13-14モデルスキー板!試乗感想レポート 

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   http://www16.big.or.jp/~skijam/
   このように注意を書いても直接リンクしてしまうホームページがあります。とても残念です(T_T)

~前置き~
13-14シーズン中に販売される板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。
雑誌などは、基本ほめることしかできないですからね。

板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
記載されている記事を読んでいただければわかると思いますが、試乗感は人それぞれ千差万別です。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。
(試乗の順番や、体調、雪質なども感想に大きく影響しますのでここの内容がすべてではないことをご了承ください)

また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。
すでに書いてある感想が絶賛されていたとしてもそれは人それぞれ。 思ったことを記述してください。

又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。

試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。


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                     ↑↑ 11/12モデルの掘り出し物があるかも! ↑↑

13-14モデルの気になる板


OGASAKA13/4/27  SALOMON13/5/2  HEAD13/4/27

ROSSIGNOL13/4/27  VOLKL13/5/2  ATOMIC13/6/16

FISCHER13/4/18  HART13/6/16  NORDICA13/5/17

ELAN**/**/**  K213/4/18  BLIZZARD13/6/16

Re Ism**/**/**  KEI-SKI**/**/**  DYNASTER12/7/13

BLOSSOM**/**/**  VIST-SKI**/**/**  IDO-ONE**/**/**

STOCKLI**/**/**  BLUEMORIS**/**/**  KNEISSL**/**/**

MEGA WAVE**/**/**   BLASTRACK**/**/**  ARMADA**/**/**


評価は★★★3点:非常に良い! ★★☆2.5点:良い ★★2点:標準。 ★☆1.5点:もうひといき。 1点:残念。


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オガサカ
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①TC-SG 基礎小回り用



RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:TC-SVの方が好み。より上級者向けになった。
現在オガサカTC系+FLプレートを履いている人は履いた瞬間に「しっかり」「どっしり」という印象を持つ人が多いと思います。
管理人は当日借りる直前まで10/11モデルTC-SXを履いていましたが、しっかり感の差を感じました。 いや、板がへたっているだけか?(笑)
メーカーの人は12/13モデルTC-SVに薄いシートを追加して剛性感を追加したことで、ターン中にたわみ止まりが出て板が走ります。
と言っていました。 「剛性感」、「たわみ止まり」と言えばなんともインテリだが、簡単に言えば板が硬くなって上級者向けになった。。
滑り出すと「なるほど」たしかにしっかりしている。これはプルークスタンスでも感じることができる。
逆に高速域で大回り的なターンをしてもかなり安定しています。 ここはかなりいけてると感じました。
もちろん大回りモデルにはかないませんが、そこいらのオールラウンドモデルと呼ばれる板よりはいいかもしれません。
板がしなりすぎて弧が小さくなったり、失速することがない。
またTC-SGには170cmのラインナップがあり、これを選べば普段履きとして人気が出るかも。
一方、どっしりしっかりした分、今までのTC小回り系に比べ軽やかさがスポイルされている印象です。
ひらりひらりというより、グワングワンと回る感じです。
ただATOMIC TYPE-S系に比べればこれでもひらりひらりの部類だと思います。 何を基準に考えるかで評価も変わりますね。
たわんだ後の走りが元気なのでコブでは少し難しくなった感じ。 コブが苦手な人はちょっと苦戦するかもしれません。
管理人の個人的には12/13モデルTC-SVの方が操作に自由度があり懐が広い感じで好みです。
ここは完全に好みなのでなんとも言えませんが、TC-SGは1日乗ってるとちょっと疲れる部類の板に入ってしまったかな・・・・と。
とはいえ、癖もなくとても乗りやすい板なのは間違いありません。
TC-SVで物足りないと思っていた人は最高の相棒になるのではないでしょうか。
テクニカル、クラウンなどを超越した全日本を目指すような選手にはTC-SGがかなりオススメです。
一般的にはテクニカル以上の人にオススメかな。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★☆1.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:相変わらずのプレートとの相性が…。
低速ズラシや中~大回りの感触が良く、小回りの板だが大回りもそれなりにできるため、
165㎝を小回り、170㎝をオールラウンドとして使って見るのも良いかと思う。
コブではそれほど問題なく感じたが、このプレートになってからトップ側の感覚が掴めず、
整地での小回りは微妙なフィーリングで無理やり回すような滑りになってしまう。
使いこなせる人には良いのだろうが、SX、SE、SV、SGとずっと同じ感じで良い感触があまり無い。
板自体の感触は管理人さん同様に、昨年のTC-SVの方が操作性が高かったように感じる。
昨年試したTC-SVのFM600プレート版は非常に良い感触だったので、FM600版も試乗してみたい。


試乗者:koji 試乗日:2月16日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:165cm R12.8 雪質:TOPシーズンそのもの
小回り★★★3点 大回り★★2点 オールラウンド★★★3点
カービング★★2点、ずらし★★★3点 速度域:高速 中速、低速
印象:いかにもオガサカ的小回り専門板。準指受検に使いたい。
オガサカの技術選向け小回り専用モデルです。滑り出して、まず、自分が操作した以上に走ろうとしない。
その代わり、自分の荷重をかけていくとスムーズに加速するあたり、ああオガサカらしいなあ、という感じがしました。
いろいろな斜面で滑らせましたが、共通していたのは、板全体がひっかかる感じがせず、板をテールから
ずらし回そうとする操作が容易だったことです。
ターン弧のサイズをいろいろ替えてみても、板がいうことを聞いてくれるのはいいなあ、と思いました。
また、自分が悩んでいる準指受検時の低速での動きがすごく楽に出しやすく、受検者にオガサカが多い理由が
少しわかった気がします(オガサカ使っている方からはハンデもらわないと)。
一方で、当方体重とパワーがあるからか、ちょっと速度を上げると板がすぐに回ろう、という感じがしましたので
高速での評価はちょっとだけ下げました。ただ、普通に使うには全然問題ないと思います。
このモデルには170cmのサイズがある、ということで、もし機会があったら是非乗りたいですね。


試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン&腐ってる
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
朝の綺麗な少し硬いバーンで乗りましたが、とても扱いやすい。
フラットな斜面であれば、八方の試乗会で感じた難しさを感じませんでした。
他メーカーのアグレッシブな乗り味に試乗しているとかなり普通な板に感じます。
オガサカだけを試乗している時と、他メーカーと一緒に試乗している時でも印象が変わりますね。
それでも従来のTC系に比べるとやっぱり硬くしなりを感じにくいと思います。
今までどおりのたわみを出すにはある程度速度が必要です。
とても扱いやすくオススメですが、管理人の足前では昨年のTC-SVの方が好みです。


試乗者:suzuki 試乗日4月13日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指

試乗場所:野沢温泉 試乗長さ165cm 雪質:春の軟雪
小回り★★★.3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★3.0
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:よい板ですが。

昨年に比べて、板に若干の硬さが感じられますが、乗りにくいということはありません。
エッジのグリップ感覚は少しルーズに感じられますが、別に不安定ではなく、安心して乗れます。
切れ上がる感覚はありません。
その点、操作性に自由度があるのでしょうが、小回りで板の回転性や切れ感を重視する方には、
いまひとつという評価になる気がします。大回りから小回りまで問題なくできます。



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②TC-MG 基礎ミドル用(オールラウンド)


RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:大回り系オールラウンド
昨年のTC-MVにTC-SG同様に薄いフィルムを追加して、剛性感を出したモデル。
この剛性感についてはTC-SGの所と同じなので、あちらのインプレッションを読んでほしい。
技術選手権などに出場する人以外は、このモデルで十分大回り用として使用できると思います。
テクニカル、クラウン検定でもバーンによりますが通常のスキー場であれば十分な性能だと思います。
TC-LGを買う前に一度大回り用として検討して見る価値はあるでしょう。
スピード出しても安定しており、安心して踏んでいけます。
11/12モデルTC-MEは、従来のオガサカらしさが強く残っており高速になると板がしなりすぎてしまう
感じがあったのだが、このTC-MGは影を潜めました。
個人的にはTC-SGよりも、TC-MGの方がこの剛性感はマッチングしていると思います。
小回りモデルは小さいターン弧でしなりを出せた方が動きを表現しやすいと考えているので、TC-SV程度の
剛性で十分かな?と感じていますが、弧が大きく滑走速度があがってくるとこのMGぐらいが適正だと思います。
現時点で13/14モデルのアトミックを履いていませんが、TYPE A系などと迷うことになるでしょう。
スキー板の素直さではサンドイッチ構造のオガサカが一歩上かもしれません。
また、やはり大回り系なので小回りをするには少しテクニックが必要だと感じました。
当然ですがTC-SGと同じ操作だと、足元に板が帰ってくるのがゆっくりとなってしまい弧が大きくなりスペースを必要とします。
結果、小回りを積極的に行うには捻り操作を多めにいれる必要があります。
それと意外に低速の動きが表現しやすいなと感じましたので低速にも◎をつけておきます。
やはりTC-SG同様、テクニカル以上にオススメしたいです。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★☆1.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:MGは疲れる…。
オガサカ 八方バージョンと比較のために試乗してみた。
Happooneが硬くなった位置づけのようだが挙動は全く異なり、装着プレート違いの影響なのか
板自体が硬くなった影響なのかわからないが、トップ側の存在が希薄に感じられ、SG同様に
小さいターン弧を作る滑りがやりにくい。
また、貼りつくような感じがあって、ずらすのにも力が必要でMVやHappooneを単純に硬くしただけ
には感じられなかった。
疲れるため個人的には昨年のTC-MVや来期のHVの方が好み。


試乗者:koji 試乗日:2月16日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:172cm R18.8 雪質:TOPシーズンそのもの
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3点
カービング★★☆2.5点、ずらし★★★3点 速度域:高速 中速、低速
印象:八方を一日滑り倒せる板。
先に滑ったOGASAKA Happoone VersionのベースとなったTC-MVの後継機です。
その板とベースは同じなのですが、味付けは全然違いましたね。今風の滑りに合っている、という感じです。
内脚操作もしやすく、しかし外脚も伸ばしやすい。
ミドルからロングで一日滑るならこの板、という感じがします。低速もやりやすかったです。
小回りは、やや大きめの弧で滑るのがよさそうですが、コブで捻りを多用する場合でも十分こなしてくれました。
専用板に比べるとちょっと厳しいですが、普段使いなら問題ないですね。
1級からプライズ受検までこれなら一本でこなせるな、と思っています。



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③KS-MD 基礎オールラウンド


RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ170cm 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:軽い!コブ系オールラウンドモデル。
KEO'S AXのフルモデルチェンジになります。KEO'Sシリーズというとツインキール構造が代表的ですが、
このモデルはTCシリーズと同じサンドイッチ構造になります。
(オガサカの言い方はシェルトップ構造と言いますが)
板を履いた瞬間に「軽っ!」と感じました。 ただその感じ方は、今履いている板によるのでそこは人それぞれかな。
サイドカーブは170cmでR15.7。 いたって普通のSPECだ。
大回りをやるにはRが小さいし、小回りをやるにはRが大きい。ただそれがオールラウンドモデルなんだから仕方がない(^^;
小回り用にはKEO'S SDというモデルがあるようだが今回は試乗せず。
この軽さのまま小回りモデルになったらクルクルだろうと予想(^^; 試乗する機会があったら試乗してみます。
滑り出しても相当軽い。 ただ嫌な軽さではなく案外しっかりしているのに驚いた。
昨年なにげにオススメしていたKEO'S AXよりもしっかりしている印象で、こちらの方がオススメ度が高いかも。
本気の高速になると頼りなさを感じるが、普段滑りの大回り程度であれば十分こなしてくれると思います。
それよりも管理人がオススメしたいのは、滑りの軽さからくるコブでの操作性だ。
コブ系オールラウンドというジャンルを作りたくなった(^^;
これは一昨年、昨年のAXから同じ部類ですが、昨年はこの言葉を思いつかなかったので今回提唱します(笑)
しっかり感と、ルーズさ、楽さが絶妙なバランスだと思います。
1級、2級受験に最適でしょう。 テクニカル受験でも使えるかもしれません。
このモデルを使いこなせたらきっと上達も早いと思いますし、スキーの基本操作を学べると思います。
管理人一押しです。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm、170㎝ 雪質:良質な雪
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:コブスペシャル♪
何やらKEO'Sなのにサンドイッチ構造の板ということで興味を持ち試乗してみた。
165cm、170cm両方ともおもちゃのように軽く、170㎝の方が安定感が多少上回るような感じだが、
基本的にラディウスが異なる以外は操作性に大差はないように思える。
ずらしや振り回すのが自由自在でコントロール性は非常に高くて好印象。
特にコブの中での操作性は抜群で、試乗した中でコブは一番楽に滑ることが出来た。
反対に整地で踏ん張るとズルズル抜けて行く感じがあるが、ポジションに気をつけて乗れば
意外に高速で滑っても安定感を失わない。
1級を狙う人や指導員系の検定、普段楽に滑りたい人にも良いと思う。
気楽に滑るオールラウンドとして持つなら、フォルクルのプラチナムRかこれか?


試乗者:koji 試乗日:2月16日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:170cmR15.7 & 165cmR14.7 雪質:TOPシーズンそのもの
(170cmR15.7)
小回り★★2点 大回り★★2点 オールラウンド★★★3点
カービング★★2点、ずらし★★★3点 速度域:高速 中速、低速
印象:一級検定ならこれじゃね??
ケオッズに乗るのは久しぶりです。乗ってみて、板全体の軽さを感じましたが、弱い、という感じではなく、軽快という感じです。
自分の重みをかけて本気で乗り込むと板が負けそうですが、板の走りを阻害しないように体を動かせば、
普段使いとしては全然問題ないと思います。
あと、今回乗ったオガサカの板では一番コブに向いてました。
コブでも過度に走ることがなくて扱いやすく、早い動きからバンク気味迄全然こなせます。
深いところこの操作性は変わらず、一級検定でコブに入るときにきっといい武器になると思います。
(165cmR14.7)
小回り★★2点 大回り1点 オールラウンド★★2点
カービング1点、ずらし★★★3点 速度域:高速 中速、低速
印象:当方の体重に負け?(汗)
この板の170cmの後に乗ってみました。5cm短くなっただけですが、全然違いました。
板がクルクル回ってしまい、回り過ぎを抑えるのに苦労しました。
多分、この板の場合、ちょっと長めのサイズを選んだ方がいいような気がします。


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④Hakuba Happoone


FM600プレート
試乗者:管理人 試乗日2月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:たわみを感じやすいスキー。
「昨年のTC-MVから板の接着方法を変えた仕様がこの板です」とメーカーサービスマンの説明。
ただ「ぶっちゃけ昨年のTC-MVとほとんど同じです」とも言っていましたが・・・・(^^;
13/14モデルTC-MGと乗り比べると とにかく板のたわみを感じることができる。言い換えれば柔らかい。
ターン時にビンディングより前側部がグーンとしなり、よくもわるくも従来のオガサカの乗り味だ。
なので、ターン前半で前側へ乗り込んでしまったり、そのしなりに後半乗り続けるとと失速してしまう感じがある。
TC-MGよりも板がよくたわむので、脚力がなくてもOK。
ターン全域で板がしなっていて板のリリースがゆっくりなので失敗も少なく、スイートスポットも広い。
長時間乗っていても易しく疲れない。
その反面、TC-MGよりもターン後半での加速感は少ない。全体的にまったりしており、機敏さはあまりないです。
ウィークポイントと思いがちですが、それがこの板の良い所ともいえます。
TC-MGとサイドカーブは同じですが、よくたわむので滑る弧は小さくなりがち。
TC-MGの評価欄に「大回り用として使えます」と書きましたがこちらは大回り用として使うにはちょっとつらいかな・・・・。
ただオールラウンドモデルとして大回りをするのであれば、TV-SGやKEO'S MDなどよりよっぽどまともな大回りになります。
ですので、大回りは3点とします。 
もしこのモデルを買うのであれば、12/13モデルのTC-MVを買った方が安くていいような気がします。
八方尾根大好きさんにはオススメです。


試乗者:ぽぺー 試乗日2月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ172cm 雪質:良質な雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:これは良いオールラウンド!!
八方尾根での試乗会だからこのモデルがあったのか、物珍しさに惹かれて乗ってみた。
板のたわみが出しやすくトップ側の挙動が掴み易く、整地から不整地、低速から高速、
いずれの状況下でも乗りやすく、オールラウンドとして秀逸だと思う。
逆ひねりを使用した滑りにもマッチしているため安心して乗ることが出来る。
八方で試乗した中では一番感触が良く、スピード対応力と快適性を総合すると一番だが、
昨年のTC-MVと同じような感じらしいので、買うとしたら値段の差からMVの方を選択かな。


試乗者:koji 試乗日:2月16日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:172cm R18.8 雪質:TOPシーズンそのもの
小回り★★2点 大回り★★2点 オールラウンド★★★3点
カービング★★2点、ずらし★★★3点 速度域:高速 中速、低速
印象:八方を、外向傾バリバリ使って、ときにウェーデルンも交えて楽しく滑り倒そう♪
TC-MEをベースに硬化剤の厚さ?を調整した、八方向けの板、だそうです。
乗ってみて、板全体がたわんで斜面をソフトに捉える感覚がありました。
山回りでターン後半板に長く乗るのが楽しくなってきます。
また、いわゆる今風の滑りをしようとすると、板がやや拒絶するような感じがしました。
内脚に乗ろうとすると板があまり回らない、A単位をやろうとするとイマイチずれが出ない。
一方で外向を使って板を操作しようとすると板がよく動く感じがしました。
特に、セントラルやコブ斜面でウェーデルンをすると楽しくて仕方がなかったです(笑)。
教程を忘れて、自由自在に滑るのがこの板の持ち味をフルに出せると思います。


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⑤KS-MS

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい
小回り★★★3.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:素晴らしい操作性。 スキーを簡単と思わせてくれるスキー板。
テールをずらすことがとにかく容易で、初中級者が小回りを練習するには最適な板だと思います。
2級受験などを考えている人には是非とも履いてもらいたい板。もちろん1級受験でも使えます。
面白いのはサイドカーブが上級モデルのTC-SGと同じということ。
10/11TC-SX、12/13TC-SV、13/14TC-SG、そしてこの13/14KS-MSとオガサカはこのサイドカーブが
かなり気に入っているようです。
ただサイドカーブが同じでもフレックスやトーションが柔らかいからかTC系とは違い、板が雪面に対して粘らず
す~っと素直にずれてくれます。
そのため、この板は小回りの種類がワイパー系でも許容してくれます。 
最近の板でありがちな、丸い回転弧を描くという行為を強要してこないと言った方がいいかな。
購入時にKS-MDと迷うと思いますが、あちらの方がオールラウンド向け。
そしてMDはプレートがFL or FM or 無が選択できますので、FLプレートを選ぶと少し上級者向けとなります。
ともかくひっかかり感が皆無なので、初心者にも安心してオススメできるまじめな板です。
これからスキーを本格的に習い始める人などには是非オススメしたい板です。


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⑥TRUIN SL

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:TC-SGに産毛が生えた。
TC-SGとの差は少し毛が生えた程度です。すぐに乗り比べましたが本当にレース用なのか?と疑いたくなる。
基礎で使うにあたってTC-SGを選ぶか、TRUIN SLを選ぶかは正直好みです。 どちらでも問題はない。
特にこのFLプレートモデルは、POLE滑走では頼りないと感じてしまうだろう。
「基礎スキーでも使ってください」とオガサカが気を利かせてラインナップしていると思えます。
サイドカーブは、TC-SG117-67-104に比べて120-67-101とTOPが広く、テールが細いため、基礎板よりも縦に
抜けていくのが狙いらしい。そして5%ロッカー構造・・・。
が、TC-SGにやはり毛が生えた程度しか差はない・・・・と思います。
目をつぶって日を改めて乗ったら区別がつかないかも。さすがに同じ日に乗ればわかると思いますが。
試乗しているレーサーの人と話をしましたが、オガサカはやはり特殊だと。
POLEでオガサカを乗る人はオガサカに乗り続ける。
逆に、外国メーカーに乗っている人はオガサカは頼りないと感じてしまうと。
その通りだと思います。
FLプレート、もしくはFMプレートのTRUIN SLは基礎板だと思うので・・・・。
それかJr用かな。


RC600GRプレート
試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:真ん中だけが硬くなって、動きがまったり。
正直、あまり好きではありません。
変な例ですが、身軽な侍に刀ではなく重い斧を持たせてしまったような・・・・。
たしかにどっしり感は出ますが、外国メーカーのようなグリップの強さを感じません。
操作感は基礎板っぽさがかなり残っています。なのに動きはRACE系のようなグワーンと回る感じ。
なんというのかアンマッチに感じてなりません。 
全日本に出てしまうような本物の基礎スキーヤー、本物のレーサーにはいいのかもしれませんが
テクニカルレベルのパンピースキーヤーにはオススメしません。
GRプレートを基礎で使用するのは、相当な足前、もしくは体重、脚力が必要だと思います。


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サロモン
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http://www16.big.or.jp/~skijam/
①X-RACE MAX

Zビンディング
試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:安定感と軽やかさの高バランス。
13/14サロモンはトップDEMO系、RACE系ラインナップが統一されてX-RACEという板になります。
長さ違いでプロポーションが異なり、サイドカーブも大きく違う。
選ぶ長さによって小回り、オールラウンド、大回りといった具合に性能が異なる。
サロモンのメーカースタッフは「この板はどんな滑りにも対応します」と言っていましたがよく考えると他メーカーも同じですよね。
例えばオガサカ。TC-SG,MG,LGとラインナップがあるが、基本的な板の構造はほとんど同じで長さ違いで用途が違う。
名前やデザインがわけてあるというだけで、同じ名前でデザインが一緒だったらサロモンと同じなわけで・・・。
このX-RACEという板自体は、とてもしなやかな板です。
とんがった部分がほとんどなく、滑っていてガツンとくる部分やビュッと前に勢いよく出てくる感じがあまりしない。 
常にグググとゆっくり動きたがる挙動を示します。 ある意味失敗が少ないスキー板といえます。
これはビンディングの違いに関係なく感じることができます。
試乗した165cmの板にはZビンディングが装着されていましたが、これで安定感も十分です。アイスバーンも滑れます。
正しく乗ると板がよくたわみます。そしてしっかりしている乗り味です。
板が雪面に張り付くようにしなり、エッジがロックすることもなく とても素直でよい印象です。
ターンの幅を出しながら滑ることも容易で、自由に弧のサイズを作っていける。
印象としてはこのX-RACEという板は比較的上級者向けの板の印象です。 テクニカル以上にオススメします。
サロモン好きにはたまらない板ではないかと思います。

尾瀬岩鞍 エキスパート下部「アイスバーン・馬の背・片斜」
といった悪い条件でも、大きく回りたがる小回り板です。
X-RACE Zビンディング 管理人小回りの動画


Xビンディング
試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ170cm 雪質:そこそこよい
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★.3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:安定感と強さを持っている。
170cmは、165cmとはフィーリングが少し異なりオールラウンド的な乗り味になります。
操作感は同じですがレスポンスが異なる。
当たり前ですが170cmの方がまったりしており、弧が大きくなる。
このXビンディング仕様だが、実はATOMICにも装着されているXビンディングと同じ。
XビンディングとZビンディングのモデル関係は、昨年のATOMICと同じような印象。
Xがついているとより上級者向けということだ。
真実は不明ですが、サロモンもATOMICもスキー板の開発ベースは同じなのかもしれませんね。
どちらもアメヤスポーツですし(^^;
管理人が、X-RACEを購入するとしたら、Zビンディング仕様でいいかな。
Zビンディングの方が楽なので。 大会でここ一発!なんて場合はXでしょうか。
ATOMICよりも板がやわらかく綺麗にしなるような気がしましたが、雪質にもよるのでここはなんとも。
大きくグワングワンと回りたがる印象を持ちました。
ATOMICのXビンディング装着板同様に足元がしっかりした板です。
170cmの選択は1本でなんでもという人に。
テクニカル以上にオススメです。

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②X-KART MAX

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ164cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:なんじゃこの板は!昨年同様反則でしょ。
メーカーサービスマンいわく「昨年から少し変更したけど、乗ってもわからないと思います・・・・」
と言われる。 だったら手間かけて変更する必要ないんじゃね?と思ったが(^^;
やはり、管理人が乗っても明確な差はわかりませんでした。
雪質、エッジ状態、ワックス状態が違えば同じ板でも同じに感じることはないので、これなら昨年モデルを
安く購入した方がいいですね。
操作感は、昨年と同じ印象で「とにかく軽い」です。自由自在に板が振り回せる。
なのに安定しておりしっかり踏んでいける。 「なんじゃこの板は?反則だろ」と言葉が出てしまった(笑)
脚力がなくてもなんの問題もありません。
ひねって操作してもOK、ひねらないで操作してもOKです。 どちらも受け付ける操作性の広さ。
そして意気込んだ尖った部分がない。 昨年から言っているがチャライスキーなのだ。
けなしてるんだか、褒めてるんだかよくわからない文面ですが、
管理人的には昨年同様に小回り板として一押しの板なのは間違いないです。
少し回りすぎる感がありますが、これくらいやってしまってもいいんじゃね? みたいな。
オガサカのようにまじめな板もいいが、サロモンX-KARTのように「スキーが純粋に面白い!」
と思わせてくれる板の存在も非常に大事だと思います。
この板でまじめに考えては駄目です。 いいんです楽しければなんでも(笑)
普通の一般スキーヤーにも是非履いてもらいたい板です。 一般の人でも楽しいと思える板は重要です。
スキーが面白いと再認識できる人が多いと思います。


試乗者:suzuki 試乗日4月13日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指

試乗場所:野沢温泉 試乗長さ164cm 雪質:春の軟雪
小回り★★★.3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★3.0
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速
 低速
板の印象:切れは感じないが。
これは意外に良い。滑り始めて唸ってしまった。ATOMIC SCのような切れる感覚はないのだが、優しさを感じる。
非常に安定しており小回りから中回りまで自由自在。
鋭いエッジ感が好みの人には評価低いかも。
しかし、このような感覚は、外から見てると切れてるか、ずれてるかは内面的なものが大きく、ほとんどわからないんですけどね。
小回り板に関し、私の中で評価が高かったのが、atomicのSC SXと、ブリザードSRC、とこれです。



試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ164cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:チューニングで基礎っぽくなる一面。
今ままで昨年、今年と試乗した板は、たぶんメーカー出荷状態に近いだったと思うのですが、丸沼高原で試乗した板は
チューンナップショップ アクティブFが、自信を持ってチューンした板を試乗させてもらいました。
今までの自在感や軽やかさが少し身を潜め、少し上級者向けのターン弧となる。
ここで言う上級者向けのターン弧とは、横ずれが少ないTOP方向に板を進めて行く、RACE系の動きに近いターン弧のこと。
その変わり、安定感と切れが増した感じ。 ほほぉ、チューンナップでこうなるのか。 みたいな。
ただ嫌な感じではない。 自在感、軽やかさが減ったとはいえ十分にX-KARTの魅力は残っている。
ターンの始動のやり易さ、抜け、走り、安定感は丸沼高原で試乗した板の中でぴか一だ。
今回はチューンナップ後の方が基礎っぽい板という印象。。
チューンナップを頼む時に、ちゃらいスキーか、基礎っぽい板がいいか。 どちらを選ぶかはスキーヤーしだいです。
X-KARTほしいなぁ。 でも楽をしてはいけないというMな精神も(笑)


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③24 HOURS MAX

試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ170cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:オールラウンドとしてはかなり優秀。
すごく普通な板です。昨年も同じことを書いたような気がしますが、とにかく普通だ。
扱いやすくて、操作性も抜群。 へんな癖もない。
試乗会ではきっと印象に残らない板ですが、それがこの板のよさだということに気がつければ儲け物です。
こんなことを書くとオガサカみたいな印象を持ちますが、オガサカよりはエッジグリップ感がはっきりしている。
オガサカの板はグリップ感を探りながら滑る感じですが、サロモンはそれがなく安心して踏んでいける。
と言うか、探りながら滑る板はオガサカぐらいんなんですけど。(そこが懐の広さであり、弱さでもあるんですけどねー)
ですので、安心して踏んでいける普通のオールラウンドの板がほしい人は是非ともオススメ。
他にオールラウンドというとフォルクルのSWなどだが、あちらよりしっとりしている印象。
どちらかというと昨年のSWの方が近いが、オールラウンドというより小回りっぽい動きだからなぁ。
ともかく、スキーの基本を学びたいけどオガサカはちょっと・・・・という人は是非オススメです。


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ヘッド

①SUPERSHAPE MAGNUM

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ163cm 雪質:そこそこよい
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:くるくる回るオートマチック機
13/14モデルからSUPER SHAPEという赤文字の機種がなくなるため、実質小回り板としては
このMAGNUMが担うことになる。
滑りだすと自動的に小回りになります。雪面をなめるように板がたわみ板が回りだす。
いつでも曲がっていたい板で、直線的なシュプールができる部分がないような印象です。
丸い円が連続的に自動で描かれるてるとでもいいましょうか。
自由に動かそうと思えば動きますが、どちらかというとサイドカーブに支配された弧の作られ方です。
だからといって違和感などはあまりなく、素直なサンドイッチ系の操作性です。
癖のないオートマチック機がほしい方にはオススメです。


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ロシニョール

①SL9

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ170cm 雪質:そこそこよい
小回り1.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:相変わらず不思議な挙動。
ロシニョールのSL系の板はフルモデルチェンジをしたとのこと。
と聞いたが、どこがどう変わったのか見た目ではよくわからない。聞き間違いかな?
さて、履いた瞬間になにか他のメーカーと違う。 なんというのかベタっとしているのだ。HARTとも違う感じ。
うーむ、ちょっと怪しいオーラを放っている(^^;
で、滑り出して「うぉー昨年のアサマ試乗会と同じ!」と叫んでしまった。
外足を動かすと、ぐるんと向きを変えて真横に板が入ってくる。 アイーン状態。
これはちょっといただけない。
いろいろなメーカーを試乗しているが、こんな挙動をするのはロシニョールだけだ。
谷回りで足を出したら動いてはいけない。 板が仕事をして板が回るのをひたすら待つ感じ。
テール側を踏んでいくとTOPがすごい勢いで中に入ってきてしまうので非常に乗りにくい。
管理人的にはオススメしません。
正しいスキー操作を覚えるには向いていないと思います。


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②DEMOα


Softタイプ
試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:アイスバーン+ザラメ雪
小回り1.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:おぉ!これもロシニョール。
Demo系は基本継続らしいが、乗り味はSL9とすごく似ていると思いました。
外足をスキーヤーが動かさないで、ひたすら回ってくるのを待つ感じ。板に仕事を完全に任せる滑りだ。
昨年はアサマ2000、今年は尾瀬岩鞍、丸沼高原でロシニョールに試乗したがどれも同じ挙動。
エッジのせいなのか不明だが、これはちょっといただけない。
数あるメーカーの中で今年はロシニョールが管理人が全く乗れないメーカー認定です。
来期からは外足をしっかり踏んでいきましょう!という教えに変わるらしいが、そんなことをしたらこの板は全く使えないかも。
個人的にはオススメしません。
正しいスキー操作を覚えるには向いていないと思います。


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フォルクル

①Platinum SW 基礎オールラウンド

試乗者:ぽぺー 試乗日2月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:良質な雪
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ロッカーでなくてよい。
昨シーズンまで通常キャンバーの板であったが、今シーズンからロッカー板になった。
この変更に伴ってトップ側が内側に入る感じが多少弱まったように感じた。
全体的な動きに影響が出るほどではないが、この板はキャンバーでこそのオールラウンド板
だったのになにか持ち味がなくなってしまっと思える。
整地、不整地を問わず軽い操作で楽に滑走が可能で、相変わらずのオールラウンド性が
高いのは間違いないんですが・・・・。
この板のチューニングだったのかエッジが強めで、特にテール側が引っかかるのが気になった。
それと来期モデルのデザインは個人的にいただけない(笑)
購入するならば昨年のキャンバー板のモデルを選びたいかな。


試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ166cm 雪質:ぐさぐさ&アイスバーン
小回り
★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ひっかかりがない板。
昨年モデルはキャンバーのSD路線だったのだが、来期は前後ロッカーのCD(緑の板)と兄弟になったそうで。
166cmに乗ったのですが小回りがすごくやりやすい。
テール側をうまく裁けると切り替えで板が適度に走り、とてもリズミカルにターンができる。
具体的には後半にグッと荷重をしてあげると板が走る。その動きを阻害しないで切り替えるととてもスムーズだ。
フロントとテールがロッカーということことからか、TOPのかかりとテールのねばり感がなく、シュッと抜けてきます。
長い荷重によるずらしをコントロールするというよりも、短いエッジングでコントロールする方がよい感じ。
これはこれでありです。
フォルクルで迷ったらこの板でいいかもしれません。


試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ173cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:やはりひっかかりがない。
166cmの乗り味と比べると、やはり安定感がでますね。 小回りがやりにくくなった印象はあまりありません。
ゲレンデで普通に使うのであれば173cmでいいかもしれませんね。
SDと乗り比べると、乗り味が全く違うことに気がつく。
SDはキャンバー。SWは前後ロッカーだ。
アサマの試乗感想を書いた時、ひっかかり感がない板と書いているが、改めて強くそう感じた。
TOPのかかり感、テールエッジの踏ん張り感がSDと比べるとあきらかに弱く板が短く感じるのだ。
個人的にはテールがロッカーになったのはちょっといらないぁ・・と思いました。
テールエッジの使い方が上級者と中級者の差だと管理人は思っているのですが、テールエッジ感が
なくなってしまったのでなんともいえない板になってしまった。
ターン後半での操作性がよくなった反面、物足りなさが出たというか・・・・。
ただこれも他のフォルクルを知っているからであって、決して他メーカーに劣るということはないです。
良い板なのは間違いありません。 オールラウンドとして購入してもきっと後悔はしないでしょう。
実は13/14モデルでSDに170cmが追加されており、それが昨年のSWとほぼ同じとのこと。
だから昨年のSW170cmを買いそびれた人はSDの170cmを買えばいいのかも。(まあ若干硬さは違うんだろうけど)


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Racetiger SL WC

Piston Control仕様

試乗者:koji 試乗日:2月16日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:165cm R13.1? 雪質:TOPシーズンそのもの
小回り★★★3点 大回り1点 オールラウンド★★2点
カービング★★★3点、ずらし★★2点 速度域:高速
 中速、低速
印象:めっちゃスパルタン
当方が普段使っているRacetiger SLの選手用モデルです。今使っているSLの後継として一度乗ってみたかったモデルです。
乗ってみて、、、いや~選手用だなあ汗。
パノラマの斜面ではまあまあこなせましたが、セントラルの急斜面では、板にもってかれまくり。
板がとにかく、ちょっと気を抜くと走るので、これを乗りこなすにはちと体力がいりますね。
その代わり、大会等で一発勝負をかけると、めちゃくちゃ切れる小回りが出来ると思います。
当方は、、、ちと無理かなあ^^;
ただ、コブにいくとそこそこずらし回せたので、ずらしは2点としておきます。この辺はRacetiger SL譲りなのかな?

Motion Binding仕様
試乗者:koji 試乗日:3月16&17日
身長:182cm 体重:91kg レベル:新米準指
試乗場所:栂池高原スキー場 試乗長さ:165cm R13.1? 雪質:朝だけは締まっていたがあっというまにぐさぐさ雪
小回り★★★3点 大回り★★2点 オールラウンド★★★3点
カービング★★★3点、ずらし★★★3点 速度域:高速
 中速、低速
印象:ビンディングの違いでこうもまあ変わる。
先日乗った選手用モデルのビンディングをMotionに変更したものです。
乗ってみて板に持っていかれることは少なくなりましたね。
Racetiger SLやSDの操作性をそのままに、板がよりたわんで走りやすくなった気がします。
コブでもズラし回しやすく、低速の動きも十分出せて、今使っている板からだと違和感なく移行出来るような気がしました。
この板本体は、前年からの継続ですので、もし在庫があったらそちらを買って、ビンディングを移行してしまうような気がします。


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③SD SPEED WALL

試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ165cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:クイックな元気な板
キャンバーの板らしい、ターンの入りから元気な板です。
ロッカー系ばかり試乗した後だったので、「おお、キャンバーもいいな!」と思いました(^^;
とにかくクイックなレスポンスです。 オガサカのTC-SGなどもキャンバーなのですがあれとは別です。
オガサカの場合、エッジグリップ感をルーズに設定しているのでクイック感があまりない。
一方SDは素早い捉えから、小さい回転弧で回ってこようとする。 
とても元気なレスポンスの乗り味で、最近の基礎板としては珍しい部類かも。
ある意味わかりやすい典型的な小回り板。
しかし面白いことに、比較的自由度がありオガサカのようなエッジをずらして押し込んでいく操作をすることも可能だ。
数年前の試乗感想でよくセミオートマチックという言葉を使ったがまさにこれがそうなのかも。
もう少しゆったり回ってきてほしい気がするが、今回の試乗板は165cmで小回り用だから・・・・なんて考えていると
今年から170cmモデルが追加されるとのこと。 
実はこの170cmは12/13モデルのSWとほとんど同じらしいので、それだったら型落ちのSWでいいかもしれません。
古臭さは感じませんが、従来のスキーがほしいという人にはオススメです。


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Platinum UVO

試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ165cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:元気な柔らかい板
まずUVOの性能について。
UVOとは板の前の方についている黒いラバー状の物体のこと。
板にビス留めされており、これにより板の振動を抑え安定させる効果を持つ(らしい)
装着する面さえ確保できればどのメーカーにもつけることが可能みたい。
このモデルは標準装備だが、通常は1万円で別売りだ。
今回、UVOの有り無しを乗り比べていないのではっきりわからないのですが確かにこの板は安定している。
雪面に先端が吸い付いているような感じで、板がパタパタしないのだ。まあこれだけの重量物が付いていればとも思えるが・・・・。
滑り出すと、板が柔らかいことに気が付く。 どうやら一般スキーヤー向けでエキスパート向けの板ではない感じ。
スピードを出してターン弧を大きくしていくと、板がしなりすぎてターン後半に詰まってしまう。
これはこういう板だと割り切って評価しないと、とてもつもなく大回りがやりにくい評価になってしまう。
一方、小回りは板がピュンピュン動く。 ただ横にというより縦に下に向かって走るので滑走速度は少し高め。
1級ぐらいの人ににちょうどよい板だと感じます。もしくは女性の方に。
逆にしっかり踏める人は少し乗りにくいかもしれません。
ただ、この柔らかさでの安定感はすごいと思います。 やはりUVOの効果なのだろうか。
1級受験にはとてもいいと思います。


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アトミック
注)ホームページのリンクを張るときは必ずTOPページにリンク願います

http://www16.big.or.jp/~skijam/
①BLUESTER DEMO AX

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ169cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:昨年同様玄人にはたまらない。
昨年からの継続で色違いです。
相変わらず高い次元でマニア向けのバランスの取れた板だと思います。
小回りでもなく、大回りでもない。 基礎にしてはかなり強く、RACE用でもない・・・みたいな。
昨年はTYPE AよりAXの方がバランスがよい。なんて書いていました。
しかし今年はAが消滅してACが登場。そのACも好印象なので板の選択に迷いますね。
というか、ふっと思ったのですがAX169cmってどういう場面で使うのが適切なのでしょうか・・・・。
普段履きには疲れるし、大会で使用するには大回りでもないし小回りでもない(^^;
相当な足前の人が普段履きのオールラウンドでしょうか。
でもそういう人ってオールラウンドモデルあまり履かないような・・・・・。
といった硬派なオールラウンドモデルをお探しの人にはかなりオススメです。
テクニカル以上の人にオススメです。


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②BLUESTER DEMO SX

試乗者:suzuki 試乗日4月13日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指

試乗場所:野沢温泉 試乗長さ165cm 雪質:春の軟雪
小回り★★★.3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★3.0
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:SCより安定している。

SCよりも重量感が増しています。しかし、決して操作しにくいわけではありません。
SCに安定感がより増した結果、エッジのグリップ感が薄れた様に思いました。決して、
グリップが悪くなったわけではありません。
小回りもしやすいですし、大回りも安定しています。SCよりも安定感が欲しい人向けでしょう。
こぶは入ってませんのでわかりません。
板の反発を引き出せる、自在性が高い人には、SCよりこちらのほうが良いと感じるのではないでしょうか。
私の場合、SCかSXかどちらかと言われれば、悩みますがSXにするかも。



試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:昨年同様、無敵の走破性と安定感。
昨年から継続モデルで色違いです。
11-12モデルのロッカーになる前のTYPE Xシリーズに比べると易しくなったとは言え、
やっぱりがっちりした乗り味ですごい安定感。
板が変わっただけでスキーが上手になったと思えてしまうほどターンがスムーズにできます。
ずらし操作もカービング操作も自在に操れる操作感ですが、中級スキーヤーが乗るとカービングターンを勘違いして
上達が止まってしまう可能性があるかも。 ここは麻薬みたいな物でちょっと注意が必要です。
チューニングしだいで更に硬派な乗り味になり本気スキーヤーにも十分耐えられる性能を持っています。
今回は試乗バーンの影響もあると思いますが、TYPE SXはちょっと疲れる部類の板に思えました。
この操作感を勘違いせず自在に操るにはテクニカル以上の人ではないかと思います。
そういう人には最高の相棒になってくれるでしょう。


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③BLUESTER DEMO AC

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ169cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:AXよりもかなり一般向け。
昨年、TYPE AはAXよりも扱いにくい。と書きましたが、今年から追加になったACはかなり扱いやすいです。
SC同様に軽やかな中にアトミックらしい強さも残っています。
その辺りの詳細はSCの項を読んでください。 基本コンセプトは同じです。
オールラウンドモデルとして一般ゲレンデ用途であれば購入筆頭候補かもしれません。
板がしなやかにたわみ、強さとねばりのバランスがとてもよくマッチしており、オールラウンドモデルとして
バランスが取れています。 小回り性能に振りたければSCを選択することをオススメします。
1級程度であれば十分。女性でも十分扱うことができます。
もちろんテクニカル以上でも楽ちん普段履きに問題ありません。


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④BLUESTER DEMO SC

試乗者:suzuki 試乗日4月13日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指

試乗場所:野沢温泉 試乗長さ165cm 雪質:春の軟雪
小回り★★★.3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★3.0
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:エッジグリップ感が強い。

まず最初に感じたのが、エッジグリップ感の強さです。板は軽いのですが、安定感がないわけではなく、
エッジグリップ感が強いためか板が幅広く感じます。
切れる感覚が強く、よく板が回り込みます。よく回るタイプの板が欲しい人にはおすすめです。
よい板ですね。操作しやすく万人向けです。



試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:この板はすばらしい。
昨年のTYPE Sは、SXのビンディング違いだったのですが、今年はTYPE Sが廃止となり、
このSCは新たなモデルとして板自体も新規となっています。ただビンディングは昨年のTYPE Sと同じ。
スケーティングをした瞬間から、おぉ軽いなぁ。と思いました。そしてその軽さからか滑った感じも軽快です。
軽い力で操作が可能で自分で操っている感が非常に高いのにちゃんとアトミックらしい強さがある。。
結構なスピードを出してもかなり安定しています。
TYPE SXなどの強さは一歩間違えると板に操られている感が出てしまいがちだが、この板はそのような気配がない。
ただスピードを出すとTYPE SXよりも難しい感があります。
SXは乱暴に乗っても板がどっしりしており何が来てもへっちゃら感が満載ですが、このSCはしっかり板を
たわませないと弾かれてしまうことがある。ただしっかり乗っていれば通常滑走ではなんの問題もない。
そういう意味で難しい。 ちょっとオガサカっぽさもあるといいますでしょうか(笑)
そうなると板が弱いと取る人もいるでしょうね。 そこは人それぞれです。
個人的にはかなりいい板だと思います。
管理人のオススメ板です。


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フィッシャー

①RC4 SUPERIOR SC

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ポジションがとんでもなく後ろ。
ポジションをかなり後ろよりで滑る板だと感じました。 ちょっと疲れる系の板です。
テール側が強く、ふくらはぎによりかかるように操作しても板がついてきます。
これはこれですごい。なにげに新感覚だ。
かかと側に大きく荷重をして、板を送り出すように滑るとフォールラインから山回りにかけて
板が飛び出すように走る。 この走りは結構激しく、裁けない人は操作できないと思います。
その勢いで切り替えをして谷回りを通過してという感じだ。ちょっと癖がありますね。
正しい板の操作を覚えるというのにはあまり向かないです。
ひねらーにも向かないと思います。
テクニカル以上&マニア向けです。


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ハート

①C9.2ST VF-S

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:HART独特のぺたっとした乗り味
昨年からの継続だそうで。
ただ昨年の試乗会からはエッジチューニングを変えています。とのこと・・・。なるほど乗り味がまるで違う。
ユーザー側としては試乗会の板と購入した板を似た状態にしておいてもらわないと困る。
こういうエッジチューニングをするとこうなりますでは、そのチューニング代が板代とは別途かかるわけで。。。
プレチューンにいきなり出す人もいると思うが、一般人はそのまま乗る人がほとんどではないかと思います。
昨年、一昨年のエッジチューニングとはいったいなんだったのかが疑問に思えます。
HART独特のぺたっとした乗り味はあるものの、操作に関しては普通にできます。
板の挙動はすこしクラシカルな動きをします。
荷重をするとくるっと向きを変えて縦に走る特性があります。切り替えで空走距離のような物を
意識して自ら作らないとターンの左右幅があまり出ない傾向を感じます。
マニュアル操作感が強く残っていて、ひねり操作が必要な板だと思いました。
ひねり操作というとオガサカなんかを連想しますが、操作感は同じではないです。
オガサカのTC-SGなどはテールが一定にずれながら外に向かって足が伸びる感じなのですが
C9.2STはテール側が張り付いてる感じで、足を外に伸ばして行くと比較的早めにグリップ力がMAXになり
板が向きを変えていきます。
オガサカに比べるとグリップがしっかりしているのできびきびしているように感じますね。
これは好みですのでなんとも。 個人的にはこれはこれでありだと思いました。
後、関係ないですがデザインは相変わらずな気がします・・・。


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②C9.2MT VF-S

試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ168cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り
★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:おお。乗りやすい。
今期試乗したHARTの中で一番好印象な板です。
というかエッジのチューニングがいいのではないだろうか? 今まで感じていたHARTのへんな癖が一切ない。
いたって優秀な普通の板なのだ。これは驚いた。
アイスバーンでも安心して踏んでいけるし、小回り、大回りも自在だ。
ただHARTの板は全般的に硬いですね。 これはプレートやビンディングのせいではなく板そのものが硬い。
なんというのか撓みを感じにくいのだ。 滑っている感じは悪くないのだが、しなやかさが足りない。
とてもよい滑り味なのだが、強い弱いとはちょっと違う意味で普段使うにはこしがありすぎる。
これは7.2、9.2 どちらも同じ感じだ。
と言ってもオールラウンド機としは完成度、バランスが非常に高いのは間違いない。
最近の板は小回り、大回りのどっちつかずの真のオールラウンド板というのが少なくなってきている中
きらりと輝く物を持っています。
オールラウンド板を探している人は是非検討してみてください。
オガサカよりも安心して踏んでいけます。 楽しさはこちらが上ですね。


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③I5.2S WC VF

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:結構普通。
VFプレートが付く最強モデルということだったが、雪が緩んでいるせいもあり普通に滑れました。
写真を見ていただくとわかりますが、ビンディングが真ん中で繋がっているプレートをVFプレート。
真ん中でセパレートされているプレートをVF-Sプレートと言います。
掲載されているC9.2STの写真はVF-Sですね。(試乗ビンディングなので繋がっているように見えてます)
I5.2シリーズはフルモデルチェンジとのことですが、継続のC9.2STと特性は似ていると思いました。
圧をかけるとテールがグッとグリップして、くるっとまわり、板が下に向かって走る。
ヒネラーにはかなり印象がいいと思います。
グリップ感は9.2STよりも更に上でアイスバーンもなんのその。
これはかなり頼もしいです。車山などの斜面で威力を発揮するでしょうね。
板の動きは、やはり軽やかというよりがグググとじんわり動く感じでひらりひらりという感は薄い。
この辺りはやはりPOLEを滑るRACE前提という感ですね。
その割りに低速でも板が撓まないなんてこともなく扱えます。が、真価は高速域ですね。
低速が得意とは言いがたいです。
整地ではかなりのパワーを発揮してくれると思いますよ。
小回りここで一発!なんて使い方では最強の部類です。 一日履いてる板ではないかも。
こちらもデザインはC9.2ST同様なんとも・・・(^^;

尾瀬岩鞍 エキスパート下部「アイスバーン・馬の背・片斜」
といった悪い条件でも、しっかり確実に乗ればかなり安定してます。
I5.2 WC VF 管理人小回りの動画


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④I5.2G WC VIST



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ノルディカ

①DOBERMANN SL

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:どっしり重厚。パワーのある人なら。
どっしりした乗り味で、軽快というよりもググッと回ってくる。
ただ基礎スキーとして扱えないことはない感じで、パワーがある人や体重がある人にはいいと思います。
操作感はサンドイッチ系のいい感じです。 スキーの特性としてはとても好印象。
比較するならオガサカのTRUIN-SL+GRプレートや、HARTのI5.2 VFよりもパワーがいる感じだが
この中では一番扱いやすいかも。 なんというのかスキーが素直なのだ。
とは言えやはりRACEの板だ。ターン後半にビュっと走るので滑りがとてもアグレッシブになる。
ゆったり滑りたくても板が走るので疲れます。でも仕方ないです・・・そういう目的にの板なのですから。
コブではちょっと厳しそうです。
一般の方はSLRで十分だと思いますが、物足りない人は是非こちらを。


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②DOBERMANN SLR

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:おお!これこれ。
昨年同様。とてもいい感じです。 相変わらず元気な滑り味です。
オガサカでは物足りないサンドイッチ系を求めている人はとてもオススメですね。
VOLKLなどのサンドイッチ系と迷うかもしれませんが、管理人的にはこちらの方が王道っぽい挙動な気がします。
VOLKLのSDなどはサンドイッチにしてはちょっと軽快すぎる感があるので。 あれはあれでいいですけど。
やはり少し脚力がいる感じで、男性でもテクニカルぐらいの技術があった方がいいと思います。
1級ぐらいでは少しもてあますかもしれません。
デザインは昨年より今回の方がかっこいいような気がします(笑)
管理人の一押しモデルです。


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エラン

①SLX FUSION

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:いたって普通だが。
165cmだがビンディングの取り付け位置が前よりなのか、デザインでそう感じるのか短く感じます。
滑り出すとガンガン切っていくというよりもずらしを主体で滑る板だなと思えました。
エッジが噛んでキーンと切っていく感覚はあまりないので楽チンな板な部類。
オガサカなどのTC-SGなどと比べてもこのSLXの方が易しいですね。
テールのひっかかり感がないので、少し乱暴にのるとテールがずるっとずれてしまう感じで
弧を丸く仕上げていこうとすると、板を正しくかなり丁寧に扱う必要があるので上級者には
物足りなく感じると思います。
本気SL板のSLX FISと差がありすぎるので、これはこれでちょっとなぁ・・・と思えました。
2級や1級の人にオススメです。 テクニカルを目指すのであればもうちょっと上級レベルの
板でもいいと感じます。


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②SLX FIS

試乗者:管理人 試乗日3月23日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい&腐ってる&アイスバーン
小回り★☆1.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド性1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし0.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:これはやばい。
エッジ状態かもしれない・・・と断っておきますが、この板のグリップ力はやばいです。
とにかくずれない。板が雪面に張り付いており、板を撓ませられる速度まで上がらないと曲がりません。
小回り用なのに小回りが低速だと全くできないのだ(^^;
逆にずらさないで中回り~大回りっぽくターンすると、無敵の安定感・・・・。
もう、板に乗せられている感が全開で、レールが引かれているような感じです。
今年の試乗板でダントツ硬派な板ですね。 これと比べるとATOMICのSXなんてかわいいもんです(笑)
アサマの試乗会はポールが張ってあり、レーサーも試乗していたのでギンギンのエッジだったんでしょう。
しかしこれでは一般草レーサーでは、扱うのは苦労すると思います。
基礎スキーでは手を出さない方がいいと思います。


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K2

①AMP CHARGER

試乗者:管理人 試乗日3月16日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm 雪質:そこそこよい
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:くるくる回る。
とにかくクルクル回る。反則だ!というぐらい。 しかも板なりに滑ると弧は小さくなる傾向。
回る板というとSALOMON X-KARTなどだが、それとも違う感じ。
なんというのか、足元を中心にぬめぬめと回りたがる感じ。最近の基礎板の中でもかなり回る部類だと思います。
このCHARGERはロッカーをいち早く取り入れた機種ですが、その時と操作感の印象は似ています。
初めて乗った時「これがロッカーか!?」 と思いましたが、ロッカーが一般的になった今でも少し特殊な乗り味です。
また、今年モデルは板が軽くなったような気がしましたが、そのせいか硬い斜面では歯がたたなかったです。
エッジのせいもあると思いますがちょっとプライズレベルの人では物足りないかもしれません。
逆に1級程度であれば、扱いやすくとても乗りやすい板だと思います。
小回りで苦労している人などはとても楽に感じるでしょう。


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ブリザード

①SRC RACING

試乗者:suzuki 試乗日4月13日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指

試乗場所:野沢温泉 試乗長さ165cm 雪質:春の軟雪
小回り★★★.3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★3.0
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速
 低速
板の印象:基礎板として充分。
私の中の小回り板で評価の高かった一台。ブリザードは、巷ではイメージがいまひとつかもしれませんが、良い板を出してます。
競技用セカンドモデルですが、非常に乗りやすく、中回りもしやすい。
もう少し良い条件で試乗したかったです。
競技モデルにありがちな手ごわさはありません。
レベル的には基礎板です。デザインは好みではありませんが、やりますねブリザード。




試乗者:管理人 試乗日4月20日
身長:169cm 体重:62kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ165cm 雪質:グラニュー糖状態&ガチガチアイスバーン
小回り
★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:王道なサンドイッチ

ブリザードのサービスマンいわく、基礎にも是非とのこと。
で、乗ってみて「ブリザードらしさが全くない」と思えました。 これはいい意味と悪い意味の両方。
ブリザードという板は何かしら特徴を持っていて、乗り手にマッチするとすごく好印象。
マッチしないといまいちという評価になるパターンが多かったのですが、この板はとにかく普通なのだ。
操作性としてはとにかく素直。そして癖がない。 とっても優等生な板です。
しなやかに板がたわみ、ガツンと来る部分がほとんどない。 板が斜面をなめるように進みます。
小回りでも板が硬くないので、すっとたわみ自在に弧を作っていけます。
テールが比較的しっかりしており、弧を作りやすいですね。
板がびゅっと走る感じがないとか、板が柔らかいからかブリザードっぽさがない(^^;
これはいいことなのか、悪いことなのか(笑)
板としてはとってもオススメです。


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Stockli(ストックリ)


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Re Ism



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ディナスター

①OMEGLASS PRO


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BLOSSOM(ブロッサム)
イタリアのスキー板です


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BLASTRACK


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ARMADA



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KNEISSL(クナイスル)

①BLACK STAR XC



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MEGA WAVE(メガウェーブ)



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ブルーモリス


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VIST-SKI


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IDO-ONE


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KEI-SKI



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