11-12モデルスキー板!試乗感想レポート  
注)リンクを張るときは必ずTOPページにリンクするようにお願いします。ルールを守ってくださるようお願いします。
   http://www16.big.or.jp/~skijam/

~前置き~
11-12シーズン中に販売される板についてのインプレッションです。
ここの主旨としては雑誌などに記載されるデモなどのコメントとは一味違う一般スキーヤーの試乗感想掲載です。

板の乗り味というのは同じ板でも「技術レベル」や「滑るスタイル」によって人それぞれ大きく異なります。
記載されている記事を読んでいただければわかると思いますが、試乗感は人それぞれ千差万別です。
あくまでここの内容は参考としてお読みください。
(試乗の順番や、体調、雪質なども感想に大きく影響しますのでここの内容がすべてではないことをご了承ください)

また試乗した方は、感想をくれればどなたでも掲載いたします。
すでに書いてある感想が絶賛されていたとしてもそれは人それぞれ。 思ったことを記述してください。

又、ここに掲載されてない板の感想でも全然OKです。

試乗感想を投稿したい方はこちらをお読みになってください。
また、試乗感想が記載されているホームページのリンクも歓迎します。


skijam TOPページに戻る



                     ↑↑ 10/11モデルの掘り出し物があるかも! ↑↑

11-12モデル!気になる板達の紹介!

OGASAKA11/05/24  SALOMON11/05/20  HEAD11/04/20

ROSSIGNOL11/04/17   VOLKL11/06/25  ATOMIC11/06/25

FISCHER11/05/14  HART11/06/03   NORDICA11/04/17

ELAN11/05/14   K2**/**/**   BLIZZARD11/05/14

Re Ism11/04/02   KEI-SKI11/04/25   DYNASTAR**/**/**

BLUEMORIS**/**/**  VIST-SKI**/**/**    IDO-ONE**/**/**

STOCKLI**/**/**   BLOSSOM**/**/**    KNEISSL**/**/**

MEGA WAVE11/04/02

評価は★★★3点:満点です。 ★★2点:普通によい。  1点:微妙だな。



skijam TOPページに戻る  シーズン日記のTOPに戻る



オガサカ

①KEO'S FX 小回り系オールラウンド

RC600FLプレート

試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ165cmR13.0 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速 低速
管理人の印象:ケオッズの王道。10/11モデルGP-01との差がよくわからん。
KEO'Sシリーズの小回り系というお触書の板。
10/11モデルのGP-01の乗り味を明確に覚えていませんが、同じような乗り味の印象です。
もともとKEO'Sシリーズは小回り系がベースになっているような感じなので従来通りのKEO'S路線ということでしょうか。
テールのひっかかり感が全くないので、うまく弧を描けない中級スキーヤーにはとても扱いやすいと感じると思います。
反面、テールエッジを積極的に使う乗り方をする方にはエッジが雪面を離してしまうので物足りなく感じるかも。
トーションが弱めの設定なんでしょうか。
あくまでの評価は中速までの操作感です。超上級者の高速域になると頼りない板です。
個人的にはKEO'S-AXよりも簡単で扱いやすい板だと思います。振り回せるのでコブなどで使ったらとても滑りやすいでしょうね。
試乗板の165cmにはRC600FLプレートが装着されていましたが、この板であればFM600プレートの方がいいのではないでしょうか。
そもそもこの板に強さとか強烈な走りはあまり必要ないと思いますし、FXの役割はオガサカラインナップの中でも
そこではないと思うので。 2級1級受験に最適だと思います。
ただ簡単すぎるので滑りの技術幅を広げたい人はAXの方をオススメします。



FM600プレート
試乗者:ⅰ人改めGuy人(♀) 試乗日:2月19日
身長:160cm  体重:ドスコイ級   レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場  試乗長さ:160cm(だったと思う) 雪質:固めの斜面
小回り★★2.0点  大回り★★2.0点  オールラウンド性★★2.0点
カービング★★☆2.5点  ずらし★★★3.0点  板の印象:しなやか。
練習用に素晴らしい!!!と思いました。オガサカらしいというのでしょうか?
自分から板を動かしにいかないと動かない。ゆえに、練習にはもってこい!だと思います。
低速から中速向き。高速になるとちょっと頼りない感じです。
いいなぁと思った点は、一日中履いていても疲れない板だなと感じた所です。
スキーのレベルアップをしたいけど、重い板はちょっと・・・という方にオススメです。
とてもしなやかだと思ったので、女性向きだなーと。
あと、コブの中でも動かしやすいのではないかなと思いました。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm R13.0 雪質:腐りまくり
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速 低速
板の印象:ユニティとの住み分けが良くわからない。軟らかすぎでは?
普段の低速から中速あたりでは使用可能だと思うが、ユニティとの違いを見いだせない。
オールラウンド的ではあるがたわみすぎるので、小回りでは吹っ飛びそうになった。
大回りも可能だが、高速域では頼りないように感じる。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
②KEO'S AX オールラウンド

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ170cmR15.7 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:一般のスキーヤーのオールラウンドと言えばこれでしょう。
これはかなりいいと思います。今回の試乗印象は「超普通」で全く欠点がない(^^; 
逆に癖があるメーカーに乗っている人が乗ると、超つまらない板という印象になるかもしれませんが・・・(笑) 
今までのKEO'Sはオールラウンドと言っていても結局小回り系だったような印象だったのですが、
これはどっちつかずのオールラウンドモデルの挙動です。良くも悪くもどっちつかず(^^; これが売りなのです。
ターン全域でいつでも滑らかにずらしコントロールが可能で、指導系の種目などには最適。
ユニティの変わりでも十分使えると思います。
エッジがほどよく噛み、そのままの噛ませてもよし、ずらしてもよし。 疲れ知らずのスキーですね。
しかしいいこと尽くめではなくKEO'Sシリーズの出番はやはり中速+αまでです。
大会などで求められる高速域では役不足感はかなりあります。
そこから先はTCシリーズの出番ということでしょう。
役不足と思われる方はTC-MEなどを購入した方が後悔しないと思います。
そこの判断は個人の差なので、試乗ができる人は実際に感じて確かめてみてください。
管理人が思うに、テクニカルを目指さない1級レベルの一般スキーヤーが使うスピード域ではなんの問題もないでしょう。
2級、1級受験などにも最高の相棒となってくれると思います。


試乗者:suzuki 身長:176cm 体重:65kg  レベル:万年準指
試乗場所:モンデウス飛騨位山 試乗長さ165cm R14.7 雪質:程良くエッジかむ。
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 
以前のケオッズシリ-ズよりも、少し切れと安定性が良くなった気がしました。
単純にエッジの状態が良かったのかも知れません。
小回りは、内足のテール側を使おうとすると引っかかる感があり、深く切り上げることが難しく感じました。
雪質が引っかかりやすかったのも影響していると思います。
そのため、少し縦にスキーが進みましたが、結果としてナチュラルな前半が作れるような気がしました。
そのまま落ちていけるなら良いですが、急斜面の小回りではへたをするとコントロールが難しくなるおそれもあるかなと思いました。
中まわりが得意な板だと思います。
小回りも出来ますが、一般的には、中から大回り向けかと思います。
オールラウンドとしては良いですが、結局小回り、大回りは・・・・と感じました。
これはこの板に限らず、オールマイティーの板はあり得ないということです。
個人的には、小回り、大回りに特化した1本をそれぞれ持つ事をお薦めします。
このように書くと、悪い印象を持たれるかもしれませんが、1本でそれなりにと言う方には非常によい板と思います。


試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング★★2.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:棲み分けセカンドモデル
柔らかいですが、粘りがあります。
GP-01やTCシリーズの下のレベルに感じました。
オガサカラインナップ内で棲み分けがハッキリしてきた印象。
扱いやすいので誰にでもお薦めできるが、物足りなさを感じる人もいると思う。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm R14.7 雪質:腐りまくり
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:TC-MEほどの板がいらない人用のオールラウンド。
当日の試乗の最後に乗ったためか、疲れが影響している可能性もあるが、テールが
引っかかるような感じがした。
FXより硬い分安定感があるのはわかるが、個人的にはTC-MEよりも扱いづらく感じた。
オールラウンドとして選ぶならTC-MEをチョイスしたい。


試乗者:ケンケン 試乗日5月1日
身長:176cm 体重:76kg レベル:万年1級
試乗場所:栂池高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:春のザラメ雪だが降雨のため滑りやすい
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 コブ★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
第一印象:素直さの中に光る切れ味
オガサカキャンプでレッスン中に試乗しました。非常に素直な板で低速で行なうトレーニングがやりやすい。
オガサカというとズラしやすい板というイメージでしたが、思いのほか鋭く切れます。
最近の海外の板に比べると細く感じるのでコブの中でも扱いやすかったです。
こう書くと万能の板の感じがしますが、試乗したのがシーズン終盤の栂池ということもあり
斜面が最大25度平均15度位の中斜面でしか滑ってません。
中斜面では安定感も切れ味も素晴らしかったもののプライズの検定で使う30度位の斜面で対応できるかは
なんともいえないところ。
比較的上級者向けの板と思いますが、個性豊かな外国の板の方が面白い気がします。オガサカ高いし。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
③TC-SE 小回り用

RC600FLプレート

試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ165cmR12.9 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:マイルドになったTC-SX
10/11モデルのTC-SXと全体的な乗り味は似ていますが、少しマイルドになったような気がします。
サイドカーブは変更がありTRUIN-SLと同じになりました。なのにマイルド(^^;
デザインは写真で見るよりだいぶいいです。 これは今年のオガサカ全般に言えます。
当日は自分のTC-SXを持っていかなかったので、直接比較はできなかったのですが、
TC-SXに比べ前半の食いつきが少し遅くなって、後半のビュッと走る感じが薄くなっている印象。
こんな書き方をすると、捉えが遅くなって板が走らなくなったような印象を持たれると思いますが、
オガサカのサービスマンいわく、谷回りを長く見せられるように前半の自由度を増し、
後半の切れ上がりを減らして下に落下して加速するような味付けにしたんだそうです。
(もっといろいろ説明されたのですが要訳するとこんなことだと思います。違ってたらすんません)
これは好みですね。
管理人は乗りなれてるからかSXの方が好みかもしれません。。
また、この板に試乗するとSXが少し癖のある板に思えてきました。
SXも超普通だと思っていたんですけどねぇ(笑) 人間の感覚なんてこんなもんですな。
全体の試乗感は、ぐいぐい鋭角に曲がる感じはあまりなく大きな弧を描いてターンをしていきます。
後半に板が横に向かないのはとてもいいですね。 これはTC-SXと同様の印象です。
これによってターン弧の自由度が増している感じです。
ガンガンと大回りとはいいませんが、一般ゲレンデではオールラウンド性も高いと思います。
昨年はオール3点にしたのですがTC-MEが出たことで大回りとオールラウンド性は2.5点にしました。


試乗者:ナビ(女性です) 試乗日:20110219
身長(cm):163 体重:51レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ(cm):165 R:12.9 雪質:固め/アイスバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 印象:小回り戦闘機
板に張りがありちょっと疲れました。
サービスマンさんによると、これで硬いと感じる女性はFXの方がお勧めだそうです。
斜面に噛んで走りだすので、混みあったゲレンデでは怖かったです。
ただ、どっしり感とあの板の走りに大会で使いたいかも!と思いました。
大回りは混んでいたため、ずらしのゆったりしかしなかったので、★2で。
Rも小さいし大回り用があるのでそっちにはかなわないと思います。
+FM600モデルがあったら乗り比べてみたいです。
一般女性にはこのプレートだとちょっとつらいと思いますが大会やテクニカルを目指す方にはお勧めします。


試乗者:suzuki 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指
試乗場所:モンデウス飛騨位山 試乗長さ165cmR12.9 雪質:程良くいエッジ噛む
小回り★★★3.0点 大回り1.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 

小回り非常にやりやすいです。ずらし、切れ、ターンの浅深のコントロールが容易です。
私には、ちょうど良い堅さでした。小回り専用としてちょっと欲しくなりました。
大回りは、このRから解るように大回りにはなりません。
大回り種目の検定をこの板で受けると、もっとターン弧を大きくと言われると思います。





RC600GRプレート
試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:FLプレートとは別物の乗り味
FLプレートに比べてかなりどっしたのり味です。
まったく別の板ではないか?と思うほど違いを感じる人もいるかもしれません。
これは10/11モデルのTC-SXでも感じたので、板というよりもプレート差だと思います。
実際の重量も持った瞬間に「重っ!!」とわかるぐらいFLに比べ重量UPしています。
昨年のスキージャーナルの試乗レポート「いっき乗り」などでは、TC-SX + GRプレートだったので
「とても難しい」という感想が多かったはずです。 当然と言えば当然。
GRプレートはかなりの足前を持った人向けと言えます。
管理人の印象は荒れた雪面でも安定感抜群で中回りは気持ちよくターンできますが素早い小回りは難しいと思いました。
テールを振る動きを嫌う傾向があるので、谷回りから板をうまく回しこめる人なら使いこなせるでしょう。
TOPとテールは柔らかいので、板のど真ん中に乗るほど板ががっしり感じると思います。
かなりの足前を持つ人か、体重が重い人向けだと思います。



一番上へ



--------------------------------------------------------------
④TC-ME 中回り用(オールラウンド)

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ172cmR18.8 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:KC-RV17が強くなって復活?
カタログ上ではKEO'S-AXと似たような位置づけだが、こちらの方がガッチリしており重厚感が断然上。
テクニカル以上であればこちらをオススメしたいです。
少し前にあったKC-RV17よりもがっしりしている印象で、こちらの方が管理人は好みです。
足元がしっかりしており安心して踏んでいけるので、元気よく滑ることができる感じ。
上手く板にのれると後半に板がシュルシュルと走ります。ビュッと走るというよりもシュルシュルです(笑)
これは11/12モデルのTCシリーズ全般の特徴ではないでしょうか。
切れ上がるのではなく、シュルシュルと下に向かって走っていく。
その特徴はMEのサイドカーブが一番簡単に感じやすいと思います。
ターン前半に強引に体を内側に入れても問題なく板がターンをしてきますのである意味簡単な板です。
LEのように板と対話をしながらじっくり乗らないと駄目なことはなく、強引に操作をしても板が反応して
ついてきてくれるからです。
これはSEとMEで同じ挙動ですね。LEだけはその点で仲間はずれかな。
MEは扱いやすくていい板だと思います。
KEO'S-AXでは弱いと感じるオールラウンドの板がほしい人にはとてもオススメです。
MEよりもっと曲がる板がほしい人はSEをオールラウンドに使用してもいいかもしれません。


試乗者:ナビ(女性です) 試乗日:20110219
身長(cm):163 体重:51 レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ(cm):172 R:18.8 雪質:固め/アイスバーン
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 印象:中回り用オールラウンド
これ、おもしろい。好きです!
中回り用とのことですが、本当に中回りです(笑)
板もしっかりしていて、私には扱いやすくて小回りも大回りもできます。
ただ、専用板が他にあるので2.5点にしました。
個人的にはオールラウンドで使用するとか、レッスンを受けたりする日に欲しいわぁ。という感じです。
女性ではFM600でという方法もあるかも。FM600と今後乗り比べてみたいです。


試乗者:suzuki 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指
試乗場所:モンデウス飛騨位山 試乗長さ172cmR18.8 雪質:程良くいエッジ噛む
小回り★☆1.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点

LEを大回りとすると中まわりの板ですね。
小回りも出来ますが一応できるという程度です。
Rの割りに良く曲がります。HEADのi.speed 180cmはR18.0ですがそれよりもです。
通常のゲレンデでは、これぐらいのターン弧での使用頻度が一番多いような気がします。
硬すぎず柔らかすぎずですね。中まわりと書きましたが一般的には大回りまで十分と思います。



試乗者:たーた 試乗日:4月3日
身長:171㎝ 体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:キロロリゾート 試乗長さ:177㎝ R20 雪質:固めのバーンの上に新雪が5センチ位積もった
小回り:★★2.0点 大回り:★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング:★★☆2.5点 ずらし:★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:大回り系オールラウンド
HEADのWORLD CUP Iに似た印象
谷回りが大きく作れるスキー。 滑った後を見ると大回りの綺麗な弧が見れる。
板のトップが比較的柔らかいので、ターン後半スムーズに内に入ってくる。
この辺が、中回り用って事なんでしょうね。
ただ、ターン中のスキー板の安定感がHEADに比べるとイマイチですね。


FM600プレート
試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ167cm R17.6 雪質:腐りまくり
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:使いやすいオールラウンド。TCシリーズだが、技選等での用途は不明。
少し滑ると今までのオガサカでは聞いたことの無いようなカラカラと音がし、見た目も
アトミックのダブルデッキみたいだ。
TCシリーズの特徴なのか、テール側でのエッジが多少強く感じる。この影響なのか板が下
に進むので、積極的な重心の落下が必要に感じた。
はやりの谷回りという動きをする必要があるのかよく理解できないが、重心を移動させると
操作性が変化して乗りやすくなった。
本日乗ったオガサカの中では、一番感触が良くRは17.6には感じない。
板の強さもあり、R17.6だが非常に扱いやすいのでゲレンデ用オールラウンドとして良いかも。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
⑤TC-LE 大回り用

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ183cmR24.9 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り評価せず 大回り★★★3.0点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速×
管理人の印象:一般スキーヤーには無縁の板
今年は車山を多く滑る機会が多かったのでR23以上の板がいいなぁと思っていのと
TC-SXを持っているので兄弟の大回りの板に興味がとてもありました。
しかし試乗した時のゲレンデは人が多く、この板のよさを発揮できる場面はあまりなかったのですが、
とにかく板が下に向かって落ちて加速していくという感覚ははっきりわかりました。
滑っていて「うほー」と叫びたくなります(笑) いや叫んでたな(^^;
普段、大回り専用の板に乗る機会がない方は是非試乗してみてください。
「うほー」と言ってしまうと思います。
あ、LEの感想になってないですね・・・・。ただの大回り専用の板の感想になってました、すいません(^^;
板の挙動としてはTCシリーズで通して似ています。
その中でも特にLEはフォールラインまでに時間が多く取れるため、谷回りを長く見せることができます。
またR25とは思えないほどよく曲がりますね。
とは言え、TC-SEとTC-MEは一般用途でもゲレンデ使えますがこの板は別格で人が多いゲレンデでは
いい所が全く出せなくて面白くありません。
ある意味、大会などに出ない人は無用かもしれません。
広くて幅があり、長い斜面で行われるテクニカル、クラウン検定などではとても強い見方になってくれると思います。
これらの板をはいている同じ技術の人には大回りでは勝てないでしょうね。
そもそも道具で負けてしまっています。
その検定や大会の瞬間にお金をかけられるかどうかです(^^;



試乗者:ⅰ人改めGuy人(♀) 試乗日:2月19日
身長:160cm  体重:ドスコイ級   レベル:1級
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ:178cm 雪質:固めの斜面
小回り★★2.0点  大回り★★★3.0点  オールラウンド性★★2.0点
カービング★★☆2.5点  ずらし★★2.0点  板の印象:大回り!
管理人さんに、大回り板って今乗っているオールラウンド系とまったく違う感じだから試しにのってみたら?
とオススメされて試乗してみました。
GS系板は履いたことがなく、かなりおっかなビックリで乗りました。
急斜面は板が先に走っていってしまい、体を落としていくのが大変(笑)
本当はカラダを落としてから板が返ってきてくれるのを待つのでしょうが、私には間に合いませんでした(泣)
中斜面は、下に向けると気持ちよく走り、いいタイミングで入ってくるから怖くなかったです。
八方の朝一リーゼン(7時半から)の空いている斜面で試乗してみたかったです。
しっかり踏めれば小回りも出来き、総滑などでは最強かも。
あと女性だとある程度の筋力も必要かもしれないです。
大回りの練習をしたい! 特に大会に出たい方にはオススメかと思います。
いつもオールラウンドの板ばかり乗っているので、普段とあまりにも違うので新鮮でした。



試乗者:ナビ(女性です)
試乗日:20110219 身長(cm):163 体重:51レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ(cm):178 R:23.5 雪質:固め/時々グサグサ
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 印象:総滑で欲しい・・・(一般向きではない)
Rは23.5なので、大回りで私が使用しているトライアンGS23との比較で感想を書きます。
GS23のようなまっすぐオチマス!!って感じではなく、この板は前半を作ってくれる気がしたし曲がりやすいし
板がGSより軟らかいのかな?板が扱い易かったです。
ちょっとバーンが腐って荒れていても、中~小回りで降りて行けます。
残念だったのが、思いっきり大回りをすることができなかったこと。サービスマンさんがいうGSとの違いであるターンの
入りでの谷回りのしやすさ以外に後半の板の走りも感じることが出来るかも。
GS23は乗る位置を間違えるといきなり転倒しますが、この板はどうなのか試してません。ごめんなさい。
大会に出るとか、1級でもテクニカルを目指している方にはお勧めです。
個人的な感想では、ある程度妥協を許してくれない大回り用板は、ポジション矯正にもなるかもしれません。



試乗者:suzuki 試乗日3月5日
身長:176cm 体重:65kg レベル:万年準指
試乗場所:モンデウス飛騨位山 試乗長さ183cmR24.9 雪質:程良くいエッジ噛む
小回り1.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点

Rの割に非常に扱いやすいですね。
難しい板ではないです。そもそも張りが感じられない。極一般向きの堅さに仕上がってると思います。
ただ日本の通常のゲレンデでは幅の狭いところも多く、人も多いことから気持ちよく使用するには場面が限られてしまいます。
そういう意味では操作に関しては一般向けですが使用場面的には一般的ではありません。
メーカーの基礎大回りの板としては狙い通りの板に仕上がっているのではないでしょうか。
私はこの板好きですけど、普段使用で買うとなるともう少しRが小さい方が良いかな。



試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ183cm 雪質:春の腐った雪。
小回り評価せず 大回り★★★3.0点 オールラウンド評価せず
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:管理人としてはロッカーは微妙。
大回りモデルとしての安定具合は申し分ないですね。 荒れていても安心してスピードを出すことができます。
ただロッカー形状の操作感がいまいち慣れない。
TOPがかかった感じがしないのに板が下を向いてくる。 これがロッカーの良さなんだ・・・・ということなんでしょうけど
管理人には違和感を強く感じます。GS-23などはロッカーではないのだが、そちらの方が乗っていてしっくりくるし
楽しい
これはオガサカだけに限らずロッカーを採用している板はみんなそんな感じ。 
フォルクルのCDなどとターンの始動感覚がそっくり。
ただCDのように小回りをしなければならない板ならまだしも、LEのように大回り専用板にロッカー形状が必要なのかは少々疑問です。
これは完全に好みですので試乗してみることをオススメします。
管理人もついに頑固な古いスキーヤーになってしまったかも(^^; カービングスキーが出たての時のような否定派のように(笑)
スキー板は長い間乗っているとよく感じてくることがあるので慣れれば問題ないかもしれません。
板の操作性自体はなんの問題もありません。 オガサカらしい素直な乗り味です。
ロッカー構造は数年後に基礎板から消えて元のオーソドックス形状に戻るかもしれません(^^;
はたまた大躍進して基礎板=ロッカー形状になってしまうのか!?
鳴り物入りのロッカーですが、板を長く使う前提で購入する人はもう少し様子見の方がいいかも。
従来のオーソドックスと呼ばれる挙動ではないのは確かです。 ただオーソドックス自体が変わる可能性もあります。



RC600GRプレート
試乗者 みわ ♂ 身長167cm 体重65kg レベルクラウンプライズ
試乗日 2/20 試乗長さ183cm 104-67-89 R=24.9 試乗場所 栂池高原
雪質 やや雪が緩んで荒れてき始めた中斜面
大回り★★☆ 小回り 評価せず  オールラウンド性 評価せず
印象 イマドキ大回り専用
トップ部が軽くロッカーになっており、そのために次のターンインサイドに入って板が傾くと同時に、
板が入って来たがる感じがします。
板自体は非常に柔らかく、マッタリとした感じで反応します。
多分、圧変化よりも傾きで曲がるイマドキ滑りに適した板なのだと思われます。
ただし、そのため、イマドキ滑りを習得しきれていない僕などには、リズム変化しにくい気もしました。
ラディウスに比べて良く曲がると感じられる板で、そのためか深沢祐介デモはもっと長いサイズのR=27を
大回り種目で使うそうです。
僕が大回り用で購入するとしても、R=27だと思います。




一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑥TRUIN-SL 小回りレース用?

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日2月19日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ165cmR12.9 雪質:固めバーン時々アイスバーン。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:完全な基礎板。
サイドカーブは昨年と同じなのですが、今回の試乗で感じたのは全くもって今期と別の板になってしまった印象です。
あれ?こんなまったりした板だっけ?みたいな。
これは雪質のせいもあるかもしれないので次回も機会があれば乗りたいと思っています。
もはやレース用ではなく、基礎板と言っても過言ではない乗り味です。
もともとTRUINシリーズは基礎に近いという評価でしたがこのTRUIN-SLはもはや完全に基礎用。
サービスマンが言うには、レーサーのフィードバックを入れて作ったということですが、ちょっと首を
かしげたくなる部分でもあります。
とにかくマイルドでとがった部分がまったくありません。
エッジがガツンと噛むこともなく、スキー操作に自由度がかなりあります。
これが最近のレース用の板の傾向なのかどうかは管理人にはわかりませんが・・・・・。
10/11モデルで感じたオートマチック感は身を潜め、自在(マニュアル的)に弧を作っていく感じの乗り味で
癖もまったくなくTC-SEと操作感がかなりかぶります。
弧の出来方や落差などはTC-SEと違うにしても、基礎のTOPモデルがオガサカには2台あると言ってもいいかも。
どちらか好みの方を購入してください。という風に思えます(笑)
これは今年オガサカの小回り板を購入しようとしている方は迷うかもしれませんよ(^^;


RC600GRプレート
試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm R12.9 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:本当に同じTRIUNなのか?
現在、インチキラクターから借りている、09-10モデルのTRIUN SL+AIR13が一番使いやすい小回り板だと
感じているため、新型が気になって乗ってみた。
乗り手の問題なのか、プレートの特性なのかイマイチ不明ではあるが、動きに俊敏さや軽快さが
感じられず、板の反応が鈍いように思える。 たぶんこれがこの板の特性なんだろう。
小回り、大回りとも普通という表現だが、重いのと反応が鈍いのがマイナス点のように思える。
機会があればFLプレート仕様を試してみたい。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑦TRUIN-S

RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★☆1.5点 ずらし★★2.0点 速度域:高速× 中速 低速
管理人の印象:これはちょっと微妙。
TRUIN-SLとはデザインは同じですがプロポーションが違う。
このTRUIN-Sは10/11モデルのTC-SXと同じプロポーション。 なのだが・・・・TC-SXとは挙動が全く違う。
一番の違いはTOP部が頼りない感じ。 ビンディングより前側の板がかなり柔らかいのではないかと思う。
なかなか谷回りでエッジがかからないので、グワーンと大きく回してあげる必要がある。
結果必然と大きな小回りになるのはよいのだが、そのターン弧以外で滑るのは不得意な感じだ。
素早くテールを動かすように滑ると、板が前に進まずその場で板が横を向いてしまう傾向がある印象。
管理人は好みではないです。 一昔前の板のような乗り味とでも言うのでしょうか・・・・。
ただ慣れてくると滑れないことはないです。 ある意味乗りにくいので練習にはなりますが(^^;
この板はTRUINという冠をつけた名称はやめた方がいいかも。 ジュニア用だとしても弱いかも。



試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:165cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★☆1.5点 大回り(測定せず) オールラウンド性★☆1.5点
カービング1.0点 ずらし★★2.0点  速度域:高速 中速 低速
板の印象:普通だなぁ・・・
小回りをしたけれど、板が前に出てきてくれない。。。
普通に滑る分には、申し分ないと思いますが、ちょっと物足りない。
最後の方に試乗したので疲れもあったかもしれませんが、小回りするには回ってきてくれない。
というか、動かしても出てきてくれない感じがしました。



一番上へ




--------------------------------------------------------------
⑧TRUIN-GS23
写真は27(デザインは同じです)
RC600FLプレート
試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ180cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★☆1.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:基礎用だねこれは。
とても扱いやすいです。TC-LEと乗り比べをしたかったんですが本日はTC-LEの試乗板がなく残念。
TC-LEはロッカー形状になっていることからか、TOP側がフワァーとしている不思議な乗り味という印象が
あったのですがGS23はいたって普通の感じ。低速で板を回しこむ滑りをしても板がたわんでくれます。
どちらかというと今期モデルのTC-LXに似ているみたい。いや?LXよりも柔らかいかな・・・・。
どちらにしても個人的にはLEよりこちらの乗り味が好みかも。 
ロッカー形状が今年はブームですが、そのうちきっと元に戻ると思うのは俺だけ?
R23ですがよく曲がります。 体を傾けていくことも容易で、すごくオーソドックスな挙動な板です。
FLプレートは180cmしか試乗板がなかったのですが、男性であれば185cmがいいと思います。
またGRプレートに比べるとかなり軽やかな乗り味で、ひらりひらりという感じで操作が可能です。
自分程度のそこいら辺にいるテクニカルレベル基礎スキーヤーであればFLプレートでなんの問題もないと思います。
逆にGRだと持て余すかな・・・・・。
ロッカーベントが嫌いな人はこちらを選ぶという手もありますね。管理人ならこっちを買うかもしれません。


試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:180cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点  速度域:高速 中速 低速
板の印象:うっひょ~
180は、○○年ぶりに乗りましたが、長いですね(当たり前か・・・)
安定しているので、安心感はあります。プレートがFLの分、しなやかになったとおもいます。
硬いGRに乗った後に、しなやかなFLに乗ったので、物足りない感はありますが、
もう少し、しっかりと乗っていたら、板が走る感覚になるのだろうが、
大回り系の板に乗るのは、これが3回目。どうしたものか・・・と考えつつでした。
あまり感想になっていませんね・・・
RC600GR同様に、大回りの練習をするには、このくらいは必須なのかもしれません。



RC600GRプレート
試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ185cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★☆1.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:オンザレール感が強くなって動きずらい。
板の挙動はFLプレート版と同じです。 低速でも板がしなるのを感じることができます。
ただ荒れた雪面を突破する感覚はこちらが圧倒的に強い。
その分安心して踏めるのだが、オンザレール感が強くなりエッジに乗っただけのサイドカーブなりのターン弧に
なってしまう可能性が高くなるように感じました。
なんというのか、ターンに入ってからが足元がガシっとグリップしてしまい動きにくい。。
やはりGRプレートはそれなりの脚力、体重、足前をもった人が乗るべきだと思いますね。
ただ扱えないか?といったらそんなこともありません。 ただどっしりしているのでゆっくりした動きになります。
リズム変化などを入れる時などはちょっと技が必要かもしれません。
OGASKAのサービスマンとも話しをしましたが、「無理してGRプレートにする必要はないと思いますよ。」とのこと。
言い換えれば一般の人はFLの方が言いんじゃない?と言われているように思えました。
管理人も「そうだな」とちょっと納得。 管理人が買うならばFLプレートにします。



試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:175cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点  速度域:高速◎ 中速○ 低速○
板の印象:うっひょ~2
硬いというか、張りがあるかも・・・が乗ったときの第一印象です。
プレートの分、しっかりしてるのですね。
八方で試乗したLEよりは、落下感はありませんが、それなりにスピードにのると
とてもいいのではないかな。乗りこなせるようになりたい板の一つです。
また、この「硬いなぁ」という感覚は、気持ちがいいです。
今の私のレベルだと、オーバースペックになるかもしれませんが、
いつまでも大回りは怖くてできない!とも言っていられないので、鍛えるのには好いと思います。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑨TRUIN-GS27


写真だけ。

一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑩ET-8.0
試乗者:ナビ(女性です) 試乗日:20110219
身長(cm):163 体重:51 レベル:テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ(cm):178 R:19.8 雪質:固め/アイスバーン
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 印象:どこでもいけちゃうクルージング板
完全なクルージング板ですね。
楽ちんです。板の長さを感じさせない操作性で、軽いし、これからの春雪では強い味方になりそう。
試しに大回りをしたら板が詰まりました。速度もそこまで出ませんので安心?かな。
TC系との違いをつけるので2.5点にしました。
個人的には、長さ168なら、コブも行きたいと思います。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑪ET-9.0
試乗者:ケンケン 試乗日5月1日
身長:176cm 体重:76kg レベル:万年1級
試乗場所:栂池高原スキー場 試乗長さ173cm 雪質:春のザラメ雪だが降雨のため滑りやすい
整地大回り★★☆2.5点 荒れ地大回り★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
第一印象:整地でも意外に攻めることができる。
オガサカキャンプでレッスン中に試乗しました。スタッフに勧められ試乗しましたが、この板は本当に面白い。
荒れ地での大回りをまるで整地の如く滑れる。
また、整地での滑りもロッカースキーの恩恵か自分の悪癖であるシェーレンが出なくなった。
やはりというか、コブは無理だそうです。


一番上へ



サロモン

①BBR 7.9




試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ169cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り1.0点 大回り1.0点 オールラウンド1.0点
カービング1.0点 ずらし1.0点 速度域:高速× 中速× 低速
管理人の印象:新感覚すぎるかも・・・・。
新感覚スキーとのお触書きの板。 たしかに新感覚かも。
グリップは意外にしっかりしている。しかしビンディングのヒールピースから後ろ側で滑る感じの板。
常に後傾気味のポジションで滑ることを強要される感じでスピードをあげることはできない・・・。
不思議な乗り味の板で、新感覚とはよくいったもんだと思う(^^;
基礎スキーとかフリースキーとかそういう問題ではなく、残念ながらこれを楽しいと感じる人は少ないかも。
よくわからないのが前側が太いのでパウダーに強いのかというとそうでもないみたい。
TOPが太いメリットはいったいなんなのかは謎。
ゲレンデでの注目度はかなり高いですよ。


試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ174cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★☆1.5点 ずらし★★2.0点 速度域:高速× 中速 低速 
板の印象:奔放なおもちゃ
8.9とは全く別物。正直試乗中は存在価値が理解できなかった。
印刷物やPC画面では分かりにくいが、8.9に似た色の印刷トップシートの質感の無さ、キャップ構造を多く感じてしまう乗り味。
試乗の印象よりもセカンドモデルとして7.9をラインナップさせてしまうメーカー組織力の凄さの方が印象深かった。
多分、ターゲットが全く違うと思います。ファルコンやX3クラスのブーツを履いている人は8.9へ。
7.9はFOCUS JPという信じられないほど軽くてプニプニと柔らかく量販店で安く売っている2バックルブーツでいいと思う人がマッチするなぁ…、
と、考えていたら来シーズンのFOCUS JPにはBBR色がラインナップされているっ!!
改めて乗り味を思い返すと、
スノーボードからちょっとスキーをかじって見たい人、1シーズン5回以下のレジャーとして楽しんでいる人、
99cm以下のミニスキーからレベルアップしたい人、スキーの競技系や技術系に閉塞感を感じて自由になりたい人、
筋力が弱くとにかく重いのがイヤという人、スキーヤーの裾野を広げるために必要なモデルだと気づきました。
オガサカのヨーイドンやAZシリーズ、ReIsmのT-IE、K2のクラシックあたりのカテゴリ。
もしくはレンタルにブーツとセットであったら、雪面を滑る楽しさをもっと広げることができるモデルだと思います。
私自身、レンタルにあったらブーツと一緒に借りたいし、友人にも薦めるなぁ…。
男性でも149cmぐらいの短めの方が楽で理屈抜きで楽しいでしょう。



一番上へ


--------------------------------------------------------------
②BBR 8.9



試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ176cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り1.0点 大回り1.0点 オールラウンド1.0点
カービング1.0点 ずらし1.0点 速度域:高速× 中速× 低速
管理人の印象:新感覚すぎるかも・・・・。
7.9はモノコック構造だったが、こちらはサンドイッチ構造。
これは写真でサイドウォールを見るとわかりますね。
8.9の方がエッジの均一間を感じてしっかりした感じを受けるが、7.9と似たようなテールで滑る感じの乗り味は変わらず。
後傾で乗らないと曲がりません。そして疲れます。
基本的に感想は7.9と似たような感じですのでそちらを読んでください(^^;



試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ187cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★2.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速 
板の印象:サロモンらしい新コンセプト
Vシェイプの本家K2ポントゥーンの操作性と、ピンテイルのヴェクターグライドジーニアスの抜けと、
ファットにSL並みラディウスのブルーモリスニューノーマルを足して3で割った特徴的なシェイプ。
シェイプ以外にも、心材が透けて見えるトップシートやサイドウォールの蛍光色、
スキーでは珍しい鮮やかなブルー色と、見た目のアピールはサロモン的。
個人的にはテイル形状がなんとも愛くるしく感じている。
さらにウエスト幅が一番細くなるセンター位置よりもトップ寄りにビンディングが取り付けられていて変わっている。
小回り出来る、ポールに入れる、ファットのカービングとしては切れ上がらない程度に切れる。
オンピステの操作性が高く面白い。
コース脇のトラックの入った悪雪でも、威圧的なトップ形状が軽めの感触をもたらし、テイルのズレと抜けの自在性が高い。
新雪パウダーも期待させるオフピステの操作性。
フレックスは柔らかめだが、飛ばしてもトップがパタつくことなくサンドイッチのしっとり目な乗り味。
ウエスト100mmファットスキーのオンピステでのもどかしさを感じていて、ここ数年ウエスト85mm前後のモデルを物色していました。
ヴェクターグライドのコルドヴァ、リィズムのST-A、KEI-SKIのEZO、VISTのクロスオーバー3、フィッシャーのモーティブ84C-Line、サロモンのエンデューロ。
これら候補の中でBBR8.9が最有力候補に躍り出ました。遊び板なので候補と比較して安いことも魅力。
オフピステメインならば187cmでしょうが、オンピステ重視なので176cmかなぁ…と。



一番上へ



--------------------------------------------------------------
③24 HOURS S5

試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ170cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:THE 普通 テククラレベルが指導系を受験するんだったらこれ!
昨年モデルから中に入っているバーが厚くなって少しがっしりしたらしい。
が、昨年と印象は変わらず。乗り比べをすれば違いがわかるかも。。。。
この板は普通にいいです。とにかく普通です。
すごい走る、すごい曲がる、すごい安定感という言葉から「すごい」を全部取ったような感じの板。
癖もまったくありません。 弱さも感じないし、強さも感じない。
テククラの人が指導員を受験する場合などにはこれしかない!と思うぐらい超!基礎板です(笑)
オガサカのケオッズ、ユニティだとテク・クラレベルの人では弱すぎると感じるでしょうから・・・。
しかしサロモンも変わったよな~。 サロモンらしさは皆無です。
誰が乗っても普通と感じると思います。
そういう意味で失敗がないスキー選びの代表としてオススメです。


一番上へ




--------------------------------------------------------------
④24 HOURS LM

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★☆2.5点 
カービング★★☆2.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:悪くないが決め手に欠ける
限定品でブログ評価が高かったが先シーズン試乗会で乗らなかった。来シーズンも継続のようなので試してみた。
普通にいい。
ブランドが好きならば、ハズレのない乗り味と操作性。
けれどリミテッドや限定という特別感の印象は抱けなかった。
ぱっと見、S1~S5と区別がつかないルックスと相まって、気分の高揚や所有欲を掻き立てることがなかった。


試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:これはかなりいけてる
昨年のLMも好印象でしたが、今年もかなりいいと思います。
安心して人に薦められる普通っぽさと操作性を持ち合わせています。
またLMは小回りベースのオールラウンドということでS5よりもかなり小回りが気持ちよい。
試乗板が165cmだったこともありますがS5よりも滑っていて楽しい度は高いと思います。これはS5より反応がいいからですね。
昨年からビンディング機構が変わったことで少しがっしりしたみたい。 他のメーカーと比べても安定感はある方です。。
中回りでも体を倒して行く事が容易で上手になったと勘違いする可能性があります(^^;
オールラウンド用で1本購入であれば、ATOMICのDEMO X TYPE Aと迷いますね。
ただTYPE Aより小回り向けなのでLMの方が動きに自由度があります。 印象としてはTYPE SとTYPE Aの中間みたいな感じです。
個人的にほしくなりました。 ただTOPシートが汚れそうな感じの材質なんだよねぇ・・・・。
管理人の今シーズンイチオシモデルです。


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:春の腐った雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:やはりいいね。
前回は荒れてはいましたが雪質がとてもよかったので、今回はぐさ雪で試乗です。
本当は170cmにも乗ってみたかったのですが、板の特性から165cmばかりが試乗板でいつも準備されています。残念。
乗るとこの板はやはりいいですね。 どっしりしている、なのに操作性がよいのでとても好感が持てます。
ブリザード系の軽い操作とは対極かも。 (あちらはあちらでよい感じです)
ATOMIC同様に管理人のイチオシです。 アメアスポーツやるなぁ。
まあ同じ工場で作られてるんだから・・・・(笑)
管理人のイチオシモデルです。


試乗者:ナビ(女性です) 試乗日:20110327
身長(cm):163 体重(kg):53 レベル:テクニカル 
試乗場所:ASAMA2000 試乗長さ(cm):165 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点 
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
印象:おおお!普通にすごい
普通に扱える板です。
S5の後にすぐ試乗したのですがこちらの方が安定感があって、荒れたこの日のようなバーン状況でも
十分対応可能なのかなと感じました。
指導系にいいですね。オールラウンドって感じです。
うん、普通です(笑)。普通にいいです。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
⑤3V RACE


一番上へ


--------------------------------------------------------------
今年からサロモンにもATOMIC Xビンディングが搭載されるモデルがあります。
ビンディングはアメヤスポーツグループのATOMICと共用ということです。
3V RACEなどはATOMICのSLと板も同じで色違いです。



ヘッド

①i.super shape

試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★☆2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:トランポリンみたい。
ヘッドの板はまったりしている印象があるのですが、この板もまったりしてました。
ただし後半に板が瞬間的に走ります。
谷回りで板が撓んでフォールラインを抜けるあたりでゆっくり跳ね返って来て、後半にシュッと走る感じの乗り味。
ボヨン、シュッ! ボヨン、シュッ! って感じです(^^; ヘッドのKERS特有かも。
きっと他の板もこんな感じなんではないかなーと思います。
管理人はKARSが付く前のSUPER SHAPE SPEEDを持っていますが、違いはTOP側がここまで柔らかくないのと
後半のシュッというのがここまでありません。 ビンディングより前が柔らかいのはすぐ感じられます。
ただ、一部のメーカーで前側が死んでしまっている・・・・と感じることはなく、しっかり反応してくれますので
滑りにくさはありません。
ゆっくり回ってくる板が好きな人はいいと思います。 板が撓んでいるのがよく感じられます。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm R11.4 雪質:腐りはじめてきた状態
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:Magnumよりも良く回るが、少し頼りなく感じた。
普通に乗るには十分で、全てをそつなくこなすが、Magnum同様に大回り、小回りとも
物足りなく感じる。悪くはないが普通のオールラウンドで、板の反応が弱く刺激が少ない。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
②Xシェイプ STX

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング★★2.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:価格が魅力
技術向上を意識してモデル選びをするときに
中上級者向けモデル:フィッシャープログレッサー、オガサカケオッズ、ブリザードGフォース
などと比較すると価格が抑えられていることが一番の魅力かな。
板の反応はターゲットユーザーの狙い通り、扱いやすいです。
MTXとの比較だと、STXの方がキレが出しやすい印象。でも当然ズレも使えます。
あと、女性向けPowerOneとSTXを乗り比べてみたい気がします。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
③ヘッド Xシェイプ MTX

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング★☆1.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:STX比で安定感増
安定感を板に求める方はMTXだと思います。好みの範囲の違いとも言えますが…。
ヘッドらしい乗り味があり、スーパーシェイプからの流れを感じます。
気掛かりは、実売価格とその後の値崩れの動向ですね。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
④i.super shape SPEED

試乗者:たーた 試乗日:3月27日
身長:171㎝  体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:夕張マウントレースイ 試乗長さ:170㎝ R14.6 雪質:緩んできたアイスバーン
小回り:★★☆2.5点 中回り:★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング:★★★3.0点 ずらし:★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:中回り系オールラウンド
去年の継続ですね。
滑り出すと、板の安定感とエッジのかかりがすごくいいー。
ただ、滑っている時は大回りのつもりでも、滑った後を見ると中回りかなー。縦長。
谷回りが長く取れない。 板のトップが固いので、基本縦、縦に走って行くスキー。
ターン後半スキーが内に入る事はないので、山回りで横になったスキーを走らせて、
うまく谷回りに繋げていけない。
板は面白いし、振り回せるし、レスポンスはいいので、総合滑降はやりやすい。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ170cm R14.6 雪質:締まって良い
小回り★☆1.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:以前のモデルよりもトップがパタパタするように感じる。
はじめにずれないエッジの予感がしたがその通りで、テールがロックしやすくきれいにズレない。
長さの違いもあると思うが、World Cupの方に比べて安定感が無く、トップがパタつく。
World Cupに比べ落下が穏やかなため小回りがやりやすいが、テールの感覚が影響し、あまり
良い感じはしなかった。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑤World Cup i. speed

試乗者:たーた 試乗日:4月3日
身長:171㎝ 体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:キロロリゾート 試乗長さ:180㎝ R18 雪質:固めのバーンの上に新雪が5センチ位積もった
小回り:★★2.0点 大回り:★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング:★★★3.0点 ずらし:★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:基礎大回り板の王道
デザインに若干の変更があったのみ。 基礎大回り板の最高峰でしょう。
HEADの中でも特にクセがなく素直な板。 この板を悪く言う人はいないでしょう(笑)
何も言うことはありません。脱帽


試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ175cm R17.1 雪質:締まって良い
小回り★☆1.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速◎ 中速○ 低速△
板の印象:175㎝は非常に面白い特性の板。
デザインを含め10-11モデルと同じように感じる。
小回りは出来なくはないが、やりづらく身体がついていかない。
一般ゲレンデ用の大回りや、大回り系オールラウンドとしても使用可能だろう。
180㎝ならば基礎の大会用大回りとしても十分に使えると思う。
板が下を向いて後半走るのはi.Super Shape SPEEDと同様だが、安定感が格段に異なる
ため、World Cupの方が好印象。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑥super shape i.MAGNUM

試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ163cm R12.4 雪質:腐りはじめてきた状態
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:相変わらずのオールラウンド性で、普段履きに良い。
163㎝という長さからか、Super Shape(赤)よりも乗りやすく感じ、こちらのモデルも
腐った状況下では好感触であった。
1本で何でもできる反面、大回りも、小回りも専用モデルには及ばないため、大会に
は向かないが、高速域でも安定感は抜群。
普段履きとしておススメのオールラウンド板で、指導員検定・級別検定・レッスンな
どでも力を発揮しそう。


試乗者:スキー歴20年 試乗日4月10日
身長:163cm 体重:57kg レベル:1級
試乗場所:ナクア白神スキー場 試乗長さ163cm 120/71/106 R12.4 雪質:ザラメ
小回り★★☆2.5.点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:整地オールラウンド基礎スキー板
HEADらしい"しっとり貼り付き安定感"があります。この強調部分で要約できます。
ザラメ雪で結構ジャブジャブに荒れていましたが、煽りを喰らう恐怖感は感じません。
乗るだけで板が勝手に回ってくれる、という感じではなく、自分で操縦が必要ですが、
小回り~大回りまでOK、カービング・ずらし共に偏りなく融通が効きます。
当然、大回りから小回りへの切替なんかも発射することなく制御し易いです。
しっかり踏み込むと板が力強くしなるし、ひねる滑りも引っ掛かる感じはないです。
KERSに関しては素直に挙動するので特段に特徴を見出すことはありませんでした。
私の板は HEAD iCON TT80 ですが、本試乗板はそれの強化版といった感じでした。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑦World Cup i. SL

試乗者:ぽぺー 試乗日3月19日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍 試乗長さ165cm R13.0 雪質:腐りはじめてきた状態
小回り★★2.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:相変わらず重く感じ、中~大回りの方がやりやすい。
板が重く硬いためにあまりたわんでいる感じがしなかったが、雪が腐ると非常に良い感触。
しかし、小回りでは板が下に走るので制御しづらい場面が何度か見受けられた。
自身のレベルに合っていないからか、中回りや大回りの方がやりやすいと感じた。



一番上へ




ロシニョール
①demoα

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★2.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:どっしり安定
カスケードテクノロジーでスイングウェイトが軽くなったと説明されたが、
ロシニョールの今までと比べてで、他メーカーと比較すると、重厚な乗り味です。
重厚系:ブリザードフルサスペンション>アトミックD2>ロシニョールdemo>ヘッドSuperShapeシリーズ
どっしりした感じが好きな方にハマルモデルでしょうね。
アルファとベータの二つ試乗しましたが、違いはわずか。汎用性はベータの方が上かな。
グーンっと飛ばしたい人はアルファでがっつり踏み込むと本領を発揮します。
ポテンシャルは高い、引き出すのが難しい。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
②DEMO CASCADE TPX
試乗者:たーた 試乗日:3月27日
身長:171㎝ 体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:夕張マウントレースイ 試乗長さ:174㎝ R17.8 雪質:緩んできたアイスバーン
小回り:★★☆2.5点 大回り:★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.0点
カービング:★★★3.0点 ずらし:★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:基礎用大回り板
乗りたい板が全部出てて、時間潰しで乗った1台
すごくいいーと感動した! 自分の滑りに合ってる(笑)
ターンの始動、エッジの食い付き、板の走り、安定感、扱いやすさすべて高い次元で融合したスキー。
自分がいつもGS板を履いて谷回りを長く取る滑りを練習していたが、一発で納得の滑り!
ただ、基礎用板としては重量が割りとある。ターン中に重い、扱いにくいと感じるかは好み別れそうです
後、レスポンスが遅い。切替の時に大腿をゆーっくり起こして、谷回りをつくる滑りをするとこのスキー
一番いい所が出せる。 この辺も好み分かれそうですね。
自分は、来シーズンの購入候補です。


一番上へ




フォルクル


①PLATINUM R

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ171cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速 低速
管理人の印象:検定などを目指さない一般スキーヤーにもオススメです。
とてもまったりした板です。のんびり滑るにはとてもいいですね。
あまりスピードを出さない人や、2級ぐらいの方でゆっくり滑る方や女性にとてもお勧めです。
ゼロベントと(フルロッカー)いう板の反り返りがまったくない設定だそうで、とにかくかえりがのんびり。
とは言え、板の走りがないかと言うとそんなことはなくきちんと乗ってやれば板はちゃんと走ります。
旦那のスキーにつきあい程度の奥さんにスキー板を買ってあげたいが、変な板はちょっと・・・・という人はオススメです(笑)
また、1級受験でも使えないこともありませんが男性にはちょっと物足りないかもしれません。
雪面が荒れている状態でスピードを出すと(と言っても管理人がスピードと皆さんが同じとは限りませんが)
板の安定感がちょっと頼りないですね。そこはそういう使い方をする板ではないと思います。
特に2級レベルの方、女性の方に。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ171cm 雪質:腐れ雪
小回り
★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング
1.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速 低速
板の印象:初~中級者用?コブで非常に使いやすい。
最初はそれほど期待していなかったが、良い意味で期待を裏切ってくれた一台。
整地ではすっぽ抜けてしまい、ターンしようとしてもグリップさせ辛かったが、コブ斜面にもって
行くと真価が発揮され 軽くてズラしやすいためにコブの中でコントロールしやすかった。
初~中級者用として、失敗の無い板だと思う。


試乗者:koji 試乗日4月17日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ171cm  雪質:ザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り
★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点

カービング
★☆1.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速◎  
印象:最強のコブ向け板
ノーマークでしたが、今日のコンディションではベストの板でした。
板自体は非常に軽く、走りは軽快です。ふんばる&走らせる大回り&小回りをすると板がちょっと弱いかな?
という感じがしました。一方でずらして滑る分には問題ないです。
不整地、荒れ地でも同じように軽快、軽量且つエッジがマイルドでずらしやすく回しこみし易く、コブが楽しい!と思わせる板でした。
これがフルロッカーの効果なんでしょうかね?コブが苦手な方は、一度だまされたと思って使ってみるといいと思います。
管理人さんも書いていますが、奥さん(または彼女さん?)に買ってあげる板としておすすめです。
但し春のコブシーズンになったら回収して自分が使う!、という条件付きになります(笑)。

一番上へ


--------------------------------------------------------------
SPEEDWALL PLATINUM SW

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
昨年のプラチナムはキャップ構造だったのですが、来期からはサンドイッチ構造になります。
まったりした乗り味からGDやSDと似たようなきびきびした感じの乗り味に変わりました。
GD系とSD系と同じでどっしり感はあまりありません。 ちょっとペラペラな感じも一緒。
そして滑り出すとどんどん下に向かって加速して行く感じなところも同じ。 
この感じはATOMICなどよりも下に加速していく感があり、管理人は少し違和感があります。
ものすごい落下して行くのに板の安定感がちょっと足りないというか・・・・。
排気量の小さい車で下り坂の高速をぶっ飛ばしている印象(^^;
SDがちょっと大人しくなったような印象ですが、操作感は似ているので簡単な板ではないと思います。
板の行きたい方向を阻害しないでターンすると滑りがスムーズに見えるのですが、この板は下に加速して行きたがるので
体をついて行かせるのが結構大変です。
慣れれば平気なのでしょうがのんびりした板から乗り換えると最初は戸惑うかもしれません。
挙動は小回り系ですね。 試乗した長さからかもしれませんがどちらかというとGDよりもSDに近い板だと思います。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ170cm 雪質:腐れ雪
小回り
★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:オールラウンド用としておススメの板。
Crosstiger SDやRacetiger SLに似ている、軽い力で操作可能な小~中回りベースの板。
借りたところのチューン状態でテールが少し噛む感じが残っていたが、これが後半の走りと
板の反発とがマッチして非常に楽しい。
ハイスピードでは少し便り無いのだが、フレックスが柔らかめのため板のたわみが出しやすい。
170㎝を試乗したが小回り板のようにくるくる回る。
当日、kojiさん所有のRacetiger SLと比較してみたところ、操作性は似ているが安定感はSLの方が圧倒的に上。
プライズ検定用には少し物足りないかもしれないが、普段履きから級別検定や指導員検定など
も使える、かなりおススメの一台だと思う。


試乗者:koji 試乗日4月17日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ170cm  雪質:ザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り
★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点

カービング
★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速◎
  印象:マイルドになったSL
自分の使っているSLをそのまま170cmにして、板の強さを気持ち抑えた、という感じの板です。
SPEEDWALLの影響か、板自体はSL同様軽快で、しっかり感はないですが、適度に張りもあり、くいくい回せます。
挙動もSLに近く、違和感なく乗れました。コブでも扱い易く走りも見せられて高評価です。
ただ、自分が重いから?か整地で乗り込んでいくと、小回り、大回りとも思った以上に回ってきてしまうところがありました。
板也で回していく、ずらして滑る分には容易ですので、1,2級レベルの方、または初めて試乗でSPEEDWALLを乗るときの基準と
するのであればこの板がいいのでは、と思います。
乗ってみてもう少ししっかりしたものが欲しいのであれば、SDもしくはGDでは、と思います。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
③SPEEDWALL CD

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ178cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:何用の板なんだ? 意外になんでもできる変わった板。
とても不思議な板です(笑)
最近はやりのロッカー形状を採用した板です。
センターは超太くて板が長いので小回りは不可能だろうと思って乗ると、意外に小回りができます。
のんびりな小回りになりますが、テールが綺麗にずれてくれるので滑りにくさはありません。
下に落下しようとする感じはプラチナムSWと同じですが、あちらほどセカセカしていません。
小回りのテンポとしてはむしろこちらの方が管理人は好みです。
ロッカー構造だからひっかかり感がなく長くて太いのに小回りもできるというのでしょうか・・・・。
ただターン始動時に板が勝手にシュルシュルと下を向いていく感じに違和感があります。
これがロッカーと言えばそれまでですけど。
一方、大回りはというと板の幅、長さがあるので安定感はまったく問題ありません。
今回はGDに乗っていませんが、昨年とモデルチェンジしてないそうなので昨年の印象だとGDよりも安定しているかもしれません。
ただこの板の用途はなんでしょうね?(笑)
説明だとテクニカル(基礎)系とのことですが、オールラウンドっていうには長いですし大回り用ってほどでもなく、小回りはまったり。
この太さでパウダー用でもないし・・・・。
性能はすべてにおいてそこそこいいのですが使い道に困りそうな板です(^^;


試乗者:ぽぺー 試乗日4月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ178cm 雪質:腐れ雪
小回り
★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング
★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:何でもできる割には中途半端な印象
ロッカー系の板でターン初期の接地感が感じられず、捕えとターン軌道のイメージが離れてしまう。
曲がっているのだろうが、そのように感じられず、回って欲しいタイミングで板の反応が無い。
大回りは切り替え時に真上に体が持って行かれているようなターンになった。
小回りについてはロッカーの影響なのか、段付きエッジングみたいな動きをしているようだ。
そんなに悪くはないと思うが大回りも中途半端で、どんな用途で使用するのか不明な一台。


試乗者:koji 試乗日4月17日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ178cm  雪質:ザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り
★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点

カービング
★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
印象:VOLKLがLA-Fを作るとこうなる遊び板、但しちょっと値が高すぎる。
来期のVOLKL一押し板だそうです。
板自体はワンサイズ(178cm)、センターも78mmとセミファットにやや脚をつっこんだ大回り系のように思えますが、
実際滑らせると普通の大回り板と同様のいい走りができます。
ただ、SLやGSのようなキビキビ感はなく、ややまったりした動きになってしまうところがありますね。
この動きは小回りでも同様で、SPEEDWALLを期待して乗るとやや肩すかしをくらうかもしれません。
張りはありますがSL、GD、SWのような張りではなく、板全体でしなる、という感じがしました。
ちょうどLA-Fを初めて乗ったときの感覚にやや近い感じがしました。
LA-Fより張りはあって整地指向に振った板、という感じがします。
大会や検定等ではややどっち付かずになりそうな感じがしました。
大回り志向が強く一日のんびり、という方にいかがでしょう。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
④RACE TIGER SL

試乗者:すい 試乗日4月2日
身長:168cm 体重:57kg  レベル:1級(テク75点出たり出なかったり)
試乗場所:五竜 試乗長さ165cm 雪質:ゆるみはじめたザラメ緩斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:軽快小回り系
昨年のインプレッションでSDとあまり変わらないということだったので、あえてこちらを試乗。
悪雪でも軽快に小回りが可能で、重量自体も軽いためオールラウンドに使えそうです。
いつも大回り系の板を使っているので「小回り板は楽しいな」と改めて感じさせてくれました。
サイドウォールの効果で板がどの局面でもストレスなく走るため
とてもキレのある滑りができますが、手抜きの滑りを許してくれない印象です。。
フレックスが強すぎないので、たわませればズレを使った滑りも問題ないです。
小回りを楽しむにはとても良い板だと思います。



試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm R13.1 雪質:そこそこ良い
小回り
★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド★☆1.5点
カービング
★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:昨年と同じ板なのか?
今年のモデルは中途半端にオートマチックな動きをするようで、少し操作に戸惑った。
しばらく試して乗り方わかったがトップ側の反応が鈍く、後半にかけてグリップが強くなるように感じた。
それほど変わったようには思えないが、自分の滑りが変わったのか昨年と同じよう感じられなかった。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
SPEEDWALL SD

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ165cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り
★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング
★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:軽快俊敏
サンドイッチのしっとり感はあまりない乾いた軽快感。
軽快感を感じるモデルの中で、ブリザードSLR>フォルクルSD>フィッシャースペリオールC-Lineの順。
俊敏なキレ、板の走りも特徴的。
トップシートデザインと黄色が好みではないが、乗り味は好み。
上級以上の方に候補の一つとして薦められるモデル。


試乗者:スキー歴20年 試乗日4月10日
身長:163cm 体重:57kg レベル:1級
試乗場所:ナクア白神スキー場 試乗長さ160cm 雪質:ザラメ
小回り
★★☆2.5.点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング
★★☆2.5点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:薄い鉄板はさんだみたい
サンドウィッチ構造ですが、しなりを感じ難く、サラサラした乗り味です。
本日試乗した中で一番硬派な板です。ATOMIC DEMO X TYPE S よりも硬派です。
ザラメ雪で結構ジャブジャブに荒れていましたが、短い板が軽々と突っ切って滑ります。
小回り用ですが、全面的に硬くて、特に仕掛けないと中回りになっちゃいます。
最低限の滑りは問題ないですが、単なる上級者や軽量級では持て余すと思います。
おそらく体重75kg以上でマッチョなエキスパートが使いこなす板です。体育会系板。


試乗者:粉雪 試乗日6月5日
身長:177cm 体重:69kg レベル:クラウンプライズ 
試乗場所:月山スキー場 試乗長さ165cm 雪質:硬いザラメ~ざぶざぶのザラメ
小回り
★★★3.0 点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング
★★☆2.5点 ずらし★☆1.5 点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:軽いのにしっかりした滑走感覚
持つと非常に軽く感じたので、フニャフニャの板かと思いましたが、硬いザラメでもしっかりしたグリップを感じました。
心地良い走りのある小回りが出来ました。アイスバーンでも威力を発揮しそうです。
重みが軽くなってしまうとロックしたようにグリップしてしまうので、スペースの調整は、シビアな部類かも知れません。
コブでは、やや発射しやすいタイプに感じました。ターンを早めに終わらせれば気にならない程度です。
大回りは、雪質による反発具合が予想出来ず、板まかせなターンになってしまいましたが、
何日か乗れば何とかなりそうな範囲です。
エッジ角をレベルに合わせてチューンナップすれば、誰でも乗れそうな板です。
私の体格なら、ノーマルのままで満足の乗り味でした。
速度域は、アイスバーンでの高速に良いフィーリングが得られるか分からないので、ひとつ○としました。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
SPEEDWALL GD

試乗者:koji 試乗日4月24日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ170cm  雪質:ザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り
★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点

カービング
★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速○

印象:SLとは違うのだよ、SLとは。
今年からサイズが170cmと175cmのラインナップに変わりました。
試乗したのはその170cmです。SLのイメージから軽快かな~と思って試乗しましたが、、、、SLほど軽快さはないですね。
大回りは、あまりくるっと回らず板にしっかりのってじっくり下に落ちていく、という感じがします。
小回りも同様で、じっくり回してorずらして小回る、という感じです。
春のザブザブの雪でこういう動きができるのですから、ハイシーズンの雪で大回りを試してみたいなあ、と思いました。
ただ、そのときはもう少し長い板で試してみたい、と思っています。
そうなると、、180cm以上がないので、RaceTiger GSになるのかなあ、、、。





一番上へ



アトミック


①D2 DEMO X Type A


Xシリーズに設定されるE-CON(イーコン) 緑色のシート



試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ169cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:驚きのスピードレンジ幅と操作域
この板はX TYPE Sと同様に非常に優秀です。 低速操作から高速域まで操作性がかなり高い。
位置づけとしては大回り系オールラウンドモデルですね。
E-CONシートが追加されたことで板の粘りが出たそうです。
管理人が昨年DEMOX TYPE Aを試乗した時は無敵の安定感だなぁと感じたのですが、雪がグサグサすぎて
安定感があるということしか記憶になく、今年の売り「粘り」の違いはよくわからず。
ただ今回感じたような「操作性抜群!」という感覚はなかったので、これがその粘り効果なのかも。
安定感は抜群にいいですので、安心して踏んでいくことができます。
ちょっと荒れていても安定してグイグイターン体を落としていけます。 これは頼もしい。
そしてTOPからテールまでのエッジが一定のグリップ感とずれ感をもっているため非常にのりやすい。
一応オールラウンドモデルに位置づけされますが、一般ゲレンデで一般の方が使用するのであれば大回りモデル
に位置づけされるかもしれません。 早くからしかけると板がすーっと外に出て行く素直さが好ましいです。
この大回りの性能はプライズ検定の大回りでも十分な性能を発揮してくれるでしょう。
安定感、操作性ともにとても素直で扱いやすい。
ただTYPE Sの方がクルクル回るので、Aが手ごわいと思った方はSの方がやさしいと思います。
管理人のオールラウンドモデル イチオシモデルです。


試乗者:たーた 試乗日:4月3日
身長:171㎝ 体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:キロロリゾート 試乗長さ:169㎝ R17.2   雪質:固めのバーンの上に新雪が5センチ位積もった
小回り:★☆1.5点 中回り:★☆1.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング:1.0点 ずらし:★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:うーん? 唸る(笑)
一昨年に買って、わずか1シーズンで売った過去がある(笑)
やっぱりあまりいい印象を持てない。 改良を重ねているけど、この板をどういう風に乗っていいかわからない。
大回りをやろうとするとターン中盤以降、トップが内に強引に入って来て、耐えられず、切り替えずにいられない。
スキー板が跳ね上げられ、雪面から離れる。 姿勢が崩され思わず止まって、唸る(笑)
小回りはずらしなら板の走りも感じれるが、カービングになると板のレスポンスが良すぎる。
板の安定感もイマイチ。板が自分から動きすぎる。
大回りは評価せず、カービングの1つはエッジの食い付きはいいが、それだけ。落ち着きが無い。
アルペン界でATOMIC→HEADに変わっている理由がわかる


試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ164cm R16.6 雪質:そこそこ良い
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:完成度の高いオールラウンド板。
以前、Type-Sが回りすぎたため、今回はType-Aの164㎝を選んでみた。
大回りモデル、小回りモデルと比較すると、名前のとおりやはりオールラウンド的な挙動を示す。
板自体は軽いが安定感が高いのはさすがアトミックというところか。
悪くはないが小回りモデルとは異なるため、小回り用で使うにはType-Sの方が良いと思う。
Type-Aの名前の通り、オールラウンドで使うのが一番だと思う。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:腐れ雪
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:優秀なオールラウンド板。
前回、小回り用をイメージしてX Type Aの164㎝を試乗してみたら引っかかったり、トップが
キョロつくような印象があったが169㎝のX Type Aではそうした点が感じられなかった。
小回り板としてはX Type Sの方が良く、オールラウンドとしてはX Type Aの方に軍配があがる。
足元の安定感は抜群で、X Type Aを購入するならば169㎝以上が良いと思う。
当日、kojiさんのRace GS 169㎝が手元にあったので乗り比べてみたが、同じ169㎝でもX Type Aの
方がターン弧が小さく、GS系の板に比べるとやはりすぐに戻ってくるようである。
いずれにせよオールラウンド性能は申し分ないため、1本あれば何でもできそう。


試乗者:koji 試乗日4月16&17日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ169cm 雪質:16日は雨だがやや荒れ、17日はザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り★★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
印象:RACE GSとサイズが同じでどうしてこうも違う。
普段乗りしているD2 RACE GS169cm(第一世代のD2です)と同じサイズということもあり期待して試乗しました。
板全体のしっかり感はGSに比べたらやや足りず、D2デッキとXビンディングで強さを出している気がします。
GSは板全体で雪面をグリップしていくのに対し、この板はデッキ部分がしっかり、トップとテール付近はややルーズ気味でした。
だからといって板がぱたぱたすることはなく、Xビンディングのおかげでセンター付近の安定感は十分です。
大回りではターン前半、GSに比べ板がややくるっと回ってしまう嫌いがありますが、
次のターンに入る時にセンター付近のエッジがスムーズに外れやすいところは気に入りました。
また、ターン中、下に向く時間を気持ち調整し易く、これまた好印象でした。
一方小回りは、雪のためかややひっかかり気味であまりいい感触はなかったです。
コブは、TYPE-Sよりもぐさぐさの中でもずらしていきやすいので十分こなせますね。
大回り系オールラウンドとして非常にいい板と思いました。これならあと10cm長くなっても十分使えそうな気がします。


一番上へ



-------------------------------------------------------------
②D2 DEMO Type A

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ169cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:Xシリーズではちょっと疲れるなと思った方に。
昨年と同じという説明を受けましたが、DEMO Xシリーズに乗ったあとだからか易しくなっているように感じました。
グリップ感はDEMO Xシリーズに比べると「やんわり」の印象です。
初めて09/10モデルでD2システムに乗った時の「なんだこのグリップ感は?」というのは一切ありません。 あれ?って感じです。
こんな書き方だと劣るように聞こえるかもしれませんが、ノーマルTYPE Aも非常に扱いやすいです。 
エッジ操作感も抜群で、低速から高速まで非常に扱いやすい。 柔らかいのでしなりも感じやすいです。
1級程度の一般スキーヤーの方はXシリーズよりもこちらの方が一日乗っていて疲れなくていいかも。
DEMO Xの感じで思いっきりとばすと板のパタパタ感が少しあります。
これも09/10モデルのTYPE Aはこんな印象がまったくなかったので、やはり柔らかくなっているのでは?と思える瞬間でした。
とはいえ、この板もX同様にとても素直な乗り味でとてもよいと思います。
プライズ検定でも十分使えます。
追記:D2 TYPEAが登場した09/10モデルでは板の強度問題があったらしく、10/11モデルから板の接着方法を変更したそうです。
その時にデッキを少し変更したことも絡みマイルドになったそうです。10/11と11/12モデルは変更無しとのこと。



一番上へ


--------------------------------------------------------------
③D2 DEMO X Type S

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:なんでもできる小回り板
この板はX TYPE Aと同様に非常に優秀です。 同じくE-CONシートが追加されました。
本当に優秀で低速から高速まで操作性が抜群です。 11/12モデルのATOMICはうなりますね。
初めてD2モデルが出た時よりも確実に進化してると思います。
ただATOMICらしさは年々身を潜めてる感じがしますね。
ATOMICというとレーサーモデル譲りの板の走りと切れというような感じがあったのですが、そういう感じは一切ありません。
というよりもレーサーモデル自体も扱いやすくなってきているということもあります。
最近の板はどれもとても扱いやすい。 ATOMICもその流れにのっていると思います。
TYPE A同様にエッジがTOPからテールまで均一に噛み、そしてずれる。 非常に好印象です。
言い換えれば素直で普通の小回り板ですが、要所要所のしっかり感とルーズ感が抜群にマッチしてます。
とがった部分は特になくとてもしっとりした操作性。
ただオートマチック感は少なからずありますので、そこは好き嫌いがあるかもしれませんが
DEMO X TYPE Aが難しいと思われた方はこちらがいいと思います。
うまくやればこれ1本でプライズを受けても大丈夫だと思います。
管理人の2011/2012シーズンイチオシモデルです。


試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:抜群の小回り性能+α
今回の試乗は日曜でしたが、土曜に一日中所有のオガサカTC-SX(FL)に乗っていました。
で、日曜の朝一本目でX TYPE Sに乗る。 ぬぅ・・・・TC-SX負けた(^^;
なんというのか、板がビシッとしているのだ。 TC-SXも相当良いと思っていましたがこちらに軍配です。
ATOMICの操作は捻ってはいけないみたいな風潮があったと勝手に思い込んでいたのですが
なんの問題もありませんね。 TC-SXと同じ操作で(も)操れてしまいます。
これは参りました。 イチオシモデル確定です。


試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:160cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.0点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.0点  速度域:高速 中速 低速
板の印象:あたしって、スキー上手いかも!
「あぁ。私って、スキー上手いんだぁ!!!」と勘違いしそう(笑)な板だと思いました。
というのも、板自体がしっかりと(硬いという意味ではなく)足元を作ってくれて、
そして走ってくれるという感じがあり、自ら動かしに行っても、素直に且つ
スムースに動いてくれます。なので、ムチャクチャ上手くなった気がしました。
何でもできると思います。
重量感も然程私は感じなかったので、一日履いていて、疲れることはないと思います。


試乗者:スキー歴20年 試乗日4月10日
身長:163cm 体重:57kg レベル:1級
試乗場所:ナクア白神スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ザラメ
小回り★★2.0.点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:整地競技志向
しっかりと雪面と掴み、ATOMIC伝統の前に前にとどんどん突き進む突破力を残してます。
ザラメ雪で結構ジャブジャブに荒れていましたが、邪魔されることなく突き進んで行きます。
私が試乗した板の中では一番安定してスピードが出ました。
この板は低速ではオーバースペックで、中速~高速で真価を発揮します。
ずらそうと思っても板がどんどん走ってしまうカービング重視の板だと思います。
ゆっくり滑りたい人はランクを落とした方が良いかな..と思います。

試乗者:ひで 試乗日:3月13日 試乗場所:ハチ北
雪質:完全無欠のザラメ雪(中斜面) レベル:カビの生えた1級
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 高速 中速 低速
印象:悪雪もお構いなし ザラメ雪でもギュン・ギュンカービング
微妙なずらしもお手の物
3月前半にも拘らず暖かな関西自慢のザラメ雪。
せっかくの試乗会もテンションだだ!下がり!
多くの板がスキーを楽しむとゆうよりフィーリングを掴む為だけにに滑っている感じですがこの板を履くとこの雪質でさえ十分に楽しい。
きっちりカービング操作で滑ることが出来ます。
普段履きのD2RaceSL と比べてもこういった雪質では DemoX Type-S の方が扱いが楽で非常にしなやか。
残念ながら良質のコンディションで滑っていないので多くを語れませんが非常に高いポテンシャルは感じ取ることが出来ました。
(Race SLと共通の操作性なので多分間違いは無いです)
D2初年度 凄い凄いともてはやされたアトミックの中で自分が一番凄いと感じたのはD2 Race SL でしたが来期 DemoX Type-S は確かに凄い。
追記:このしなやかさはコブでも使えそう。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ165cm R11.5 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:インパクトNo.1! スゴイ!の一言。
今シーズン試乗した中で、走り、落差、幅、グリップを有し、それでいて許容範囲も広い板で、
明らかに昨年などのモデルとは別物になっており、とにかくスゴイ!
足元の安定感が尋常ではないため、失敗さえしなければ自分のやりたい動きが簡単に表現できる。
少し難しい板に属するが対象レベルはかなり広く、この板を履いている人には勝てる気がしない。
シーズン中にもう少し試乗してみたい。


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:朝一の整地。春の柔らかい雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:どんな雪質で何度乗っても評価は下がらない。
実は記載していないが、八方尾根でも試乗しているので今回で4回目だ。
ハイシーズンの柔らかい雪、締まった雪、春の締まったざらめ雪、春のゆるんだざらめ雪。
と、試乗しましたがどのシチュエーションでもすばらい操作性。
管理人のイチオシは不動となりました。
春のざらめ系雪になると、普段では扱い切れないような本気RACE系の突破系板の評価がよくなってくるのですが
その中に入ったとしても負けない安定感と操作性を持っており、懐の広さを非常に感じます。
もしこの板のレベルが高いと感じたらVF-1を選択すればいいと思います。 
今年は試乗していませんが、昨年試乗した感じではとてもよい印象があります。 
また来期VF-1はDEMO Xに採用されているE-CONが板の半分だけ採用されているので更によくなっているのではないかと思います。
実はノーマル TYPE Sも非常によく、Xを購入する前にノーマルも検討してみる価値があります。
ノーマルのTYPE S試乗感想にXとの比較を記述してありますのでそちらも参照してみてください。
ともかく不動のイチオシモデルです。



試乗者:ナビ(女性です) 試乗日:20110327
身長(cm):163 体重(kg):53 レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000 試乗長さ(cm):165 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
印象:この小回り板スゴイ!
動きが自動化される板が苦手であるが、これは操作性が良い。とても安定感があり雪面グリップ力も良い。
荒れていたバーンで出来た硬いロウカでも物ともせずにターンをすることが出来る。板全体でずらす感じで滑ります。
体がローテーションすると板に振り回される結果になりますが、そういう意味では安定感もありローテーションすると
うまく扱えなかったので、武器兼トレーニングにイイナァとか思いました。TC-SEより気に入ってしまった・・・。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月16日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:一応整地っぽいが腐れ雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:安定感抜群の小回りマシーン。
アサマに続いて試乗してみたが、今回の雪質は春のザラメっぽい感じになった。
こうした状況下でも足元がしっかりとしており、動きを出すのが容易である。
腰を低くしているというよりも、勝手に低めのポジションを作らされている気にさえなる。
 ドッシリと感じる板だがスピードを上げることで軽快なターン運動が可能で、落差やターン
スペースを大きくとった小回りが体感できる。
11-12シーズン用の小回り板としておススメ。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月17日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:八方尾根 試乗長さ165cm 雪質:腐れ雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:不整地には向かないかも。
2日間この板を借りており、本日は半日近くかけて使用してみた。
整地での操作については昨日と同様であるが、春雪の重さと板のグリップで体力がどんどん削られ
ていくようで、後半は体力がなくなりかけて操作するのが難しくなってきた。
そんな中で不整地に入ってみたが、操作するのがとても大変に感じた。
疲れもあるだろうが荒れた場所での操作性の悪さが気になり、一気にトーンダウン(^^;
自分の技術的な問題もあるが、不整地での操作性や長時間耐えられなかったことから、整地での使
用を前提とした板のように感じた。


試乗者:koji 試乗日4月17日
身長:182cm 体重:86kg レベル:1級

試乗場所:八方尾根スキー場 試乗長さ169cm  雪質:ザブザブ。
普段板:ATOMIC RACE GS169cm(2009-2010)、Volkl Racetiger SL165cm(2010-2011)
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★2.0点

カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
  印象:春雪には向いていない
D2の小回りモデルですが、、大回り的な動きで小回りができる板です。
ザブザブの雪でも足元のしっかり感はさすがです。
速度をあげての大回り、中回りも問題なくできます。ただ、板ではなくビンディングによってセンターが
すごく強くなっている気がしました。おかげで?ピポット操作はちとしずらかったです。
また、春の雪でのコブでもちょっとひっかかる、センターがくいついて操作が、、、というところがありました。
春で一日、いろんなコンディションで使うには向いていないかな?
もう少しいいコンディションで滑ってみたら評価も少しかわるかな、と思います。

一番上へ



--------------------------------------------------------------
④D2 DEMO Type S

試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ165cm 雪質:朝一の整地。春の柔らかい雪。
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:DEMO X TYPE Sとは違ったよさがある。
DEMO X TYPE Sを乗った後、すぐに乗り比べました。
TYPE AのXシリーズとノーマルの関係とちょっと違い、X TYPE SとノーマルTYPE Sにレベル差は感じませんでした。
乗り味が違うだけでDEMO X TYPE Sとスキーヤーに求められる技術は同じだと思います。
どちらが上級ということではなく、好みで板を選ぶといった具合です。
DEMO Xはしっとりしていて、雪面をなめるように張り付く感覚があります。
しっかりしたグリップ感の中で粘りを感じながらジワジワとずらして操作することができる。
一方、ノーマルTYPE Sはサラサラとした軽めの乗り味で、ざらめ雪を滑るとカラカラと音がします。
しっかりしたグリップの中でも、エッジが不必要に粘らないでスーっとずらして操作することができる。
すぐに乗り換えると板の挙動の違いを感じることができます。
管理人はどちらもとても扱いやすいと感じました。 これは完全に好みです。
もし購入するとしたらどちらにするか迷いますね。
オールランド度で言えば、ノーマルTYPE Sの方が微妙に優れているかも。
逆に小回り専用用途であればDEMO X TYPE Sの方でしょうか。
両方でコブも滑りましたが、発射系の操作感ではないのでXもノーマルもいい感じです。
ただXの方がエッジグリップが粘るため、コブで板を横に向けるのを板が嫌がります。
もしかしたらテール系のコントロールでコブを滑る人はひっかかり感を感じるかも。
そういう人はこちらのノーマルの方がいいと思います。
最近の板は発射系が本当に減りました。 これも時代の流れでしょうかね。
管理人イチオシモデルです。 狭いスキー場ならテクニカルプライズもこの1本で十分です。
なにげに昨年からの継続ですので、昨年モデルがあればそちらでもいいですね。(一昨年モデルからはモデルチェンジしています)
昨年試乗せず良さに気がつかなかったことに悔いが残る。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑤D2 RACE GS (NEOXビンディング)

試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ179cm R18.4 雪質:そこそこ良い
小回り★☆1.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:入門用大回り板。
TypeAより大回りは自然に大きな弧が描け、ターン後半に板が走る感覚がつかみやすい。
小回りは少しやりづらいなんちゃってGSの板ではあるが、オールラウンド用途からプライズ検定、
基礎用大回りの入門板としての用途にも良いと思う。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑥D2 RACE GS (Xビンディング)

試乗者:たーた 試乗日:3月27日
身長:171㎝  体重:66㎏ レベル:自称テクニカル(笑)
試乗場所:夕張マウントレースイ 試乗長さ:183㎝ R23 GSWomen 雪質:緩んできたアイスバーン
小回り:評価せず 大回り:★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング:★★★3.0点 ずらし:★★2.0点 速度域:超高速 高速 中速
板の印象:RACE大回り板
エッジがヤバイ! 一度雪面捉えたらずれる感じがしない(笑)
いつも外足のエッジを感じているような滑りをしないと、切替でスキーがあらぬ方向へ行く。
これは、RACEのターン始動時、ずらしを入れたり、ターン弧の大きさを調整しやすいようにしているために
わざとルーズさを入れてるように思う。
後、このスキーの得意な速度域は超。 中速程度だと逆に言う事利かない(爆)



一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑦D2 RACE GS N仕様(Xビンディング)

試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ179cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り評価せず 大回り★★★3.0点 オールラウンド評価せず
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:まったりLONGの板
通常のR23モデルのRACE GSを日本仕様にマイルドにしたてた板。
来年のATOMICは見た目がほとんど同じだけになにげにわかりずらい(^^;
いざ滑り出すといたって普通。 特に板が走るわけでもなく、とてもまったりしている。
全くATOMICっぽくないと言ってもいいかも。
一定の速度で、グオーっと曲がっていく感じ。 安定感は特に問題ありません。
ただ、これだったら個人的にはOGASAKAのTRUIN-GS23の方がいいかもしれないと思ったり。
ATOMICを買おうと思っている人にはちょっと拍子抜けする板かもしれないので、試乗してからの方が
いいかもしれません。





一番上へ

--------------------------------------------------------------
⑧D2 RACE SL RS(Xビンディング)

試乗者:ひで 試乗日:4月10日  試乗場所:チャオ御岳
レーシング色の強いショップのようでギンギンチューンアップ済み
雪質:比較的締まった春雪(緩・中斜面)レベル:カビの生えた一級
小回り★★★3.0点  大回り★★☆2.5点  オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速: 低速:
印象:正常進化 よりレーシー
板を借り受け持った瞬間 重い・・・
2010・2011モデル D2 Race SLを所有しましたが年々重くなってます。
余りに重いのでよく見るとビンディングはX18が付いてます。納得・・・しかしずっしり重く気も重く・・・。
(ライムカラーのE-CONシートは無いので未搭載かと思いましたが・・・)
いざ滑り出すと何時ものようにスムーズインでギュィ~~と切れて猛烈に走ります。
しかし後半のエッジ切り替えは非常に簡単かつ自然に。
ターン後半はしっかり操作が必要だった今期モデルにくらべ非常にナチュラルに次のターンに入ることが出来ます。あと圧巻は安定性。
決して最高とは言えない緩みかけた春雪のなかで微動だにせずターンをこなします。
この安定性は板を持った時の重量感も寄与しているのでしょう。
レーサーではない自分には しなやか&軽い操作感の初代Race SLのほうが少なくとも今期モデルよりも好きでしたが、
来期の猛烈な安定性には痺れるモノがあります。
追記:一般的に競技向けSLプラノーズとメタル製ガードのモデルは板自体は共通で先端パーツのみの違いだと言われます。
しかし2台を並べて比べるとメタルカードの方がエッジが厚くフレックスも硬いです。
つっこんでアメアに聞くとメタルガードはワールドワイドデリバリーモデル。
SLノーズは上記をベースとした日本オリジナルモデルで仕様の違いはノーズだけではない事も確認しました。
実際の購入に当たっては注意が必要だと思います。



一番上へ

--------------------------------------------------------------
⑨D2 RACE SL (NEOXビンディング)

試乗者:管理人 試乗日3月27日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:ASAMA2000スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り評価せず オールラウンド評価せず
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:X TYPE Sよりもガツンとくる。
X TYPE Sよりもハードな乗り味です。 ガツンときてグワーンと回る感じ。
話を聞くと昨年のX TYPE Sと似ているそうだ。 E-CONシートの効きはこれにのるとよくわかるかも。
TYPE Sよりもハードな乗り味で雪面とのコンタクトにものすごくダイレクト感を感じます。
板の走りは強烈ですが、慣れちゃえば扱えない感じではありません。
これはどうにもならん!というような扱いにくさはありません。
ガツンと来るダイレクトな乗り味が好きな人はTYPE Sよりもこちらがいいかもしれません。
ただ一日履いているとしたら、試乗した時のインパクトはすごいですけど疲れちゃう感じはします・・・・。


試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:155cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.0点 オールラウンド性★★☆2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.0点  速度域:高速 中速 低速
板の印象:50m走でイチバンになりたい時に履きたい。
コロコロ回って、たっのし~い!です。
小回りを始めたら、止まりません(笑)板が走っていくから、体が遅れないように
するのが大変ですが、面白いです。基礎系ばかり乗っているので、スラ板の
じゃじゃ馬な感じ(板が暴れる意味でなく、ガンガンいっちゃう感じ)が新鮮でした。
レーシング様ですが、女性用でもあるので、硬い印象はなく、しなやかです。
レーシングだけど、少し長めにしたら、オールラウンドでもいけるかもしれないかな。
それは、チューンナップ次第かもしれませんが。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
⑩RACE SL (Xビンディング)

実はこの板と色違いです。 本家ATOMICの写真はありません(^^;

試乗者:ぽぺー 試乗日4月9日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:チャオ御岳 試乗長さ165cm R≧12.5 雪質:腐りまくり
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★☆1.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:長らく忘れていた、これぞアトミック!! SL12PBの再来か(笑)
アトミックの本気用板で、ビンディング解放値の下限が10のため恐る恐る乗ってみた。
とにかくエッジグリップがすごくて、次のターンへ飛んでいくように動くためついていくのが大変。
同社のDemo X type Sですら扱えるか心配な状況だが、この板はさらにその遥か上を行くため、
自分にはオーバースペックだと感じた。
同行したキティ―ガイは最高の板だ!!と喜んでいたように、高い技術と脚力が必要だと思った。

一番上へ


フィッシャー

①RC4 SUPERIOR FL2

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:可もなく不可もないオールラウンドモデル
普通の板です。 フィッシャーらしさはほとんどありません。
少し前のAMC系の少し浮遊しているような乗り味は残っていますがが、癖というほどではありません。
無難な扱いやすい小回り系オールラウンドモデルだと思います。
高速には向いていませんが、雪が固くなければテクニカル検定でも使えると思います。
浮遊感は似ていますが、AMCのようにクルクル回る感じはなく自分で板を操作してすすめていく感じです。
このあたりはプログレッサーと似ているかな。
可もなく不可もない板です。


試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★☆2.5点 
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:フィッシャーの技術系はコレで決まり
いい板です。
名前の通り、プログレッサーより上級、優秀、超越。
素直で気持ちがいい。
技術系で他メーカーと乗り比べる時フィッシャーはこのモデルをまずは試した方がいい。



一番上へ


--------------------------------------------------------------
②RC4 WC RC PRO FL2

試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ180cm 雪質:グサグサの腐り雪
小回り評価せず 大回り★★★3.0点 オールラウンド評価せず
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速○? 中速 低速
管理人の印象:素直な普通の板
とても素直な板です。
雪が腐っていたのとある事情によりあまりスピードを出せなかったのであまり細かい所まではわかりませんでしたが
乗っていて違和感や不安はありませんでした。
オガサカのTC-LEに乗った後に試乗したのですが、こちらの方が操作性は好みです。
TC-LEは先端がロッカー形状になっているのに対しこちらは通常形状なので、TOPのかかりが素直で
ターン始動のきっかけがつかみやすいです。
大回り用ですが、とてもよく曲がりますので大回り用だと意識して乗ると扱いやすいと感じると思います。
(通常のオールラウンド感覚で乗れば当然ですが、全然曲がりません)
ある事情でスピードが出せなかったというのは、この板はTOPに謎の穴があいているのですが、ザラメ雪だと滑走中に
雪が飛んできて顔にあたります。それが速度があがるととても痛い。 痛くて滑っていられない(笑)
これはいただけません。 なにやらメーカーも気がつきカバーが出るとか・・・・・。
もし別売りだったらびびります(^^;


一番上へ


--------------------------------------------------------------
③RC4 SCPR

試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:165cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★☆1.5点
カービング0点 ずらし★☆1.5点  速度域:高速× 中速 低速
板の印象:何用?
レーシングのサードモデルで一般向けと言われた。 いったい何用・・・???(笑)
DEMO系よりは走るが、キョドキョドする。オートマチックでもないし、マニュアルでもない。
やはり、踵寄りに重心がないと、板が無駄な挙動を始める(泣)
私には、ムリでした。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
RC4 SUPERIOR C-Line

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点 
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:なんでも受けとめる菩薩
いい板というよりスゴイ板。
ターン弧の大小や雪質の適用幅が広いことはもちろん、技術レベルの幅や年齢・性別の幅も広いモデル。
レンタル卒業の初中級からエキスパートまで使える操作性。
カーボンの軽快感が中高年にも女性にもマッチする反面、上級・エキスパートにも応えるフレックスダイヤル。
整地もコブも調子いい、キレもズレも思いのまま、素直な反応なので操作がそのまま出る。
プログレッサー700か800で迷うならちょっと頑張ってこのC-Lineの方が長く使えます、耐久性も謳われているし。
ウエスト幅も技術向上にはちょうど良い。プログレッサーの2012モデルは太くなりすぎました…。
試乗レビューを読み漁るような本気な方はもちろんのこと、あまりスキーに本気じゃない人にこそ乗ってもらいたい。
ロッカー形状を用いずに楽に簡単が味わえるのに、高速域もカービングもきっちり対応。
見た目は黒くて地味、既に飽きているデザイン、ちょっと高級感がありますが、明るい印象はありません。
けれど、ゲレンデでこの板が対応できないシチュエーションは無いでしょう。
RC4 WC SC C-Lineを所有していますが、適用範囲はこちらの方が上。万能感から自由すら感じます。
老若男女にお薦めできるが、惜しいのは155cmが用意されていないことと、値段が高いこと。
神や仏とは言わないが、菩薩のような懐の深さと優しさを備えています。



試乗者:Guy人(♀) 試乗日:3月27日
身長:160cm 体重:どすこい級  レベル:1級
試乗場所:アサマ2000スキー場ステージ2  試乗長さ:165cm 雪質:トップシーズンの様
小回り★☆1.5点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★☆1.5点
カービング0点 ずらし★☆1.5点  速度域:高速× 中速 低速
板の印象:太ももが痛くなる・・・(泣)
ブーツの真ん中に重心を置いて滑ったら、訳が判らない感覚が生まれました。
高速大回りは、トップがバタバタするし、キョドキョドしていて難しい。
小回りはトップが在らぬ方向に行ってしまい、破綻しそうに(爆)
真ん中ではなく、踵寄りに、重心をかえて、大・小回りを、同行していた仲間に見てもらったら、
「まったりしている」と言われた。判らない。どう乗って、どう扱っていいのか・・・
動きたいのに動けないという感じと、踵寄りに重心がないと板が動かない(動かせない)
ので、後傾気味にステージ2を2本滑ったら、太ももがパンパンになってしまいました。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
⑤PROGRESSOR 800

試乗者:スキー歴20年 試乗日4月10日
身長:163cm 体重:57kg レベル:1級
試乗場所:ナクア白神スキー場 試乗長さ165cm 雪質:ザラメ
小回り★★☆2.5.点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:無駄な装飾を省いた軽い板
一番軽いです。これは今まで乗ったことのない新感覚でした。
軽くスウィングしちゃうので、自然に小回り中心になりがちです。
軽くて頼りなさそうですが、予想以上に雪面に張り付く感じです。
ただ、試乗では、ザラメ雪で結構ジャブジャブに荒れていましたが、軽量というこで
流石に突き破る感じはないですし、トップがちょっと凸凹に煽られ乱されます。
新雪や深雪、あるいはフラットな整地で滑ると気持ち良く滑れると思います。



一番上へ



ハート

①C9.2 ST VF-S

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り0.5点 大回り0.5点 オールラウンド0.5点
カービング0.5点 ずらし0.5点 速度域:高速× 中速× 低速×
管理人の印象:どうしちまったんだ? ハート!
11/12モデルからスロベニア産から国産モデルになります。 全ラインナップ完全にフルモデルチェンジ。
さて、これはどうなるか?と楽しみにしてたのですが。。。。。
すぐにわかるのがTOPのエッジがルーズで、テールがガツンと噛む操作性。
C7.2MTにも乗りましたが同じような感じです。 来期のハートはみんなこんな乗り味なんだろうか。
テールがずれないので雪面に張り付いたような操作感です。 しかしこれが非常に扱いにくいと管理人は感じました。
最近の板はトップからテールまで均一にずれる板が多いので非常に珍しい板だと思います。
記憶をたどると05/06モデルフィッシャーAMC900の感じにそっくりだと感じました。古っ!!
最初にも書きましたがトップエッジがとにかくルーズで、谷回りで板がまったく反応してくれません。
ビンディングより前側のエッジの丸くなってしまっているような感じの操作性で難しい板だと感じます。
中回りなどをしていても、TOPがフラフラして頼りなくてまともに滑れません。
これはエッジのせいかもしれないと思って、同じ9.2の管理番号違いにも乗りましたが残念ながら同じ。
ちょっとこれはうーむな印象です。
もしかしたらチューニングが失敗なのかもしれませんが、ジャパーナ(アルペン)主催の試乗会なのにねぇ。
オススメ度は低いです。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月9日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:チャオ御岳 試乗長さ165cm R12.7 雪質:腐りまくり
小回り1.0点 大回り1.0点 オールラウンド1.0点
カービング1.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:今までの板とは別物に感じた。評価不能に近い。
管理人さんをはじめ、今期試乗した人に聞いた仕上がりが気になって乗ってみた。
履いた瞬間に違和感を感じつつも滑り出してみたが、話に聞いたとおりトップの入りが甘く、テールロック気味に感じらる。
小回り~大回りともトップが入りにくく、ターン後半にエッジグリップの割合が急激に増えるため、
非常に扱いづらいく、しなやかさは感じるがトップとテールのグリップのバランスが良いとは思えない。
同09-10モデルを気に入って使用していたが、チューニングを失敗してしまった後にそっくりな挙動をするため
エッジの問題だとは思うが、一度乗った限りではこれまでのような良い印象は持てない。


試乗者:ひでチン 試乗日5月3日
身長:180cm 体重:75kg レベル:テクニカル・SAJ指導員
試乗場所:ニセコグランヒラフ 試乗長さ165cm 雪質:新雪の湿雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:基礎小回り系オールラウンド
09/10モデルまで毎年Newモデルを大回り系オールラウンド・小回り系と交互に入れ替えて
10数年ハートをはき続けているのですが10/11モデルは事情が有って所有も試乗もしていない。
11/12モデルは大回り系も小回り系も入れ替えする方向なので慎重に・・・と思って試乗しました。
所有している09/10モデルのC9.2STはかなり張りが強くSSFプレートに変更してみたが
3サイズ・ラディウスからもWCSLモデルのデチューン版みたいな商品であった事は否めない。
その乗り味はターン後半の抜けや返りが良過ぎ下へ下へと落下する特性は1/100秒を争うに適した動きでした。
しかし、現在の基礎小回り種目の着眼点を考えれば今の滑りにマッチした板ではありません。(旧モデルの話しが先ですいません)
先ず、外見上の仕上がり具合ですが流石Made in Japan!
トップシートとサイドエッジ際の処理、テールチップの滑走面やトップシートとの段差どれをとってもスロベニア製のかなり上を行ってます。
ちなみに3年続いたスロベニア製は「某E工場」そして今年は「某BM工場」との事です。
VF-SプレートはSSFプレート同様ブーツセンター側は固定でトップ&テール側は板の撓(しな)りに対して可動領域のあるタイプ?
高さは10mmとの事。
続いて硬さ柔らかさの触診です。トップ・ブーツセンター・テール均等に撓る印象を受けた。
この段階で想像するに楽にキレイな弧を描けるのでは?と期待が持てました。
【コブ】のバンクを使った滑りの場合
バンクの形状によっては、バンクに合わせて撓るだけではなく程良い捻じれが生じ、これが角付け角をキープしコブの中でも弧を作り易い。
また、通常撓れば撓るほどその返りは大きくなるものだが反動が弱いため自ら逆捻りが作り易く身体を落下させる意識をもてば失敗しない板と感じた。
【硫安で堅めたバーンで整地小回り】をすると始動のトップの捉えが・・・甘いな?と感じたがいつもより重心位置を少し前を意識しながら
身体を基本に忠実に落としていけば何の事はない程度。どちらかと言うと始動はマニュアル感覚。
要はどれだけ谷回りで働き掛けをするか?で、、、中盤から後半は、その働き掛けに忠実に応えてくれる印象を受けオートマチック感覚。
小回り・中回りは全く問題ないが大回り・オールラウンド性で★2.0点としたのは大回りを含めてオールラウンドで使うには乗り手次第。
谷回りの働きが通り一辺倒しかできなければ、大回りなりの操作をしなくてもラディウスがきつく板が撓る分
角付けや軸だけでそれなりの弧を作れるので運動要素を省略してしまえる板。
そうなれば勿論滑りの評価は落ちるだろうと考えたため。
なので、シチュエーションに合わせて仕事量の変化を与える事が出来る人は★3.0点でも問題ない。
また、高速・中速・切る・スキッド共に問題なし。
トータルで考えたら、過去のHartのようなクセや手強さはなく万人に受け入れてもらえる乗り味から、太鼓判を押してお薦め出来るが
この板のポテンシャルに助けられるには乗り手もある程度の技量(基本)が必要で、この板に乗ったら上手くなれる?
かもしれないと思って選択する方はC7.2MTの方が良いだろう。


試乗者:ぽぺー 試乗日5月7日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:丸沼高原 試乗長さ165cm 雪質:腐れ雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:雪面に張り付きながら落下して走る。
以前購入した09-10モデルは曲がったあと、斜め前方に飛んでいくような動きをしていたが、
本モデルは板が雪面に張り付いて、落下を伴いながら回転して走るような印象を持った。
また、10-11モデルより難易度が高い板になっているように感じた。
キャップ構造の影響なのか雪面への張り付く感じがあって、悪雪下でも良くグリップする。
大回りもそこそこ行けて、10-11モデルが物足りない人にはこちらの方がお勧めと思った。
09-10モデル、10-11モデルの両方と比べて、良い方向での進化をしているようだ。
今回ひょんなことから試乗が出来たが、やはりエッジの仕上がりがすべてだと思った。



一番上へ


--------------------------------------------------------------

②C7.2 MT SSF

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り0.5点 大回り0.5点 オールラウンド0.5点
カービング0.5点 ずらし0.5点 速度域:高速× 中速× 低速×
管理人の印象:息を吹き返しえてくれハート! 俺はハートが好きなんだ!?
残念ながら9.2とまったく同じ挙動です。TOPがまったく始動してくれません。
そしてビンディングヒールピースからテールにかけて雪面に張り付いてしまう操作感で非常に扱いにくい。
2級レベルの人向けとのことですが、これは2級の人に履かせたら上達しないのではないか。。。。?
と思えてしまった。
大回りをしようとすると、TOP側がキョロキョロしてしまい怖くて滑ることができません。
これは中速粋でも同じでちょっとどうにもならない印象。
TOPからテールにかけてのエッジ感操作感に一定さが全くない。 非常に残念です。
昨年までのハートは非常によかっただけに、息を吹き返してほしいのですが・・・・。


試乗者:ぽぺー 試乗日4月9日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:チャオ御岳 試乗長さ170cm R17.0 雪質:腐りまくり
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速△ 中速○ 低速○
板の印象:昨年よりも多少強くなったが、一般向けの普通の板。
昨年のモデルよりも少し強くなったという感じだが、板の強度は足りないように感じる。
先に試乗したC9.2に比べるとエッジがルーズで、板の柔らかさがそのまま操作性
の良さに感じられているのかもしれない。
中速までには非常に扱いやすくて整地~コブも良く、中級レベルの人までには非常にオススメ。
C7.2MTは08-09モデルの頃は硬くて不評だったそうだが、個人的にはこの時代の前後の板が一番良かったと思う。
このモデルは毎年硬さが変わり、迷走しているような気がする。



一番上へ


--------------------------------------------------------------

③Infinity i5.2G

試乗者:ひでチン 試乗日5月3日
身長:180cm 体重:75kg レベル:テクニカル・SAJ指導員
試乗場所:ニセコグランヒラフ 試乗長さ177cm 雪質:新雪の湿雪
小回り0.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性1.0点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:GS入門&シニアレーサー向け板
自分はGSの選手でも草レーサーでもないので、同メーカーの今期モデルにC9.2LTが在った事を考え
基礎系大回りで使用出来るか・・・と考えて試乗したのでそれを踏まえて参考にしてもらいたい。
先ず、外見上の仕上がり具合ですがこれはC9.2STと同様流石Made in Japan!
トップシートとサイドエッジ際の処理、テールチップの滑走面やトップシートとの段差どれをとってもスロベニア製のかなり上を行ってます。
ちなみに3年続いたスロベニア製は「某E工場」そして今年は「某BM工場」との事です。
VFプレートは新規VIST社製でブーツセンターの前側が固定で、トップ&テール側2箇所は板の撓(しな)りに対して可動領域が出るタイプ。
また、高さは12.5mmとの事。
3サイズはデーター上昨期までの物と比較してブーツセンターを除いてトップ&テール共に数ミリの変更が有るもラディウスはFIS対応。
続いて硬さ柔らかさの触診です。
今期のI9.2LT VFと比較してもこちらの方がトップ・ブーツセンター・テール共にキレイに均等に撓る印象を受けた。
今期の同じI5.2WCとの比較では格段にしなやか。
乗り味はR23でありながら軸の傾けと圧の掛け方次第では今期のC7.2MTのR17と大差ない深さの弧を作る事が可能。
ただ、触診の撓り程ギュインギュイン曲る印象ではない。
フォールラインから後半に掛けての重心位置をややトップ寄りを意識しなければグリップポイントが外れトップがバタバタと落ち着かず
トップのグリップ感が甘くなり切り込みがラフになってしまうので要注意。
しかし、一回乗って谷回り以降の感覚を掴めば、即修正出来る事なので問題なし。
この修正が出来ればリードした方向に正確に向うためオンザレール感覚で落下出来、滑り終えたシュプールは完璧な弧が残る。
起伏の多い不整地では撓り過ぎよってかやや板の撓みで吸収出来ず、その起状のまま板が雪面から離れず張り付く感じ。
ただ、それだけ雪面に対して素直な特性と捉える事が出来て好感が持てる。
全体的にはターン前半にスキッドさせて方向付けさせたり、また逆にターン後半にコントロールを重視してスキッドさせたりと
自在性に富んでいる事からGS系板未経験者でも扱える。
但し、スキッドで向え角を出すと湿雪ゆえだったのか?抵抗が大きくなり脚力が必要と感じた。
ギンギンレーサー系ではないものの、Rの調整方法を自らの運動で体得していない方は、
このRで使える基礎の大会や検定を考えると相当幅と長さがある広い斜面設定でなければ、6ターンのイメージが4.5~5ターン、
4ターンのイメージが2.5~3ターンで終わってしまう可能性あり。
特性そのものは基礎系で使用出来るのでメーカーはGSと基礎大回りの板を一緒に考えないでもう少しトップが広くRの小さい
基礎大回り系の板を作れば、技量・斜面設定を選ばずに乗れる人が多くなる事を知って欲しい。(今期の9.2LTしかり)


一番上へ


--------------------------------------------------------------
InfinityI 1.2T VF-S
試乗者:ぽぺー 試乗日4月9日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:チャオ御岳 試乗長さ173cm R≧17 雪質:腐りまくり
小回り★★2.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:GSモデルというイメージは相変わらず。
ジュニア用の板ではあるが、大人の普段履きとしても使用可能な本モデル。
当方も旧モデルを所有しているがGS用のためある程度の速度が無いと曲がりにくいのは共通しているが、
11-12モデルは若干、テールが強めなように感じた。
少し扱いづらくはあるけど軽くて振り回しやすいので、多少の癖を許容できればコブやオールラウンド用としても
なんとか使用可能だと思う。


一番上へ




--------------------------------------------------------------
Infinity I5.2S VF
試乗者:ぽぺー 試乗日4月9日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:チャオ御岳 試乗長さ165cm R12.7 雪質:腐りまくり
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:今期Hartの中では一番扱いやすく競技用という印象は無い。
09-10モデルは手におえない板、10-11モデルは普通に扱いやすい板になっている印象があるが
このモデルも昨年に続き 非常に扱いやすかった。
同社のC9.2STと比べて操作性も高く、テールがロックすることが無かった点は評価できる。
市販品の板の特性がこうした感じであるならば、C9.2 STよりもI5.2Sを選択したい。


一番上へ


ノルディカ


①DOBERMANN SPITFIRE XBI CT

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ170cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:一昨年のスーパーソニックになんとなく似ている。
非常に扱いやすい板です。
どんな感じかというと一昨年管理人が絶賛していたブリザードのスーパーソニックに似ている感じです。
ということはSLRやGSRとも似ていることになるのか(^^;
そこまで似ているかは不明ですが、今年のブリザードはウルトラソニックになって、スーパーソニックより
も少し後半に走りを重視した感じの板になってしまい一般向け感が減りましたが、こいつはいい感じです。
板の走りや安定感がほどよくありとても扱いやすい印象。
昨年のノルディカは最悪だったイメージがあるのですが、昨年はエッジのせいだろうか?(笑)


試乗者:すい 試乗日4月2日
身長:168cm 体重:57kg  レベル:1級(テク75点出たり出なかったり)
試乗場所:五竜 試乗長さ170cm 雪質:ゆるみはじめたザラメ緩斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:オールラウンド
程良い張りでノーマルSPITFIREより悪雪でも安定感があります。
センター72mmとそこそこ幅がありますが切り替えはスムーズで軽快な操作性です。
深雪でもハードバーンでも使えそうなオールラウンド性を感じました。
高速は試せなかったので感触から想像です。


一番上へ


--------------------------------------------------------------

DOBERMANN SPITFIRE PRO XBI


一番上へ



エラン

①SLX WAVEFLEX FUSION RS

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ165cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:ちょっと古臭い乗り味
ELANも長い間このモデルを継続していますね・・・・。 いったい何シーズン目でしょうか。
HART同様にテールがすごく噛む感じで一昔前に流行った感じの乗り味です。正直非常に乗りずらいです(^^;
山回りでエッジが外れなくて切れ上がってしまうので無理やり外そうとすると板が走りません。
緩斜面で試しましたが、エランの板はターン後半にテールを使うと板が走ります。
そういえばで09/10モデル試乗のRACE GS試乗感想でテールに乗ると走って面白いと書いた記憶があります。
この板もまったく同じ乗り味です。 要は進化してないということでしょうか・・・(^^;
山回りでエッジを早めに外していく最近の滑りにはあまりマッチしないかもしれませんね。
これはHARTも同じことが言えるかもしれないと思えました。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
②GSX RACE WC PLATE




一番上へ



--------------------------------------------------------------
③AMPHIBIO WAVEFLEX 14 FUSION

試乗者:すい 試乗日4月2日
身長:168cm 体重:57kg  レベル:1級(テク75点出たり出なかったり)
試乗場所:五竜 試乗長さ168cm 雪質:ゆるみはじめたザラメ緩斜面
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★☆2.5点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ゆったりクルージング向き
アウトサイドだけロッカーになった新しいコンセプトのスキー。
ロッカーの効果か内足がターンを誘導してくれる感覚がありました。
センターが74mmあるため悪雪をなでるように滑れます。反面切り替えはゆったりした感じ。
全体的に楽でまったりした印象で、基礎よりもクルージング向きの板だと思います。
高速は試せなかったので感触から想像です。


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ168cm 雪質:グサグサの腐り雪
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:中速用。
雪を突破するというよりも、雪面を乗り越えていく感じでフワフワした乗り味です。
またSLXなどと同じでテールを使うと後半の後半にグググと元気に走る傾向があります。
これがちょっと嫌な感じ。
最近の板は板の前側から後ろにかけて一定に走る板が多く、それらに乗る機会が多いので久々にこういう板に
乗ると違和感がある。(要は純粋なウッドコアサンドイッチの乗り味ってことです)
次に板を左右変えて履き換えるとTOPの挙動が違うのがわかります。
ロッカー側をインエッジにして履くと、TOPの捉えが遅くなりターン始動が遅くなる傾向があります。
はっきり言うと非常にのりずらい(^^;
ロッカー側をアウトエッジにするとTOPの捉えが早くなります。
が、今度はTOPが内側に入ってきてその場でブーツを支点に板が回りそうな感じになります。
こちらもちょっとのりずらいなぁ。という印象。
ただ駄目というわけではなく、気に入れば買いです。 
レベル的には2級程度でも十分扱えます。 同じレベル板であれば個人的にはオガサカAXなどの方がいいと思います。


一番上へ



K2



一番上へ 




ブリザード


①G-FORCE ULTRA SONIC

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ167cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★☆2.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:後半にビュっと走る。
板構造は基本スーパーソニックと同じでブリザードご自慢のフルサスペンション機能が追加された。
スーパーソニックに比べて重量感があり、履いた瞬間にがっしりしている印象がありました。
やはり感覚はG-POWERに近い感じですかね。
ソニック系は別路線で進化してほしかったのですが、結局POWER系と同じになっちゃったのが残念。
スーパーソニックよりも後半に走る感じが強くなりました。 切り替えでビューッと走る感じです。
最近の板は、シュルシュルと走る板が多いのである意味斬新と感じるかも。
板が発射傾向の操作性なので難しいと思う人が多いかもしれません。
※従来のSUPER SONICも継続併売です。


試乗者:ケンケン 試乗日3月11日
身長:176cm 体重:76kg レベル:万年1級
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ167cm 雪質:固めだが、滑りやすい雪
小回り★★☆2.5点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2.0点 コブ★★2.0点 速度域:高速 中速 低速
第一印象:スーパーソニックよりしっかりしてるが少々不器用
所有している10-11スーパーソニックとの比較です。
オイルダンパーとカーボンバーのせいかスーパーソニックよりしっかりしているが、不器用な感じです。
なので大回りは安定感を武器に思い切り攻めれますが、小回りは決まった滑り方しかできない感じ。
技量不足なだけかもしれませんが、ズラすのが少々難しいです。
ただブリザード特有(?)の軽快さはあるので、意外にコブは大丈夫でした。
とはいえコブはスーパーの方がいいです。
軽いので2級位の方でも使えそうな気がしますが、スーパーソニックの方が遊びにも検定にも向いていると思います。
※ちなみにスーパーソニック167cm大回りが★★☆2.5点で他は★★★3.0点


一番上へ


--------------------------------------------------------------
②GS


一番上へ



--------------------------------------------------------------
③SL

試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ167cm R13.5 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド1.0点
カービング★★★3.0点 ずらし1.0点 速度域:高速 中速 低速×
板の印象:本物の競技用。
FIS対応モデルのSL。
こちらは恐ろしく硬くてズレず、どんどん落下していく。そして、たわんだ反動でやられた(^^;
解法値が12が最低値だったため小回りしかしなかったが、自分のようなヘタレには扱える気がしない。


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ167cm 雪質:グサグサの腐り雪
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速×
管理人の印象:どっしり小回り
この板はサンドイッチ構造でSLRやS-POWERなどとは全く別路線の乗り味。
同じメーカーとは思えないほど違う。
板の挙動としては、SLRやS-POWERなどにはないサンドイッチ構造の王道な乗り味です。
個人的にはこちらの方がスキーの操作としては好みです。
ただ板はどんどん加速して行く速い部類の板で、グワーングワーンと回ります。
どっしりしており、腐った雪でもどんどん突き破っていき頼もしい。
しかしどっしり系の板はハイシーズン雪の試乗と感覚が違うことが多いため、この手の本気板が
自分の足前にマッチするのかハイシーズンに試乗する必要があると思います。
足場が崩れない雪で乗った場合にどうなるかですね。 ずれない強い板だと脚力もいりますので。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
④SLR

試乗者:Shima 試乗日2月27日
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:白馬乗鞍 試乗長さ165cm 雪質:ゆるみ始めたざらめの中斜面と緩斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★2.0点 
カービング★★★3.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:軽快No.1
体重や筋力の少ない方に合っていると思う。
頼りないわけでは決してないが、ざらめの重い雪質で違和感を感じるほど軽快すぎる。
小回りのリズムメイクが苦手な方は一度乗ってみるといいと思う。
板に軽快感を求めるならば、まずはこのモデル。鮮烈です。


試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ167cm R13.5 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:失敗しても板がカバーしてくれる小回り用板。
小回り用のセカンドグレードとなるSLRを試してみた。
乗った感じは同社のスーパーソニックやGSRが小回り版となったと思うほど同じ感じ。
失敗しても板がカバーして、ターン弧も自動で作られるので、何もしなくても楽に滑ることが可能。
ある意味ズルいけど素晴らしい反面、技術的な面がスポイルされるかも(笑)


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ167cm 雪質:柔らかい腐り気味の雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:軽快小回り
SLRはしばらくモデルチェンジをしておらずカラーのみの変更。
乗り味はやはり軽快の一言。 これは昨年から印象は全く変わりません。
乗り味は軽いのに安定感があるというとても不思議な板です。
これはSUPER SONICやULTRA SONICE、GSR、S-POWERなどにも共通する印象。
昨年も書きましたが騙されたと思って一度乗ってみるといいと思います。
ただ、最近流行の板は「重量感があるのにひっかからない操作性」なので、この軽さは少し前に
流行ったような乗り味に感じてしまう気もします。
とは言え特筆すべき操作性を持っているのは間違いない。
操作の難しさはありません。 誰が乗っても「軽快で扱いやすい」と感じると思います。
そしてクルクル回ります。板が勝手に回まわります。
このオートマチック感は好みがわかれるかもしれませんが、嫌なオートマチック感ではありません。
2級の足前があればこの板のよさは十分わかるのではないかと思えます。
今年は管理人はATOMICの板をイチオシとしていますが、やはりTYPE AやSは上級者向けと言えます。
一方、SLRは様々な足前レベルを受け止める懐の深い不思議な板です。2級からテクニカル、クラウンまで平気かも。
このような板は最近はあまりないので、貴重な板だなと感じます。



一番上へ



--------------------------------------------------------------
⑤GSR

試乗者:ぽぺー 試乗日3月27日
身長:172cm 体重:重い レベル:一応準指&軟弱テクニカル
試乗場所:アサマ2000 試乗長さ174cm R17.5 雪質:柔らかい荒れ気味のバーン
小回り★★★3.0点 大回り★★★3.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:相変わらずの使いやすさで、良い意味での進化無し!
昨年同様に相変わらずの扱いやすさの板。
カテゴリー的にはなんちゃってGSだが、昨年同様に基礎用途のオールラウンド板として素晴
らしい性能を発揮する。この174㎝が1本あれば、何でもこなすことができるだろう。
ある意味進化はしてないとは思うが、これはこれで完成したモデルだと思う。
より大回り的な板を選ぶならサスペンションのついたモデルを選択すると良いかと思う。
アトミックのType-Aとは好みで選択する感じだが、個人的にはこちらを選ぶと思う。


一番上へ

--------------------------------------------------------------
⑥S-POWER

試乗者 PILOT 試乗日時4月9日
体重75キロ 身長175 レベル正指
手稲ハイランドスキー場 試乗長さ167cm 雪質柔らかい
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域 高速 中速 低速
第一印象は非常に軽快でキレズレともに良好!トーションは固めでフレックスは柔らかめ
スキー中心部のピストンが非常にスキーのたわみをうまく引き出してくれます。
昨年のS-SONICより ずっしりしている為 悪雪では重みを利用した安定感は1ランク上のスピードでも安定しています。
スキーTOPが下を向く傾向なので早い切り替えエッジの解放に優れています。
ターン後半は「ビューッ」と言う感じで走りますので、乗っていて非常に楽しいスキーでした。
コブ斜面はキレとズレを上手くへ併用でき、溝上中と自由度は高いです。
ですが回転弧の調整や深回りに関しては 私の脚前ではスキーの落下方向にお任せ感を強く感じました。
総合的にはレベル不問と言うよりは、1級以上のスキーヤーにお勧めです。


試乗者:すい 試乗日4月2日
身長:168cm 体重:57kg  レベル:1級(テク75点出たり出なかったり)
試乗場所:五竜 試乗長さ167cm 雪質:ゆるみはじめたザラメ緩斜面
小回り★★★3.0点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2点
カービング★★★3.0点 ずらし★★2点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:どっしり小回り系
SLRにサスペンションがついたNEWモデルです。
切り替えでサスペンションによる推進力をしっかり感じられます。
走りはビュッというよりはギュイーンって感じです。
SLRのような軽快な操作感ではなくどっしりしているため
高速バーンの中回りあたりが最も適していると思います。
高速は試せなかったので感触から想像です。
けっこう重量があって悪雪でも安定感がありますが
強烈な推進力があるため私の技術ではコブはちょっと大変そうです。。


試乗者:管理人 試乗日4月24日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:丸沼高原スキー場 試乗長さ167cm 雪質:柔らかい腐り気味の雪
小回り★★★3.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★☆2.5点
カービング★★★3.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速 中速 低速
管理人の印象:SLRの延長線上の板
SLRに非常に似ています。 まあ当然といえば当然でSLRにサスペンション機能がついた板ですので。
SLRより板ががっしりした感じがして軽快感は多少スポイルされますが、軽快な乗り味という点ではSLRと同じ系統です。
そしてクルクルまわるのもSLRと同じ。違うのはターン後半の板の走り。
PILOTさんやすいさんが書かれている通り、ビューッ、ギュイーンと走ります。
これはどちらも言葉が違うだけで同じことを言っていると思いました。
短く荷重すれば「ビュッ」と瞬間で走りますし、テールを使って長く荷重すれば「ビューッ」と長い間走ります。
この走りはSLRよりも確実に元気です。 コブなどでは発射傾向でちょっと難しいかもしれません。
しかし自分はブリザードのサスペンションシステムはその元気さがあまり好きではありません。
なんというのか人工的な元気さに感じてしまいます。
自然に板が走るというよりも、サスペンション機構を使って突然走りだして発射するような感じ。
これは尾瀬岩鞍で試乗したウルトラソニックでも同じ感じを受けました。
乗り味は好みですので、試乗ができれば試乗をした方がいいかもしれません。
この辺りは似たようなシステムでもATOMICやSALOMONなどのD2機構の方が自然な乗り味で洗礼されていると思います。。
サスペンションがないSLRの方が素直な乗り味で好みです。


一番上へ


--------------------------------------------------------------
⑦GTR



一番上へ




Re Ism


①LA-F

試乗者:管理人 試乗日3月5日
身長:169cm 体重:61kg レベル:テクニカル
試乗場所:尾瀬岩鞍スキー場 試乗長さ173cm 雪質:柔らかい雪 雪質は良
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★★3.0点 速度域:高速× 中速 低速
管理人の印象:まったり。
発売されてからずっと同じ形を続けている板です。 07/08モデルから同じ。
とてもゆっくりしている板でクイックな動きはあまり得意ではありません。
ですので小回りをグイグイやるには向いていません。まあ当たり前です。
板自体も軽く、気張って滑る板ではありません。
柔らかくとにかく板のしなりを感じることが出来ます。
ゲレンデを自由に滑りたい、優雅にターンしたい、といった滑りを求める人にオススメです。
コブなどでは板の反発が少ないのでとても滑りやすいと思います。

試乗者:Shima 試乗日 11  3 
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:軽井沢プリンス 試乗長さ173cm 雪質:緩んだ人口氷
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド性★★☆2.5点
カービング★★2.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速 中速 低速
板の印象:ゆるく楽なセミファット
リラックスできるセミファットフリーライド板では候補に入れておくべき一台、いいです。
ウエスト幅80mm前後のセミファットモデルは、デモ系、フリーライド系、オールラウンド系、コンフォート系の
各方向から各社が入り乱れて一番理解が難しいモデル構成状況だと思います。
1メーカーから複数モデルがリリースされていたりします。ReIsmでもクラシックと併売だし、
K2のサイレンサーとクラシック等、ヘッドのPEAKとタイタン、オガサカのEターンとCC、
フィッシャーのワテアとプログレッサー1000、サイコのダブルオーとAT、ブルーモリスの八甲田と桜田紋など。
さらに他メーカーを意識すると
ヴェクターグライドのオムニー、IDoneのフリーライドシリーズ、サロモンのXウィング、ノルディカのホットロッドなどなど…。
これら候補と比較して、一番の特徴は明るいビタミンカラーかもしれない。
あまり難しいことを言ったり成績を求めるカテゴリではないので、気分が盛り上がるフィーリング重視。
ウエスト幅81mmの新生LA-F、迷ったらこれに決めても間違いない王道的オールラウンド性。
でも個人的にはLA-Fクラシックの乗り味の方が気に入っているなぁ…、なんて思っていたら
SL-Cなんてのがっ!! さらに悩ましい…。

一番上へ


--------------------------------------------------------------
②ZERO
試乗者:Shima 試乗日 11  3 
身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:軽井沢プリンス 試乗長さ174cm 雪質:緩んだ人口氷
小回り★★2.0点 大回り★☆1.5点 オールラウンド性★☆1.5点
カービング★☆1.5点 ずらし★★☆2.5点 速度域:高速× 中速 低速 
板の印象:やっぱりオフピステ用
ロッカーに対して肯定的ではない古いタイプのスキーヤーです。
ゼロキャンバー、踏むとロッカーになるとの説明。
ヌメヌメとずらすことができますが、オンピステではあんまり楽しくなかった。
上手くずれるがウエスト86mmなのでコブには太すぎ。
スピードに対して手ごたえが少なく不安感を覚えるのであまり飛ばせない。
オンピステを意識しているモデルだが、
キレやレスポンスを期待してはいけないのでやっぱりオフピステ用。


一番上へ



KEI-SKI

①HP AR18

試乗者 PILOT 試乗日時4月9日
体重75キロ 身長175 レベル正指
手稲ハイランドスキー場 試乗長さ169cm 雪質柔らかい
小回り★★2.0点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★☆2.5点 速度域 高速 中速 低速
第一印象は軽い! 昨年のブリSLR位で早速ターンをしてみるも外スキーが抜ける。
ポジションをセンターよりやや後ろにすると、いい感じでターンに入ります。
最近の傾向で谷回り前半でのゆっくりとした捉えは指導員系の滑走感覚です。
谷スキーを外反する操作が非常にやり易く感じました。
その反面外スキーは丁寧に動かさなければシェーレンになりやすいかな?とも思いました。
大きな特徴はスキーの面を十分に使い過度な内傾角やスキーを立てるとずれ過ぎました。
何度か試して見たのですが丁寧に外足からの軸を保ちつつ面で雪面を捉える、私には難しい操作でした。
過度な操作は厳禁いたって操作は丁寧にゆっくりと正確に行うと、このスキーの良い面が感じ取れると思いました。
オールラウンドと言うよりは検定や指導目的に向いているスキーの部類かと思います。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
②HP AR16
乗者:ぽれ 試乗日時:4月17日
身長:170 体重: 65 レベル:やっとこさ1級
試乗場所:かぐらスキー場 試乗板の長さ:159cm 雪質:ザクザクシャーベット
小回り★★2.5点 大回り★★2.0点 オールラウンド★★2.5点
カービング★★2.5点 ずらし★★3.0点 速度域 高速 中速 低速
板の印象:繊細オールラウンダー
独特のトップ形状。履いてみると軽くて驚く。
リフト乗り場などでちょっとトップが浮いただけで、ボヨヨ~ンとトップがしなっている。
高速リフトに乗って、隣席の人の高価なスキー板と並べてみると、正直、高級感はないかも。。
滑ってみると、実に素直で操作しやすい。よくたわんで、かつ軽快。
ただ、正確に操作をしないと、テールがずれてしまう時があり、少し繊細な操作を要する印象があった。
コブでの取り回しは楽で、常に足下に板があり、急斜面でもスピードをコントロールしやすかった。
試乗板が159cmということもあり、大回りはちょっと頼りないような気がしたが自分レベルのスピード域では問題ないように思えた。
全体としては、良くできているが、ちょっとセンの細さを感じる。
デザインも含め、女性の上級者が使うと良さそうな感じ。


一番上へ



--------------------------------------------------------------
③EZO
試乗者:ぽれ 試乗日時:4月17日
身長:170 体重:65 レベル:やっとこさ1級
試乗場所:かぐらスキー場 試乗板の長さ:170cm 雪質:ザクザクシャーベット
小回り★★2.5点 大回り★★3.0点 オールラウンド★★3.0点
カービング★★2.0点 ずらし★★3.0点 速度域 高速 中速 低速
板の印象:春スキー楽々マシーン オールマウンテン系の板。120-83-110、この手の板は初めて。
この板も軽い。独特のトップ形状で、あまりカッコ7良いとは思わないが このカタチも大事なのだとか・・・。
このEZOは、この日の斜面状況にマッチしていて、何だかとても良かった。
浮力はもとより、特にテールの抜けがよく、絶妙のキレとズレのバランス。
ざくざくシャーベットのボコボコ斜面でも、板を取られることがない、 板のしなりを足下に感じながら、ゆったり滑るのに適している。
ミゾコブはさすがに不得手と思われるが、お椀型のコブは、浮力を利用して フワリフワリと楽に超えられデモ板よりも楽なくらいに感じた。
この板で滑ると、時間が少しユックリ流れはじめるような、そんな板。


一番上へ



ディナスター


一番上へ



ブルーモリス


一番上へ



VIST-SKI

①tre



一番上へ



IDO-ONE


一番上へ



Stockli(ストックリ)


一番上へ




BLOSSOM(ブロッサム)
イタリアのスキー板です


一番上へ



KNEISSL(クナイスル)


一番上へ



MEGA WAVE(メガウェーブ)

①BETA TITANAL
試乗者:Shima 試乗日11月3日 身長:170cm 体重:80kg レベル:正指
試乗場所:シャトレーゼ八ヶ岳 試乗長さ168cm 雪質:しまった人口雪
小回り★☆1.5点 大回り★★☆2.5点 オールラウンド性★★2.0点
カービング★★★3.0点 ずらし★☆1.5点 速度域:高速 中速 低速 
板の印象:履くと驚く価格以上
板は嗜好品の側面と消耗品の側面があります。
ビンディングが付いていて安いメガウェーブ。
各メーカートップモデルの約半額と、
量販店セットスキーやオガサカAZシリーズと同価格帯で、
消耗品として使い倒せる道具なんじゃないかと興味がありました。
乗ってみたら、硬いアイスバーンにも食いつくエッジ、どっしりと競技板の乗り味、キレて走ります。
中級者が手を出すと痛い目をみるほど、本気モード全開な板でした。
カテゴリ的には競技でもデモでもなくオールマウンテンなので当初乗り味に違和感を感じましたが、
ドメスティックブランドのスワローの本気も感じさせられ驚きました。
価格以上の性能を備えていて、嗜好品的な一面も感じました。
チタナールじゃないBETAや女性モデルなど一通り試乗してみたいですね。
たぶんBETAシリーズは反応が素直なサンドイッチ構造で最安値シリーズです。
下手をするとキャップ構造のセットスキーより安い価格で上達が早くなる期待感があります。
ブランドイメージが弱いことは確かですが、
逆にゲレンデで見かけたら選べる力量や判断と決断ができるスキーヤーなんだなぁと思います。
ヨーロッパの高級マイナーブランド使いのスキーヤーよりも人間的な信頼感が増すとまで言ってしまうのは大げさでしょうか…。
ポテンシャルに興味が湧きましたが、ショップでも試乗会でもネット上でも見かけないんですよね。
BETAone買ってみたいけど、どこで買えるんだろう??




一番上へ