ダンスの雑誌 




「ダンスと音楽」誌

昔、競技ダンスの雑誌と言えばこの雑誌しか無ありませんでした。
昭和24年頃から発行されていたのではないかと思いますが私の持っている一番古い物は昭和48年3月号です。

上の写真は48年10月号 表紙の写真は後の10ダンス世界チャンピォン鳥居弘忠、洋子組。
レアードのラテンやムーアのポプ・ヴァリエイションの解説も毎回有りましたが図と言葉だけではなかなか理解するのは難しかったです。

当時の競技会の選手の名前としては、毛塚兄弟、本田季久、中川勲、坂根由高さんなどが出てきます。北條章宏先生の名前もあります。
アマでは桜本和夫、堀口宏、岩田浩、細井保、堀口三夫、望月洋一、中山憲一、仲野巽さんなど現在でも有名な方がいっぱいます。
外国ではアンソニーハーレー、ロビンショート、リチャードグリーブ、マイケルステリアノスなどが活躍していました。

この雑誌の発行は「ダンスと音楽社」、発行者は藤村浩作氏。
ダンスと音楽社の住所は東京都千代田区三崎町2-20-1
石川第一ビル202号。 JBDF東部総局の前住所と同じです。
当時は日本競技ダンス連盟の事務所がありました。。
20年ほど前にテクニックブックを買うために一度だけ訪ねた事が有ります。狭い事務所の中に入ると、眼鏡をかけた一人の老人がタイプライターを打っていました。 その人が今は亡き日競連会長の藤村浩作さんでした。 たしかラテンのテクニックブックを何冊か購入した記憶が有ります。

いずれにしても、当時私が東京や外国の競技会の情報を得る手段はこの雑誌しかありませんでした。
平成5年頃に廃刊になったらしいです。




「ダンスファン」誌

昭和61年1月の創刊号です。
表紙は中川組、プロでは桜本、天野、篠田、ラテンは奥村、玉置、馬場、玉城選手が、外国ではヒリアー、ラクソルム、ドニー、ストップフォードなどが活躍していました。

この雑誌の発行によりダンスの情報が地方でも得やすくなりました。




「ダンスビュウ」誌

昭和63年8月に創刊され、上のは創刊第2号だと思います。

これらの2誌そして、1995年からのインターネットの普及によりダンスの情報の収集は飛躍的に楽になりました。


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