Dream Hill --- Hindi Movies
Dil Se
封切:1998年8月21日
評価(5段階):★★★(3.5)
Dil Se
監督: Mani Ratnam
音楽: A.R.Rahman 作詞: Gulzar
出演(太字は主役):
Manisha Koirala
Shah Rukh Khan
Preity Zinta(新人),etc.
プレイバック・シンガー:
Lata Mangeshkar
Udit Narayan
A.R.Rahman, etc.
概略(映画を観る前に読んでも大丈夫な程度の簡単なもの)
All India Radioの取材のためにインド最北部を訪れたシャールク。
そこで彼は国軍と対立するテロリスト集団の一員であるマニーシャと出会う。
マニラトナム定番の社会問題ふりかけ定食だが、そろそろ煮詰まったか。
ラダック地方のロケなんかはたいへんな見どころだし、映像も美しい。
ただ、登場人物の描き方が浅く、物語に説得力がない。
シャールクというクセの強すぎる男優を起用したことも失敗の一因かも。
つまり、今回は「人間描写の巧さ」という唯一の長所さえ発揮されていない。
まあ、ちょっと以前の「狂気を演じるシャールク」ファンの方にはおすすめかも。
マニーシャの美しさには当然ながらあらためて驚かされた。
今回の彼女は自分の役を手抜きせずに(笑)演じていると思う。
ただ映画自体が破綻をきたしているので、彼女の仕事もムダに終わったようだ。
期待が大きかっただけに、たいへん残念な映画だ。
音楽とミュージカル・シーン
音楽とミュージカル・シーンのひどさは、この際はっきり言っておくべきだろう。
まずは何と言っても"Satrangi Re"という曲のミュージカル・シーン。
これは明らかに「Rangeela」「Daud」と共通する下品なムード。
最近の映画では、「Kabhi Na Kabhi」でも映画をぶちこわしにしていたタイプだ。
A.R.Rahmanさんには、映画音楽から手を引いてもらうか、南インドに引きこもってほしい。
本当に下品で、観ていて気分が悪くなる。これだけで95点減点といった感じ。
あと、"Chal Chaiyya Chaiyya"というシャールクが踊る曲。
曲も振り付けもシャールクのキレのある踊りという長所を無視している。もたもた。
"Jiya Jale,Jaan Chale"という曲は、Lata Mangeshkarが歌っている。
A.R.Rahmanの曲を歌ったのは初めてらしいが、やめておけば良かったと思う駄作。
彼女のキャリアにキズがついた、っていう感じさえする。
A.R.Rahmanものは、映画から切り離せばCDだけ聴けるものもある。
が、「Dil Se」については、その点でもダメ。

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