ、毎日汗をかいたら、これでも足りなくなるんですけど、その時は現地で調達して汚れたものは宅配便で自宅に送るようにしています。で、フェリーとか、温泉によってはタオルが用意されていないこともあるので、タオルも持参するわけですけど、司書の場合はフェイスタオルを1本、あとは日数分のタオルハンカチでまかないます。身体を洗うのはタオルハンカチ。水気を拭くのはフェイスタオルにしておけば、1週間くらいは大丈夫です。これで荷物が減らせます。ヘアドライヤーやバスタオルもあれば便利ですけど、荷物になるのと50%の確率で各施設で用意されているので持参したことありません。

最後に次のツーリングに持っていこうと思うもの。耳掻きか綿棒。それから爪切り。これは途中で必ず使いたくなるんですよね。家にぎょうさんあるので買う気にはならないし、かさばらないので次回こそ!!


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