JDSF多摩中央ブロックダンススポーツ大会
2000.4.29(祝)  立川市泉市民体育館

取り合えず、「Ballroomdance ML」に書いた参加記をUPしておきます。

4月29日、ゴールデンウイークの初日、立川市で行われる
「多摩中央ブロックスポーツダンス大会」へ参加する為に、
6時に自宅を出発しました。

東京地方の大会に出るのは初めてなのでちょっと緊張。
2月の山梨県大会から2ヶ月、ラテン、スタンダード共に
上の級に挑戦する事になったので今回は厳しいだろうな。

4月始めに風邪をひいて2週間ほど練習出来なかったけど、
何とか治ってくれて大会にまにあって良かった。

6年間ほど使っていた古いカーナビを最近新しくして、
今回初めての長距離ドライブ。 バーゲン品の一番安い機種
ですが、それでも古いナビとは比べ物にならないくらい便利
になりました。6年間の技術進歩には目を見張るものがあります。
これから県外の大会に参加する機会が多くなる事を考えると
カーナビは競技選手の必需品かもしれません。 もっとも、
もっと遠距離になれば列車や飛行機になるんだろうな。
ナビの案内してくれる通りに車を走らせて、8時半前には
無事会場の立川市泉市民体育館に到着しました。

まだ開場していないらしく、沢山の人が入り口前で開場を待って
いました。
さすがに都会の大会は参加者が多い。たった20分の受付け時間で
全員の受付けが終わるのだろうかと心配しましたが、係りの人は
手慣れたものですんなり終わりました。

プログラムを見ると最終ゼッケン番号は571番。
ひぇー! 長野県のJDSF大会の3倍、プロ主催の県支局大会の
数倍の参加者だ。
こんなにいて1日で消化出来るのだろうかと心配になりましたが
会場にはフロアーが2面準備されていました。
NHK文化センター杯などTV放映では見た事がありましたが、
なるほどこれで2倍の競技を消化できるのか。

もう一つの初体験はフロアーにひかれた白いアクリル板?
(ビニール板かな)。このためでしょう、ヒールチェックは
ありませんでした。
踊って見ると、見た目よりも踊りにくくはありません。
木の床にはかなわないけれど、滑りも適度にあり、下は木の床
なのだからクッションも適度にあり、Pタイル(リノリューム)の
硬いフロアーよりも遥かに踊りやすかったです。

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前中は2級ラテンに挑戦。 プログラムでは128組エントリー。

1次予選。12組×2フロアー同時進行。
やはり緊張したのか踊るはずのスライディングドアーをすっぽかして
かみさんを慌てさせたが、サンバ4/ルンバ4チェック(審査員5人)
でUP出来ました。
1次予選の結果が出るまでは、今の自分達の踊りがどの程度のものか
不安でしたが、80%のチェックが貰えたことで少し安心しました。

2次予選。
サンバを踊りながら「アレッ、これって裏打ちなんだろうか?」と
不安になる。カウントに自信がもてないと踊りが弱々しくなって
しまいます。ベースの音がはっきり聞き取れないと、他の楽器や
メロディーに惑わされてカウントが不安になることがあります。
練習の時にはそんなことは全然ないのですが、競技会の緊張の中では
度々迷ってしまいます。
サンバ4/ルンバ4、で無事UP。

3次最終予選。
サンバのローリングオブジアームでかみさんが戻って来なくて慌てたが、
毎度の事なので知らん顔してリバースターンに持って行ってごまかす。
Sa4/R4、でUP。 (おー、今回はトップだ)
今回は12組昇級とのことで、無事1級になれました。

準決勝。
ラテンはニーバックが大事とのこと。意識して張り切りすぎたのか、
ルンバの時に足のふくらはぎに「ビキッ」と痛みが走る。
今までダンスで痙攣の来たことはありませんが、用心しよう。
Sa4/R4、で決勝へ。

決勝。
初めて6組になる。やはり決勝は広々して気持ちが良いものです。
ここまで4回踊っているので、体もルーテンも慣れ、のびのび
踊れました。(と、自分では思っているけど、外から見ると
コチコチだったかも知れない(^^;)

表彰式。
1位からの発表でいきなり呼ばれてビックリ!
予選のチェック数は比較的良かったとはいえ、決勝の順位付けは
チェック方式とは別物、と言うのが今までの経験であり、又ラテン
は昔から不得意だったので、今回の結果は意外でした。
でもとても嬉しい。
家内ともども立川市長さんから賞状をいただき、握手していただき
ました。(^^)

過去においてラテンダンスのステップは教わりましたが、
体の動き、使い方、を細かく教わった事がないので、どう踊るのが
正しいのか未だに理解出来ていません。
でも今回の競技会で、自分達の試して来た事が、そんなに見当外れの
ものでは無かったことがわかり少し安心しました。

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この大会は選手控え室は無く、フロアーの回りに1mほどの高さの
つい立(体育館で区切りに良く使うやつです)で仕切を作ってあり、
皆さん思い思いにピクニックシートをひいて着替えをしました。

競技フロアのすぐ横におじさんのパンツ姿があったりで、ちょっと
ビックリですが、競技の進行を見ながら、安心して休んだり着替えたり
出来るので、選手にとってはこの方式はとても助かると思いました。

競技しているフロアから3mほどしか離れていない仕切の外で、
疲れたカップルが枕を並べて寝ている光景には笑ってしまいました。
うーん、流石競技会慣れしている人達は違う(^^)

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さて、午後は1級スタンダードに挑戦。 プログラム上は89組参加。

1次予選。
スタンダードで1フロアー12組はなかなか辛い。
準決勝まではずっとこれなんだからフロアクラフトをもっと練習
しなくちゃ。
W4/F5/Q4、13チェックでUP。(審査員は同じく1面5人)
私達だけではありませんが13チェックは最も良かったので、今回も
ある程度までは行けそうだ。

2次予選。
クイックの様に動きが早くなるとますますフロアクラフトが大変。
無理矢理突進してぶっつかっちゃいけないけど、遠慮しすぎていて
止まってばかりいては自分達のリズムが途切れてしまう。
W5/F4/Q2、クイックが悪かったけどワルツのフルチェックに
助けられてUP出来ました。

3次最終予選。
混み合いにも少し慣れてきたかな。
スタートの位置もなかなか重要だ。本当はどこからでもスタート
出来るように沢山のパターンを持っているのが良いのだろうけど。
W4/F3/Q4、11チェックは最も良かったけれど、だんだん
チェックが厳しくなってきたかな。UP。

準決勝。
ほとんどトラブルも無く、自分としてはまあまあ気持ち良く踊れました。
W2/F2/Q3、7チェック。 UPは8チェックからだった。
うーん残念。決勝を踊れなかった。

昇級の方は8組までとのこと。チェック数の関係でしょうが、私達も
その8組の中に入れてもらえて、幸運にもD級に昇級してしまい
ました。
決勝を踊れなかったのに昇級、というのはちょっと複雑な気持ち
ですが、昇級めざして挑戦して来た沢山の選手がいることを思うと、
D級にしていただけたことを素直に喜びたいと思います。

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今までに経験した事の無い大人数の大会、ビニールのフロアー、
2面同時の競技会、選手係りのいない大会、とさまざまな新しい
経験が出来ました。

帰宅後、お茶を飲みながら...
私「ラテンは良かったんだから祝賀会だよね」
かみさん「モダンは決勝に残れなかったんだから反省会よー」
いやはや厳しい。

残れなかったスタンダード決勝のビデオを見ながら..
「何所が悪かったんだろうね、、飛びぬけて自分達と違うとも思えない
けど」「この組みに負けたと思うと悔しいよね」「いや、やっぱり
動きがのっしのっしだよ」「動きが途切れてるかなぁ」、、やはり
反省会になってしまいました。(^^;

きっとラテンでは、他の組みが「何でこの組みが1位なんだろう」って
言ってるに違い有りません。本人達がそう思ってるんですから。(^^;

スタンダード決勝に残れなかった事は、良い勉強のチャンスになって
いるかも知れません。
その後の練習に結構力が入ってます。(特にかみさんは張り切っている)
ワルツのナチュラルターンやスローのフェザー、スリーステップなど
ベーシックな部分の動きのチェックを繰り返しやってます。
このあたり、面白くなるとハマってしまう様です。

取り合えず5/21(日)に長野県大会がお隣の岡谷市であります。
3週間でD級に挑戦というのですから、無謀を通り越して
笑っちゃいます。
だから反対に気楽なんですけど、かみさんは地元の大会だから
緊張すると言ってます。




いよいよ明日岡谷大会なんですが、今週は田植えをやっていて、
今日も雨の中、田植えの手伝いをしました。
中腰の泥の中を歩き回ったので腿や腕の筋肉が
すごく痛いです。

農作業は、筋トレには良いかもしれませんが
大会の前日というのはちょっと厳しいなぁ。

これから風呂に入って、明日の準備です。
明日に疲れが残らなければ良いけど、
学連の人の様に若く無いからなァ(^^;

取り合えず久々の地元開催の大会なので、
頑張って踊りたいと思います。


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