スキー上達のためのテクニック



この部屋はスキーが上手になる方法を考えます。


技術的な解説ではなく、どのような手段が有効か?

ということを考えて行く部屋です。




堅苦しくならないで、簡単にコメントしたいと思います。

@ 自分より上手な人と滑れ!
A 自分の現状を把握しろ!
B 人に教えると自分もうまくなる!
C 練習種目の意味を理解しろ!
D 道具に頼れ!
E とにかく数を滑れ!
F できるのにできない技術があるって知ってた?
G モチベーションを高めて維持しろ!

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@自分より上手な人と滑れ!

これは上手になるためには必須の条件です。その上手な人というのがきちんとした滑りをしてる人ならば
なんにも習わなくても、自然とひっぱられていきます。
これは、自分も「あんな風に滑れたらいいな」と思うことで頭の中にイメージができるからです。
このイメージというのがとても重要で、イメージを持ってないで漠然と練習してる人は上達をなかなかしません。
イメージは写真よりも動いている実際の人間の方が確実に上達ははやいと思います。
また上手な人が段階的にいると、さらにグッド!
あまりに技術の差がありすぎると、イメージができてもまったく真似ができませんので・・・・(^^;
イメージが上手にこしたことがないですが、自分よりひとつ上の級の人などのイメージなどがちょうどよいと思います。

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A自分の現状を把握しろ!

あなたは自分が滑ってるいる姿をビデオ等で見たことありますか?
もし見たことなければ、たぶんあなたは勘違いしています。
「自分が上手に滑れていると思ったことがありませんか?」
そういう人はビデオを見るとかなりショックを受けます。自分がかなり予想と違う滑りをしているから・・・・
スキーが上手な人で自分の滑りを見たことがない人というのは存在しないといっても過言ではありません。
またスキースクールなどで「こうやって滑ってください」と言われて、やってるつもりなのに
「まだ動きが足りませんねぇ」と言われたことありませんか? その時あなたは心の中で
「これ以上どうやってやるんだよ?」と思ったことありませんか?
でも実際は言われる通りで動きが足りないのです。
ビデオで見ればあなたも納得するはずです。足りてませんから・・・・・。
そう言った意味で
ビデオで自分の現状の滑りを把握するということは、上達する上で重要なポイントとなります。

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B人に教えると自分もうまくなる!

自分が努力して習得した技術を教える場合、自分のやってきたように教えればいいわけですが、
自分が何気にできていた技術を他人に教えるということはとても難しいものです。
例えば、あなたはどうやって歩いているんですか?と聞かれた場合答えることはできるでしょうか?
極端な質問の例えですが、ほとんどの人は悩んでしまうはずです。
他人の不得意なところは十人十色です。自分が知らぬ間にできていたことを改めて
見本となって示すということは非常に勉強になり運動の理解度が高まる
ことでしょう。
逆に不得意なことを見本と見せなければならないこともあります。自分だけの練習だと避がちな滑りも
滑らないといけないことになるので、この機会に自分も練習してしまいましょう。
また、人の振り見てわが振り直せということわざがありますが、
他人の滑りを分析することで、自分の欠点も見えたりします
他人の滑りを分析することはとても重要な練習です。


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C練習種目の意味を理解しろ!

スクールである練習種目を教わった。ひたすらその練習をした・・・。結果知らないうちに上手になった。
それも間違った方法ではありません。しかしこれは遅い上達の方法です。
スキーの技術に無知な頃は、練習方法で何が矯正されるのかがわからずやっている時期が必ずあります。
たぶん習っときは指導員の方がきっと理由を教えてくれたのでしょうが、習う側に「運動要素の理解力」、
「言葉の意味の理解力」が少ないので馬の耳に念仏状態なんでしょう。
言われたことをその場でやる。しばらく習わないと忘れてしまう・・・・。又は自己流になってしまう・・・。
誰もがそんな時期が必ずあるのは仕方がないことです。その時期をはやく切り抜けられるかどうかで上達の
早さが変わってくるといえます。

練習種目というのは、普段の滑走状態からひとつひとつの運動要素を分解したものです。それがどの部分の
矯正練習なのかを理解することで普段の滑りに活用&気にかけることができるようになります。
練習種目を滑ってる時ばかり気をつけても、普段の滑りに戻った瞬間に忘れてしまうのではなんも意味がありません。
この状態はだいたい2級に合格したばかりの技術の方がほとんどあてはまる傾向があり、自分が上手に滑れている
と錯覚をおこす時期でもあります。
本当にスキーが上手になると、スキーを上手に滑らす理論的なところまで自然に理解ができてくるようになってくるはずです。
あなたは「種目の意味をわかってる人」、「わかっていない人」のどちらですか?


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D道具に頼れ

あなたの道具は最近のものですか?
ここ数年のスキー板の進化はものすごいです。もうパソコンのCPUと同じぐらいの速さで進化しています。
最近の滑りの技術はすべてカービングスキーを履いてる人のための技術になってしまいました。
だからノーマルスキー板を履いて、スクールに入っても先生が困ってしまうんです。カービングスキーを履いてる生徒と
履いてない生徒を区分けして教えるわけにはいかないですからね。
カービングスキーは、本当に楽にターンができます。 最初は自分が上手になったのではないか?と思ってしまうほどよく曲がります。
はっきりいってそれは勘違いです。しかしそれはそれでいいじゃありませんか。カービングスキーの楽しさをまず味わうべきです。
今現在の技術はスキー道具ありきでなりたっています。検定にも受かりやすい板と受かりにくい板があります。
その板を見極めて行ける人が、スキー上達の早い遅いにも関係すると思います。


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Eとにかく数を滑れ!

スキーは滑った数が多いほど上手になるスポーツです。慣れが大部分を占めるスポーツといってもいいかもしれません。
ただし、「雪に慣れたなぁ」というぐらいのレベルからは習うということは必要です。いくら慣れのスポーツといえど、正しい滑りを
理解しないで滑りこめばただの自己流になってしまう
からです。一番やかっかいなのはある程度滑れる自己流です。
これはなかなか治りません。そうなる前に正しい知識を見に付けてしまいましょう。
後は、滑りまくればOK(笑) 最初はがむしゃらに滑るだけかもしれませんが、滑り込むうちに必ず考えれるようになります。
5回スキー場にいったら1回はスクールにでも入ることをお勧めします。そうすれば、バッチリですね!


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Fできるのにできない技術があるって知ってた?

最近感じるんですが、「できるのにできない技術」って沢山あるんだなぁということ。
さて、「できるのにできない??」ってなんですか?ということですが、簡単に言うと、
教えてもらえばすぐにできる腕前(技術)を持っているのにやり方を知らないとか、
聞いたことがないから知らなかったという技術
です。
これは、特にカービングスキーが今みたいに流行する前のスキーヤーに多く当てはまります。
ノーマルスキーで1級を持っていたが、カービングスキーを履いても昔の滑り方をやめないから、ちっとも上手にならない。
最近の2級スキーヤーにも劣る。。。。なんてことが実際に起こっています。
これは1級相当の技術を持っているのに、最近の道具の使い方を知らないだけなのです。
もっとスクールを活用しましょう。 スクールは技術もさることながら、知識も高めてくれます
スクールに入ったら、急に滑りがよくなった。なんて話がよくあります。
スキーは1日や2日でいきなり上手になれるスポーツではありません。 でも上手になった・・・。
これは最初からそれぐらい上手になるポテンシャルをその人は持っていたわけです。 
それを指導した方が引き出してあげたんでしょう、
上達する速度が緩やかになったらポテンシャル以上の技術に挑戦してるってことでしょうかね?(笑)


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Gモチベーションを高めて維持しろ!

スキーに限らず、スポーツの上達を促すために必要なものはモチベーションです。
体力や運動能力というものももちろん上達に関係ありますが、モチベーションが高い人ほど上達が早いと言えます。
そのモチベーションとは、「スキーが楽しい」と思えているか?ということです。
上達をすればするほど、上達する速度はゆっくりになっていき、壁にぶつかることが増えてきます。
「検定に何度も落ちて諦めかけたり」、「自分のイメージ通りに滑れない」、「昔の方が上手に滑れていたなぁ・・・・」など。
そうなってしまうと残念ながら上達は頭打ちとなってしまいます。
「自分はまだまだ上手になれる自信がある!」 と根拠もなく思っている人は上手くなります(笑)


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