リベンジ・北海道紀行―4―


7時に朝食。部屋に戻って7時30分からガオレンジャー見て、荷物をまとめて出発。

まずは日本の最北端・宗谷岬を目指す。宗谷岬でソフトクリームを食べる。これも美味。それから宗谷岬名物のピロシキも。日本最北端の灯台を見上げて、旧日本海軍の偵察用施設跡を見物。どうでもいいけど、いや、よくないけど、この日もべらぼーに風が吹いてる。風力を示す鯉のぼり風のんが地面に完全に水平になってるどころか、バタバタ暴れてるのでうんざり。突風が吹くたびによろける。ついでに言うと、道路を走ってる時に突風が吹くと車体が為す術もなく平行移動するくらいで、バイクやったらえらいことになりそうな感じでした。

土産物屋の奥に流氷博物館があるというので、覗いてみた。その辺に流れ着いた流氷が保管してある巨大冷凍庫の中に熊とかキタキツネとかの剥製が置いてあって、ふと見ると、出入り口付近には冷凍食品の箱とか魚とかが置いてあって、これを純粋に博物館と呼んでいいものかどうか、しばし考えてみる。その後、日本最北端にあるガソリンスタンドで給油。最北端での給油証明書をもらった。ちょっと嬉しい。

それからクッチャロ湖へ。クッチャロ湖は白鳥が渡ってくる湖として知られていまして、湖畔には観察のための施設とか、あとキャンプ場もあったりして。バーベキューをしてるグループもあったけど、冷たい強風の中で食べる肉は美味しいのかと思ったり。

適当に切り上げて中頓別に。中頓別では中頓別鍾乳洞を見物するつもりが道をどうにか間違ったらしくて、峠越えの山道に迷い込む。戻るにも、方向転換できるようなスペースがなかなか見つからず、そうこうしてるうちに濃霧――正確には誕生したばかりの雲が周囲に充ち満ちてしまって、こりゃ、どうにもたまりません。冬場、チェーンを装着するために設けられたスペースでUターン。何とかかんとか国道275号線に戻る。

ここで2時間くらい時間をロスしたので、音威子府の道の駅で遅めの昼食。味噌ラーメン。デザートはソフトクリーム。北海道のソフトクリームって、なんでこんなに美味しいんやろうと思うくらい濃厚なミルク風味に感動したり。

そっから美深温泉へ。到着は4時頃。ちょっと時間があるので、朱鞠内湖道立自然公園まで足を延ばしてみる。ここは最北端にある人造湖であり、日本最寒の記念碑がある場所やったり。掌の形の複雑な形状が何とも美しい。

美深温泉にチェックイン。温泉を堪能して、夜ご飯。茶碗蒸しがプリンのように甘い上に栗の甘露煮が入っててびっくり。新神岩温泉の食事についてた茶碗蒸しも甘くてびっくりしたけど、ここのは更に強烈に甘くて、デザートとして頂きました。ちなみに北海道の茶碗蒸しは総じて甘いとミツグさんに教えてもらってたので、あんまりショックはなかったです。

食後、もっかい風呂に入って寝る。


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