ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 作品35 第1集(第2変奏)

 

このヴァリエーションのさらいすぎで腱鞘炎になる人が多いと聞きます。
第一ヴァリエーションよりさらに地獄が待っているので、ここで挫折する人も多いはず・・・

殊に手の小さい人にはつらすぎです(;_;)

しかし、幸いなことにこのヴァリーエーションの左手の6度に作曲者はスラーをつけていません。
低音ということもあり、ややノンレガート気味で芯のある音を出した方が良いのです。
特に刺繍和音に含まれる導音は手の小さい人が2で弾くとふにゃふにゃになります(^^;
むしろ、この刺繍和音がドミナント機能を持っているので、
ここに1の指でしっかりした音を置いた方が音楽的です。

6度上声は1-1-1-1…となりますが、極端にテンポが早いわけではないので
むしろ安定して弾けるはずです。

普通の指で弾ける人は普通に弾いてください(あなたは恵まれています(笑))
 

後半の↓この部分は赤い字で書いたものの方がいいと思うよ☆

 

こういうヴァリエーションの練習は楽しいし快感を伴うけど、
とっても危険なので、さらいすぎて手を痛めないようにくれぐれも気を付けよう!!