11-12シーズン 滑走日記 Vol.11
12年2月11〜12日 滑走日数22日目 アサマ2000スキー場 天候:晴と雪がごちゃまぜ。 |
スキー合宿に参加してきました。 ただ、合宿と言っても一般の方を招いてスキーを教えてあげる会で管理人は講師なんですけどね。 なにげに誰でも参加できます。ただレベル的には1級までかな。 テクニカル所持とかになっちゃうとこっちが教えられません(^^; 講習担当班は、ひたすら初心者に教えることもあり、1級保持者に本格的に教えることもあり。 今回は管理人も練習になる班を持ちたいとわがままを伝えてあったので、配慮してくれて2級所持班でした。 管理人的にはちょうどずばりの班(^^)V 低速からちょい高速までの練習がテーマです。 これは教えながら自分も練習しちゃおーっと(笑) 当日の朝は晴れているが、雪が降っているという天気。 ただ寒いのか暑いのかよくわからない感じだ。 動くと暑いし止まると寒い(^^; 講習は10時からなので、朝一はフリーで滑ります。 アサマの斜面は斜度的に自由に動けるのでとてもイメージが作りやすい。 こう動くと「ま」がとれるのか・・・・ あー動くと板が走るのか・・・・ など様々なことが試せます。 しかもひたすら同じ斜面を滑るので反復練習になる。 まるでザウス(^^; さて、講習開始 ステージ4の緩斜面でひたすら低速でポジションの確認をします。 やることは単純。 板の面にまっすぐ立つポジション=いつでも急停止ができるような足裏荷重を感じれるポジション。 これらをターン中キープする感覚 & 瞬間にそのポジションに入る感覚 の2つを見つける所からスタート。 プルークスタンスで斜めに制動直滑降をしてターン始動するといい圧がもらえて安定したターンになっていました。 皆、思ったよりも後ろよりのポジションになるということに驚いていましたね。 また、動きとしてはわかりやすい山回り系の動きをメインとしました。 ただしどこかのスキースクールで谷回り系を習う可能があるので、混乱を避けるために 様々な滑り方があるということと どれもが正解でバリエーションの一種であることも伝えておきました。 一応、谷回り系の動きもちょびっとだけやりましたが 皆が???となってしまっている感じなのですぐにやめました(^^; デモ中の管理人。 なんだかんだで自分が練習しております(^^; 午後は少しスピードを上げましたが、1日目はひたすらこれらを繰り返して終わり。5時間はやりましたね(笑) 人に教えるなんてイベントがないと一日中こんなことできないです。 ちょうどよい練習です。 2日目。 晴れていますが少しが風が強く、雪が降っています。 お天気雪とでも言うんでしょうか。 今日はテククラ検定があるのでコースが半分しか滑ることができません。残念。 講習は9時30分からなので、1時間ほどフリーです。 昨日の地味練で身に着けたポジションをショートターンで試します。 面にまっすぐ立ててますかね? ちょこっとビデオを撮ってもらいましたが、自分も知らないうちに滑りがだいぶよくなっていました。 昨日の低速練習の効果でしょうかねぇ。 谷回りにかけて板の抜け出しがスムーズになっているターンがちょこちょこありました。全部じゃないのがミソ(笑) 低速をやれば報われる(^^; 来週に忘れてしまうパターンにならないようにしないと。 で、調子こいていたら板が取れた(^^; これも面にまっすぐ立ててますかね?(笑) この後、グルグル回ってしまいました(笑) リフトから大注目を浴びて・・・・。 「あ〜あ」という声が聞こえてきそうでした(^^; 雪は朝だけですぐによく晴れました。 景色も最高で嬬恋村や表万座スキー場がよく見えました。 2日目のテーマは昨日と全く同じポジションですが、実践の滑り(低速)で表現するということ。 パラレルスタンスでも面にまっすぐ立つ練習です。 生徒には「パラレルになっても運動要素のリンクを切ってはいけない」と言いました。 また、この時しっかり荷重をしていることが大事で、これができると板が雪面に張り付いているように見えます。 そしてスムーズなターン弧が描けます。(描けるはず(笑)) 管理人の後ろを滑ってもらいイメージを盗んでもらいます。 ただ2級ぐらいの方には非常に難しいですよね。 皆、かなり苦戦しているようでした。 テクニカルクラウン検定の人達が、不整地小回りをスタート待ちしてました。 独特の緊張感です。 皆さんがんばってください。 今回の合宿の講師、ピッコロとビリジアン。 スノボーチームもいました。 なにげに敵やアニキもいました。 本日は午前中で講習終了。 食事を取ってからはフリーです。 小回りの板を履いていたので、基本小回りをしていましたが大回りっぽい滑りもしてみました。 意識していたのは、谷回りの運動要素をできるだけ長く見せるにはどうしたら?ということを考えていました。 そしたら「腕上がりすぎ」とピッコロに言われる。 確かに(笑) 腕をあげたな!? とはこのこと(^^; ただイメージは非常によくて、ビデオを見ると狙い通りの感じでした。 こんなことってなかなかないんですけどね。 低速で得たポジションをキープして足を伸ばしながら次の谷回りに外足を放り出していく感じです。 実際は放り出すわけではないのですが、練習でイメージを作るのにはオーバーにやらないと感覚が掴みにくいです。 さて、この2日間。とても勉強になりました。 なにげにフリーでストレッチングの小回りなんての練習しました。 やり方を忘れていたのですが、敵やピッコロに教わったら思い出しましたよ(^^; おーこうだったこうだった。 なるほどリズミカルに動けますね。 ありがとー。 改めてスキーはイメージが大事だなと痛感です。 急斜面ばかりすべっていても駄目だし、緩斜面ばかりをすべっていても駄目。 正しくてよい滑りのイメージを持っていて そこをゴールとして練習していく。 そのためには 低速で運動要素の確認、じっくりとよいポジションを作り上げ無意識でそこにいける操作の習得。 次に自由に動けるそこそこの急斜面で、よい滑りのイメージを体に覚えさせる。 そして急斜面で対応能力UP&スピード対応。中斜面で得たイメージを高速の中でも表現できる練習。 と発展させていかないと駄目だと思いました。 上級者にとってアサマ2000のメインゲレンデは自由に運動要素を確認できる斜面だと思います。 どちらかという緩い斜面の部類かも。しかしここを滑ると滑りのイメージがとてもよくなります。 管理人も小回り、大回り共に今年で一番いいイメージで滑ることができました。 もっとこのイメージを早く手に入れたかったなぁ。 できれば技術選手権前に・・・・・(笑) なによりイメージがよくなるとスキーが楽しくなります。 なにげにこれが一番大事。 急斜面ばかり滑っていれば上手に慣れると思っていたのですが、(特に昨シーズン)、管理人には この練習方法はあまりあっていなかったようです。 ちょっと反省。 アサマで調整する選手が多い理由もわかった気がします。 「仕上げ」ではなく「調整」という言葉がぴったりです。 練習のやり方を変えてみようと思います。 一番上へ |