23-24シーズン日記 Vol.19

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24年3月2日,3日
高峰マウンテンパーク 滑走23,24日目

高峰マウンテンパークにクラウン受験に行ってきました。
1日目は事前講習です。
昨晩圧雪後に降雪があったようで、新雪が10cm弱ぐらいゲレンデに積もっている状態です。




事前講習とプライズ検定の申し込み。




申し込みの様子です。
事前講習5000円。検定料5000円です。




ゼッケン1番をゲットしました。昨年も1番(^^;
別に狙ってるわけでもやる気を出してるわけではないんです。
スキー場に到着してから、着替える前に受付の様子を見に行ったまま面倒だから受付前で待ってしまうというのが2年連続で続いただけです。
昨年は緑番号がクラウンで、黒番号がテクニカルだったので反対になったようです。




事前講習は9時30分から。
ゼッケンを受け取って着替えてから数本滑ります。
が、すでに斜面状況は新雪が荒らされてボフボフ。
エッジの噛む感覚が得られません。




9時30分。事前講習の開会式です。
今日の時点でクラウン30名、テクニカル40名ぐらいはいます。




さて、コブ斜面ですが降雪によって完全に埋まっています。
事前講習の一番最初に全員で滑って掘り起こすことになりました。
入ってみると降雪の下の斜面はガチガチの氷斜面です。
嫌な予感しかしません。




今日の高峰高原は晴れですが、志賀方面は雲に覆われています。
晴れているエリアはこちら側だけですかね。




事前講習中。みんな真剣です。
ただ斜面状況がひどすぎます。
気温が中途半端で寒くもなく暑くもないので、雪質も微妙。
昼前になるとボフボフがゴロゴロしてきて斜面にうねりが出てきてもうはちゃめちゃ。

どの班も足をとられて転倒者が続出。
真剣にカービングしちゃうと転倒しちゃうかもしれないので、安全に滑るみたいな感じで受講する。



一方でコブ斜面。こちらもめちゃくちゃです。
もさもさの下は強烈な硬さ。
不整地を得意としない管理人は1本目はコースアウト。コレハマズイ。
前回ここに来た時の滑りやすいコブはいったいどこに?
同じスキー場とは思えないほど状況が違います。
恐らく先日の雨のせいですね。




不整地ラインは3本あるのですが、写真の一番左側のコースはスノーボード用だとかで滑走禁止。
右側の2本のラインを滑らなければならない。
ありがちですが写真で見ると滑れそうに見えるんですが斜面に立つとエグイんですよ。コレガ。
硬いし、わだちになってるし、深いし、途中で2段コブになってるし、リズムもめちゃくちゃ。
Youtubeでよくみるスキー動画も簡単そうに見えても相当大変なんだと思います。ハイ

管理人はシーズン中に数えるほどしか本格的な不整地を滑らない。
もう歳だし膝も痛い(^^; なので不整地の技術の引き出しがない。
不整地に行ったとしても、ハード斜面だと1回滑って「あー滑れん」となって2回目には行きません。
でも、今回は強制的に5回は滑りました。
不思議なことに3回目ぐらいから慣れてきてコースアウトせずに滑れるんですよね(^^; ミバエワルイケド
今回の教訓は、不整地は慣れる前にあきらめちゃうから上手にならないんだなと。
でも、やっぱりフリーだったら絶対にこんな強烈な斜面は滑らないです。ウマクナラナイコトカクテイ



明日の不合格を確実にしたので、認定料を払う分の予定の余裕が発生(笑)
前回同様にうなぎを食べに。




2700円です。うまー。
みったんさん、息子、娘よ 1人だけ良い物を食べてすまん。アーメン




さて検定日。快晴!
バーン状況は昨日と変わって、最高の斜面になっています。
コブ斜面は相変わらずですが・・・




滑走は総合滑降、大回り、小回り、不整地小回りの順番。
テクニカルは10番づつ繰り下がり、クラウンは5番づつ。
クラウン受験者はあまり増えない予定だったんでしょうね。




開会式までフリーで滑走します。
ただ、検定が始まるまで規制して入ることができないようになっているので、滑れるのはわずかな幅。
みんなきちんと譲り合ってるのですが、中には割り込んできてしまう人もいるので注意が必要です。
案の定、衝突事故が目の前で起こってしまいました。
幸い双方とも怪我はありませんでした。ヨカッター




開会式。うぉーすごい人数だ。
なんとテクニカル68名、クラウン57名の受験者。
昨年は56名と39名だから合計で30人も増えた。
そして昨年同様に

「他人の滑り動画をSNS等にアップロードしないこと」
と注意喚起が入った。
こういうことをちゃんと言えるスクールは偉いと思います。
でも守らない人はいるんだろうね。そういう人は「アップロードが良くないこと」と気がついてないだろうし。




さあ!総勢125名というちょっとした技術選手権の開幕です。




1種目目に向かってコートに入ります。ドキドキ
テクニカルが68名で、ポンポンとテンポよく降りてくる。
1人25秒ぐらいで、69番目の滑走となる。
30分ぐらい待ったかな。




1種目目総合滑降。
クラウン1番目なので、ちょっと緊張。
テクニカルより下手じゃーんとか言われたら悲しいので(^^;
正直、イメージと違うリズム変化になってしまいましたが、滑走中は失敗もなく成功もない感じでゴール。
しかしスタートの仕方を後悔。
ダラ〜っと出てしまった。
もっと勢い出さないとだめですね。
滑っている最中の感じは速度にかなり余裕があったので。
自己採点79。でも80出てくれー(祈り)

ただ、滑り終わって他の受験者の滑りを下で見ている時に、隣の人が「クラウン1番よかったな〜」と1番の自分がいるのを知らないで話をしていたのでちょっと嬉しくなる。ニヤリ



次に大回り。
125人待ちなので1時間は待ちます。
総合滑降よりスタート位置が下がった。
ちょっと下げ過ぎじゃない?とも思える。
更に少し気温が上がってきて雪が滑らなくなってきている。
総合滑降の勢いがちょっと足りなかったという感覚を、取り入れて板の走りを意識。
可もなく不可もなく終了。だけどやっぱりのろいな。
自己採点運が良ければ80。




小回り滑走のためにリフトであがります。
みんな恐らく緊張しているはず。

この頃から雲が大量に西から流れてきてゲレンデが日陰になってしまい気温が下がってくる。



さて小回り。
スタート位置は大回りと同じでした。
去年もそうでしたがこの斜度の小回りはどうやってすべればいいのかよくわからない。
急でもないし緩くもない。でもカービングがいいんでしょうけど。
まあとりあえず、今年練習してきたことを頑張ります。
腕の構えがちょっと遅れてしまってワチャワチャしてしまった。
自己採点79。これはちょっとダメかも。

ここからまた1時間ぐらい待って・・・・。
しかし寒い。激寒。



さて、どうしたもんか不整地小回りです。
斜面を移してアンテロープコース。
最初にみんなでデラをかけます。
去年も同じようにやりましたがこれをやる必要あるのかなと思う。
最初の15人ぐらいが有利なだけで結局掘れちゃうしね。
雪が入りコブがかなり埋まりました。




スタート前の様子。
みんな寒くて、腕をぐるぐるまわしたりしてアップしています。




滑走前の斜面。
うーむ、大丈夫かな・・撮影してる余裕があるなら考えろって?
左ラインのリズムが一定で人気でしたが、管理人は正面ラインで昨日練習していたのであえて正面で。
最初のデラがけのかいもなく、昨日よりも掘れてます(笑)
更に暗くなってしまって斜面が良く見えない上に、ピッチ細かい、硬い、丸くない、わだち形状、深い、リズムめちゃくちゃ。
何度もいいますが、不整地が好きでない人が斜面上に立つと画像で見るよりだいぶ恐ろしいんですよ(笑)
距離は逆にちょっと短いですね。なので見せ場は少ない。




怪我はしないようにしないと・・・。
さて、スタート!
のろい(笑)、いや呪いだ(^^;
滑っていて自分でも感じてしまうのろさ(笑)
まあ、破綻はしなかったが自分から仕掛ける余裕もなく、コブに合わせるだけの滑りとなってしまう。
自己採点 78。

はあ、終わりました。
最後の方は寒すぎて足先と指先の感覚がなかったです。
しかし疲れましたね。もう今日は滑るのをやめよう。
検定終了時間は14時すぎでした。



閉会式は15時10分から。
雪も降ってきていて激寒。

講評をまとめると
谷回りの捉えからターン速度を見ている。滑走速度が速いだけではダメ。荷重をすることで板の動きをとめてしまっている人は減点している。加速感のある切り替えが必要。板を上手に撓ませられてその力をうまく使えているかどうか。ショートターンはクラシカルな刻んでくるターンをする人とカービングターンをする人がいたがどちらも板のTOPが滑走方向に動いていることが点数を出す条件。不整地も同様に板が動いているか、自分から仕掛けられているかを見ている。 
とのこと。解っていても改めて聞くとなるほどと思う。

さて管理人の結果です。
総合滑降79
大回り80
小回り 80
不整地小回り79

ありゃー総合滑降79でしたか。滑走速度がのろかったからな〜後悔。
大回りと小回りは80ですか。これは意外。
特に小回りはこんな感覚で80もらっていいのか?と自分で思ってしまいました。ほんまかいな?
昨年の小回りよりはよかったかもしれませんけどね。
不整地は79もらえてびっくり。斜面の難しさを考慮してくれたんでしょうか?ひどい滑りでしたので。
今年の採点は昨年よりちょっと甘い感じがしますが、そこは主観ですからね。結果に文句を言うのは最低です。
クラウン合格者は4名でした。おめでとうございます。
昨年同様に、他の人の得点は掲載しないので点数一覧の写真は申し訳ありませんがありません。


今回、管理人の思った所感です。
斜面条件がいいと、スキーヤーの板を走らせるスキー技術差が顕著に見えてしまうなと感じました。
雪面からの圧がもらいやすい斜面がゆえに、走っていないのが一目でばれてしまう。逆に条件が悪いとみんな走りが鈍くなってしまってバランス勝負になってくる感じ。
春雪のグサグサ斜面とかだと、もしかしたら合格者の顔ぶれは変わってくるかもしれませんね。
良い斜面条件で大回りと小回りを評価してもらえたのはうれしかったです。ジマン!
ただ一般人の域を超えた変態上級者からは「何いってんだよ!同じ」と言われそうですけども。
不整地はシーズン中に滑りまくらないとダメですね。
管理人のようにコブを普段あまり滑りませんという人は、79より上は絶対に無理だと感じます。
そういう人は整地で1種目81を出す技術がないと合格は厳しい。
トナルト,ゴウカクハフカノウデハ?

ふぅ。
年に1度のイベントが終わりました。
受ける前は憂鬱でやる気がでませんでしたが、やはり楽しかったですね。
良い刺激になりました。
そして寒い中サポートしてくれた、てっちゃんには感謝です。
来年は受験するかわかりませんが、練習は継続です!


総合滑降79の動画
スタートの「だら〜」と「のろさ」を堪能ください。
ターンマキシマムに入る速度も全然のろい。
練習通りにはいかないもんですね。
総合滑降の動画
本当はこうやって滑るつもりだったの動画 スノーボードアブナイ!


不整地小回り79の動画
改めて自分で点数つけてもやっぱりよくて78。76かも(笑)
受験者全体が苦戦していたから相対評価なんだろうか?ソンナワケナイ
しかし練習通りにはいかないもんである。
不整地小回りの動画
本当はこうやって滑るつもりだったの動画 ナンダコノチガイハ?


雪山アプリを使用しています。
もしゲレンデで見かけたら気軽にコメントください。
直接リンク
https://app-api.yukiyama.biz/app/user?id=8ob11Y9NbJD



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